ブログをブロックする
ブログを報告する
がっつり屋エビスの創業は、平成8年の焼鳥屋です。私が母から後を次いで11年が立ちました。 こんにちは、がっつり屋オーナー高山トモヒロと言います。・調理師免許24年目・創業21年目・経営者として11年・心理カウンセラー取得・9000人以上の人生を変えた。最初は、経営などまったく分らなかったんです。「お客さんのために何ができるのか？」 それだけを考えて、がむしゃらにやってきた。 しかし、 はじめは苦労の連続で、当時は店は閑古鳥が泣いていたんです。そして、何日も暗い店で一人ですごしたときもあった。 すごく心細く、どうしたらよいのかも分らなかった。 いつしか、店に行くのも怖くなっていたんです。 「私のやっていることなんて、何にもならないのかな」今までやってきたことも、すべて無駄だったんじゃないかと思った。もし、そうならいっそ店なんて辞めてしまおうと考えたんです。ある日のことです。お客さんがやってきて「マスター、ありがとうね」って言うんです。 「俺、嫁に嫌われているだと思っていた 」それも突然、別居したいって言ってきた。そして、それっきり何にも話てくれなくなったんだよね。 そんなとき、やけ酒を飲んで毎日酔っぱらった。そんな俺に、マスターはだまって話を聞いてくれた。 そして、一緒に泣いてくれたんだ。 いつも店に迷惑かけて申し訳ない。と思っていたけど、 酒に逃げるしかなかった。 もう、 一年も嫁に無視されている。でも、嫁にあやまりたいなって思った。 今でも嫁が好きだと気がついたんだあ。 「それも、 マスターが俺に付き合ってくれたからだよ。マスターにありがとうって 言いたかったんだあ。」明日、一年ぶりに"嫁が俺とデートしたい"って言ってくれたんだあ。 カレーが食べたいって言ってくれたから、マスター、どこかいいカレー屋さんないかなあ？ 「今日の酒はうまいなあ！」 と言って泣きながら話してくれた。 私は、 悩んでいる人の心を軽くしてあげたかったんです。 そして、仲間（お客さん）が困ってるとき、声をかけてあげたかった。何にもできないけど、一緒に寄り添ってあげたんだよね。さらに、一緒に泣いてあげたかった。それだけなんですよ。 「自分は何にもできない」と思ってたけど、ここの店があることで救われる人がいるんだな。って、 また、お客さんから勇気もらったんです。 人生に悩んだり、また、どう妻に接したら良いのか解らないで苦しんでいる人が居るかもしれない。 会社で仕事に追われている人がいるかもしれない。 人生、どうやって生きたら良いのか解らない人もいるかもしれない。 毎日、情熱を感じて生きたいけど、何をしたら良いの迷ってる人が居るかもしれない。 そんな人が、安心して一休みできる焼鳥屋を作りたかっただけなんです。 ただ，人が好きだっただけなんですよね。 仲間が集まり、お互いがつながりを感じる。それで、 一見さんでも、「おかえり」って言って迎えてくれ。それが、 他人のお客さん同士なのに輪の中に入れてくれる。そんな、家族のような場所を作りたかったんですよね。 ときには、 お客さん同士がはげましあい。勇気づけ、一緒に涙を流してくれる。焼き鳥屋を作っていたんです。って自分の生きる意味に気づかせてくれた。それは、あのお客さんの一言だったんだなって思うんだよね。 飲食店やってて良かったなって感じます。
テーマ： ●平成8年創業！居酒屋に挑戦！
アメンバーになると、アメンバー記事が読めるようになります