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先ずは川崎巨泉。大阪は堺の生まれ本名は末吉。浮世絵師でありデザイナーであり大正5年からはおもちゃ絵画家として活躍し昭和18年に没。ある奇縁からそれまでに書いた巨泉の文章が、平成22年社会評論社から『和(和みの)おもちゃ絵川崎巨泉』と題して出版となった。 それまで巨泉について纏まったものがなかったので、不十分ながら一応の成果として世に出たことは大変ありがたかった。しかし巨泉の仕事、生涯にわたる事績の調査はまだ最初の一歩でしかない。 例えばおもちゃ絵を描いた人は他にもいますが、巨泉のようにおもちゃ絵にそのおもちゃ(郷土玩具)の故事来歴などの情報を書き添えて出版した人は巨泉以外には見当たりません。また巨泉は徹底した趣味人で”趣味と実益”を生きた人。興味が尽きません。 そして大原孫三郎が作った大原社会問題研究所のこと。孫三郎に興味があるのではなく、そこにあった図書館、その資料、そして所員諸氏のことに大いに興味があります。「大原文庫、大原社会問題研究所を調べる会」というブログも作っています。 さて巨泉、大原社研を中核として興味の尽きない和洋の事物が同心円状に広がっているといった状態です。
テーマ: ブログ
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