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昨今の家庭連合の現状は目にあまるものがある。日本教会の献金活動の課題は過去にもあり、食口の経済的困窮も今に始まったことではない。しかし、昔の教会はもっと崇高な精神をもっていた。リーダーたちの課題や公金問題等も以前からあったに違いない。しかし、昨今ほどの体たらくではなかっただろう。正常な組織や団体なら、ある程度の自浄作用があるものだが、この教会ではそうした作用が働かない。なぜなら、信徒が「黙っているから」だろう。長い間、飼い慣らされると、自らの当然の権利を主張することも、組織内の問題を糾弾することさえも、全て「不信仰」だとするブレーキが作動してしまうのだろうか。いわゆる分派問題が生じ始めてきた当時、統一村ブログも随分、賑わいで見えた。初めて信徒がその間、組織内で封じ込まれていた本音を語り始めたからなのかもしれない。「信仰的」な人々がこれらを不毛な議論として敬遠する一方、こうした問題意識が、むしろ家庭連合の正常化を促す切っ掛けになるのではないか、と期待した人々も多かったのではないだろうか。しかし、今やそうした議論さえも下火となり、人々の関心事も薄れたように思える。声を挙げたところで現実は何も変わらない、教会は何も変わらない、という疲弊感ゆえだろう。そうした中で、腐敗を証言する声が出た。下記は、目下、アメリカで起こったきた署名活動である。これは朴普煕氏の息子、ジョナサン・パクが発信した告発文が火種となったものであり、家庭連合(統一教会)に経理問題への説明責任と会計の透明化を要求する声である。http://unbouncepages.com/umaccountability-japanese/朴氏は米国家庭連合の理事の一人で、家庭連合の幹部が、ズブズブの関係の中で、財産を横流ししているという不正を暴露する書簡を公開した。家庭連合側は調査報告を発表したが、それが不十分だったことが、今回の署名運動の引き金となっている。暴露は暴露で終わるが、行動は行動を呼ぶ。腐敗疑惑はこれだけではない。今年の夏には、家庭連合お抱えの弁護士である朴ジンヨン氏が、それこそ家庭連合の中心的責任者であるユン・ヨンホ氏(孝情国際文化財団理事長)を背任罪で告発した。呆れた話だが、これは反対派のでっち上げでも、荒唐無稽な話でもなく、事実である。日本教会での献金活動が社会からバッシングを受け始めたのは「霊感商法問題」が浮上してきた頃からだろう。献金ノルマの達成が難しくなると、借金を奨励するような指導が日本教会全体に蔓延し、教会員のクレジットカードを教会で管理することも珍しくなくなり、借金返済に喘ぐ信徒も増えて行った。その後、清平が献金の受け口になったことから、多くの信徒が現金を持って清平に通うようになったが、お父様の聖和後、その清平にも、表と裏のギャップがあったことが明らかになった。教会運営の中での表の帳簿と裏の帳簿、裏のまた裏の帳簿の存在、様々なリベート・システム(謝礼金・報奨金として一部割り戻しされるシステム)。こうした問題が表沙汰される度、教会ではそれを「左翼やマスコミ、反対派の攻撃によるでっち上げ」として問題を煙に巻き、信徒に対しては、教会があたかも正常に、問題なく運営されているように取り繕ってきた。しかし、多くの信徒たちは、教会の状況が全く分かっていない訳ではない。分かっていながらも黙っていただけだろう。これ以上、教会の犠牲になりたくはないからだ。ここで紹介したサイトは、アメリカで始まった署名活動だが、署名はアメリカ所属の信徒に限られてはいない。家庭連合の信徒であれば、誰でも良いとされている。また、プライバシー保護のため、匿名でも賛同の旨を表明することは可能である。教会では「献金に糸目をつけるな」という指導も行われてきたが、信徒が目を光らせない限り、不正は今後も続くのだろう。「会計を透明化せよ」という話は、まともな組織なら当たり前の話であり、正常な運営を求めることは、信徒の至極、正当な権利であろう。そしてどの国のどの信徒よりも、これに対して、声を挙げる資格をもっているのは日本教会の信徒ではないだろうか。これまで、宣教活動や世界平和のため、といった様々な名目で、日本から海外へと、巨額の資金が流れた。教会の正式口座で送金されたものが全てではない。個々が各自の配当分を、直接、現地に現金で持参して行くケースも度々あったのが事実である。そうしたことに加担しているうちに、目が曇ったのではなかろうか?これは誰かを恨んだり、復讐を呼びかけようとするものではない。そんなことをしたところで、献金が戻ってくる訳でもなければ、気が晴れる訳でもないだろう。だが現状の問題を問題として認識しながらも、黙っていては、そのうち、正常な感覚まで失われてしまうだろう。教会組織にどっぷり浸っているうちに、本来の感覚すら麻痺し、何が間違っているのか、分からなくなってしまうだろう。このサイトでは、諸外国において公けになっている問題を紹介しながら、教会の現状の課題を危惧する信徒の率直な声を集めたい。無論、様々な立場からの声となれば、首尾一貫したものにはなり難いだろう。過去、不正に加担したのなら、それを世の中の前で明らかにしても構わない。少なくとも、統一教会が不正をしても、もみ消すことができると、安易に考えるのを躊躇させるかもしれない。教会内部で改革をしようとする人は消されるか、買収されてきた、と思われる。しかし今は、ネットを通じて多くの人に知らせることが誰にでもできる。各自の小さな物語を繋げた時に、全体も見えてくるかもしれない。献金のために不法行為に協力して、いざ発覚すれば日本統一教会を守るために知らんぷりをされた人たちの、その後をご存知の方もあるだろう。悲惨さのゆえに、語ることもできない。信者の過失として本部は事件を処理してきたが、法廷では、日本統一教会の責任を認める判決が出るようになってきている。それは当然のことで、日本統一教会にいたのであれば、本部が指示、管理していたことは知っている。イエス・キリストは、「あなたがたは、地の塩である。もし塩のききめがなくなったら、何によってその味が取りもどされようか。」と語った。我々は地の塩であり続けるべきである。※投稿したい方は下記まで。匿名での掲載も歓迎!UMAshiennokai@gmail.com
テーマ: ブログ
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