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はじめまして。斎藤 隆信(さいとう たかのぶ)です。いけばなをはじめるきっかけはさまざまです。「生活にいろどりを与えてくれるから」「こころに元気をくれるから」「こどもの花育になるから」「日本の伝統文化をまなびたいから」では、いけばなを続けられる理由は何でしょう?答えはいたってシンプルです。「花をいけるのが楽しいから」「いけた作品をみて喜ばれるから」このブログでは、どういけたらよいか、そして、いっそういけばなが楽しくなるための手助けになりますよう自由花のいけ方を中心に3つのポイントをお伝えしています。①いけばなのシンプルな技術②いけばなの「なぜ」の答え③自由に花をいけるたのしさそれぞれを説明していきますと、①いけばなのシンプルな技術このブログでは、自由にいけるときに必要なシンプルな法則をお伝えします。花をいけるならば、上手にいけたい、それは誰もがねがうこと。上手にいけるには、「技術」が必要となります。「技術」といわれると、、、職人技のように、何十年も修練をかさねて会得できるもの、そう思っていらっしゃるかもしれません。でも、いけばなは、自然を観察するなかで、人が生み出したもの。技術もいたってシンプルです。知ってしまえば「なぁんだ、そうだったのか」というあたりまえの内容です。決して、人の目を惹くようなアクロバティックなものではありません。シンプルな技術にもかかわらずいえ、シンプルな技術だからこそ自然とおなじように明るく、力強く、そして細やかで、見る人をいやし、勇気づける力が作品にやどるのです。②いけばなの「なぜ」の答えこのブログでは、いける技術の「なぜ」についてそのヒントをお伝えします。先生が手直ししてくださるなかでいける技術を知ったとしても、自分のものになかなかならない、、、この前も同じことを指摘されたのに忘れてた!そんな経験はありませんか?シンプルな法則を知ったとしても法則にいたった背景である「なぜ」を理解しないと使いこなすのがむずかしいのです。わたしが理系だからでしょうか、上手にいけられたとき、うまくいかず手直しされたとき、手直しの背景にあたる、「なぜ」をいつも考えています。「なぜ、この手直しで作品が良くなるのだろう」「なぜ、この作品はまとまらなかったのだろう」しかし、いけばなは「華道」とも呼ばれるだけあって、以心伝心でもって悟りを得る、つまり、経験の積みかさねのなかで、自分で答えを見いだすことを良しとする雰囲気があります。そうしたなかで、わたしは「なぜ」の答えにたどりつくまで、長い時間がかかりました。。。しかし、答えをみつけるまでの時間は長くても答えがみつかるときは「瞬間」です。それも、先生のおっしゃったほんの一言二言のヒントがきっかけです。いける技術背景のヒントがあれば、答えに速くたどりつくことができ、そして、いけばなの技術も確実に身についていくのです。③自由に花をいけるたのしさこのブログでは、いける楽しさを自由花をつうじてお伝えします。花をいけるときにもっとも大切なのは技術ではなく作品のアイデアです。アイデアのもとはいけたいと思う気持ちです。いけばなを習いはじめると、3年くらいの年月をかけて、ひととおりの基本技術を習得します。自分の思いで花をいけられるようになります。でも、どんな作品をいけたらよいのでしょうか?それは、いけて自分がうれしいと思う作品です。自分がえらんだ花材をイキイキといけられたとき。いけた作品をとおして季節をかんじられたとき。ワクワクするような新しい作品をうみだせたとき。花をとおしてまわりの人に語りかけ、その思いを共有できたとき。その目に見えない思いが目に見えるいけばなに表せる。そのたのしさをお伝えします。
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