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幼いころ、内向的で人とコミュニケーションをとるのが苦手で、幼稚園や学校に馴染むことができず、登校拒否を繰り返していた問題児でした。絵を描くのが好きで、描いている時間は本当に「無」になっていました。 今の仕事(バルーン・スケッチ)は、イベントやブライダルで、バルーンを素材にした演出をするのですが、まさに絵の具がバルーンになり、空間を彩っていくというイメージがあります。 26歳の時にこの仕事を立ち上げました。もともと「消極的」な私でしたので、このような展開は、親兄弟が一番驚いています。 早い段階でコンテストで優勝したり、テレビ出演があったりと、急激に表に出るようになり、セミナー講師の依頼が続きました。もともと人づきあいが苦手な私は、この「人の前に立つ」ということが、とてもストレスになりました。それでも、次第に私を支持してくださる方の声を聞くと、役に立ちたいという気持ちが起こり、人に教え、伝えるということは、自分のひとつの使命だと捉えられるようになりました。 その後、「経営者」として「母」として、様々な困難に陥りました。まわりの評価を気にして、いつしか自分を見失っていました。2008年に心臓の病で倒れ、ペースメーカーを植え込みました。家族との時間を犠牲にし、仕事をしてきたこと、これまでの人生は正しかったのだろうかと、自分を責める日々が続きました。 2011年東日本大震災を経験し、自分の精神レベルが低いと、人を助けることができない。ということを痛感しました。当面のイベントはすべてキャンセルとなり、それまで抱えてきた負債だけが残りました。会社は倒産の危機に直面しました。そこにあった「恐怖」は、それまでエゴによって動いてきた私が、すでに本当の自分を疎外していたためだと、後から解りました。 それでも、多くの仲間に助けられ、引き上げてもらいました。余計なことは考えてはいけないと思いつつも、従業員のこれからのことを考え、整理することを頭に置きながら、目の前ことを一生懸命こなしました。先のことが分からないのに、「今できること」を見つけ、そこに集中するスタッフの姿は本当にありがたいものでした。 バルーンを扱っていますので、ボランティアの依頼もあり、バルーンとポンプをもって、押し付けにならないよう、非難をしている小学校や仮設住宅などへ行きました。子供たちはとても元気で、たったひとつのバルーンでも目を輝かせて歓声をあげました。思わずこちらがつられてしまうほどの、大歓声です。あらためて、この仕事をしていてよかったと、心から思いました。 そして、仲間を通じて尊い出会いがあり、本来の自分をとりもどすことができました。日々自分と対話し、本音(心の声)に耳を傾け、しっかりと自分の人生を生きること。一人一人の人生は世間の評価でははかれないもの。本当の自分は、何が起こっても、どうするか、がちゃんとわかっているのだと思います。自然の法則に従って、本当の自分を生きればいい。本来の自分とつながることで、また新たな道をたどることになりました。今、自然の摂理から遠ざかり、とっても疲れている人が多いです。私たちはもともと自然の一部であるから、不自然ではなく自然なことを選べばいい。これまでの経験を伝えることで、多くの人の役に立ちたいと思っています。 周りの評価を気にし、自分の価値を見失っている人がいたら、「大丈夫!」と伝えたい。気が付いた時から人生が変わる。表現することで伝わることを祈り、書いていきます。2013年 岡部賢二認定 マクロビオティックインストラクター 取得2016年 畠山さゆり認定 断食マイスター 取得
テーマ: ボーダーコリー ビビりのスカイ
テーマ: 精神世界・自己実現
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