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私たちの想い昨年(2013年)12月、ユネスコの無形文化遺産として「和食 日本人の伝統的な食文化」としてその価値が認められました。今回、「和食」は「すし」や「そば」という個別の料理ではなく、日本人の気質に基づいた食習慣や食文化を指します。北海道から沖縄まで多様な地理的条件や、四季の変化によって生まれた食材や調理技術の違い、正月のおせち料理をはじめ年中行事とともに伝承されてきた郷土食を通して、家族の絆が生まれ地域が互いに結ばれる「食の大切さを次の世代に継承していくべきもの」として登録されました。本来、日本の家庭料理は祖母から母、娘へと台所で実践的に継承されてきたのです。これが途絶えることに私は大変危機感を持っています。「食」は生命と直結し、生きるうえで最も大切なものであるという自覚が薄れてきています。いんやん倶楽部の教室に参加される30代~40代のお母さま方はそれにいち早く気づき、ごはんと味噌汁、漬物という基本食に旬を盛り込む主菜と副菜を添える食事、そして、「いただきます」「ごちそうさま」という日本人ならではの食習慣を当たり前とした食卓づくりによって、子どもは落ち着き、家族の健康状態も良好になることを体験的に学んでいます。日本人が伝統的に培ってきた「和食」は、日本人の体や気質をつくり、環境にも負荷がかからない生き方、暮らし方となります。食べることは、生きること。一日の活動を得るだけのものではなく、体と心と生命を育む人間の営みの基本です。日本人が長い歴史の中で体験的に育んできた「和食文化」を誇りとし次世代につなげていけるよういんやん倶楽部も今後とも活動していきたいと思っています。
テーマ: ┣ 養生家庭料理について
テーマ: ┣ 離乳食講座
テーマ: ┣ お魚さばき方講座
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