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日本のジャーナリスト。作家。評論家。岡山市立内山下小学校、丸の内中学校、県立操山高校を経て慶應義塾大学経済学部に入学。大学卒業後の1969年4月、毎日新聞社に入社。1993年4月に静岡県立大学国際関係学部教授に就任。1995年からは大学院国際関係学研究科教授兼務。2009年3月に定年を迎え退官。2009年、現在は首都圏を拠点に活動を行うジャーナリスト・ノンフィクション作家である。1943年、岡山県岡山市に生まれる。近くに貸本・古本屋「民衆文庫」があり、毎日通って漫画、小説、雑誌などを乱読し、生涯の古本マニアに育った。岡山市立内山下小学校、丸の内中学校、県立操山高校を経て、1963年4月、慶應義塾大学経済学部に入学、野球、ボクシング、ボディビルとスポーツに熱中するも次々に挫折する。著作家を志して1969年(昭和44年)3月卒業後、毎日新聞社に入社。73年(昭和48年)の毎日新聞呉支局時代に八海事件で無期懲役になり出所してきた被告と知り合い、同事件の冤罪の構造を徹底して取材し【サンデー毎日】(1977年9月4日)で【八海事件の全真相】(3回連載)で発表。これをきっかけにして①日本の死刑制度の実態②刑事裁判における冤罪と誤判の構造の解明③明治以来の死刑誤判事件の歴史に迫る、をテーマに冤罪死刑3部作「日本死刑白書」(1982年、三一書房)「冤罪と誤判」(1982年、田畑書店)「誤った死刑」(1984年、三一書房)を発表した。同事件を通して、正木ひろし弁護士の知遇をえて、戦時下の同氏の個人誌「近きより」による言論抵抗やその後も冤罪取り組みの超人的な活動に啓示を受ける。「国家犯罪としての戦争とメディアの関係」に研究の視点を移して、「戦争と新聞1926-1935 兵は凶器なり」(社会思想社、1986年)「戦争と新聞1936-1945 言論死して国ついに亡ぶ」同、1993年)2冊を刊行し、全国紙(朝日・毎日)を中心とした「新聞の戦争責任」を初めて全面的に検証し、立花隆氏から評価された。これは内容を加筆、再取材して2007年(平成19年)に講談社学術文庫から「太平洋戦争と新聞」として刊行される。毎日新聞では大阪本社阪神支局、京都支局を経て、1981年7月 毎日新聞東京本社調査部に勤務。新聞界で最古の歴史を持ち、写真、記事資料を1000万件以上保存する同調査部のデータを一般に提供する新聞界初の「情報サービスセンター」が開設され、その主任となる。新聞界初の歴史写真データべース「MAIHIT」を構築し、同社の大きな収益部門に育て上げた。同情報調査部副部長などを経て1993年4月、 静岡県立大学国際関係学部教授に就任。95年に大学院国際関係学研究科教授兼務。同大ではジャーナリズム、メディア、国際コミュニケーション論を講義。メディア、ジャーナリズムを主として独創的な日本人などの人物論、社会、歴史、戦争、犯罪と幅広く研究。月刊誌「歴史読本」などに「世界が尊敬した日本人」を2005年1月から連載中。超高齢社会の到来によって「センテナリアン」(百歳人)は三万人以上と増える一方だが、「百歳学」の創設をめざして「センテナリアン研究会」を組織、「晩年長寿の達人」(別冊歴史読本、2007年)、「百寿者百語」(海竜社、2008年)などを出版]、研究している。2009年3月末で静岡県立大学国際関係学部教授を退官し、その後、生涯一ジャーナリストにもどり、日本記者クラブ(東京日比谷・プレスセンタービル9階)を拠点にして、国際関係、政治、経済、人物、昭和史まで幅広く、TV、新聞、雑誌、単行本に原稿を執筆。リタイア、定年後の「晩年悠々ライフスタイル」については毎朝の鎌倉材木座海岸での「カヌ―フィッシング」「海の散歩」については自らのブログでも情報発信している。主著単著 * 『日本死刑白書』 三一書房 1982 * 『冤罪と誤判』 田畑書店 1982 * 『誤った死刑』 三一書房 1984 * 『新聞記者』 実務教育出版 1984 * 『日本犯罪図鑑』 東京法経出版 1985 * 『奇人・変人・フツー人』 ライト出版 1986 * 『兵は凶器なり・戦争と新聞』 社会思想社 1986 ※ホームページに転載 * 『昭和超人奇人カタログ』 ライブ出版 1990 * 『サクセス名言明訓集』総合法令出版 1990 * 『死刑』現代書館 1991 * 『言論死して国ついに亡ぶ・戦争と新聞』社会思想社 1993 ※ホームページに転載 * 『ビジネス名言海』 ライブ出版 1994 * 『メディアの戦争責任』樹花舎 1995 * 『ニッポン奇人伝』 社会思想社 1996 * 『メディアコントロールー日本の戦争報道』旬報社 2005 ※ホームページに転載 * 『ニッポン偉人奇行録』 ぶんか社 2006 * 『「写説」占領と単独講和』 ビジネス社 2006 * 『太平洋戦争と新聞』 講談社学術文庫 2007 * 『百寿者百語』 海竜社 2008 * 『超人奇人の現代史』新人物往来社(2009年11月末出版)共著 * 『メディアの犯罪』双柿舎 1995 * 『明治大正昭和事件事典』 東京法経出版 1986 * 『メディア学の現在』 世界思想社 1994 * 『マルチメディア早わかり読本』 PHP研究所 1994 * 『新聞報道検証記者クラブ』 柏書房 1996 * 『メディア学のために』 世界思想社 1999 * 『明治・大正・昭和・平成・事件犯罪大事典』 東京法経学院出版 2001 * 『「図解」ブロードバンドコンテンツビジネス』 PHP研究所 2002 * 『日本帝国の最期』 新人物往来社 2003 * 『東京裁判』新人物往来社 2003 * 『新現代マスコミ論のポイント』 学文社 2004 * 『明治大正昭和天皇の生涯』 新人物往来社 2005 * 『「図解」ユビキタスコンテンツビジネス』 PHP研究所 2006 * 『2・26事件とは何だったのか』 藤原書店 2007 * 『天皇・皇室事件史』 新人物往来社 2009編著 * 『海軍大佐の反戦―水野広徳』 雄山閣 1994 * 『水野広徳著作集(全8巻)』 雄山閣 1995 * 『殺人法廷ケース(全4巻)』 皓星社 1996 * 『阿部定手記』 中公文庫 1998 * 監修「近代犯罪資料叢書全20巻」 大空社 1998 * 監修「近代日本企業家伝全50巻」 大空社 1998 * 『傑作国策標語大全』 大空社 2001 * 『晩年長寿の達人たち』 新人物往来社 2007論文 * 「女性学を切り開いた稀有の高群逸枝夫妻」「国文学」 2009年4月号 * NHKラジオ深夜便「長寿健康について」 2009年1月7日 放送 * 「別冊歴史読本一世界の偉人あの人の最期」 2008年12月号<このうち「周恩来」「毛沢東」の2人の最期を執筆> * 「徳富蘇峰の戦争日記」「静岡新聞」 2008年9月25日夕刊 * 「裁かれなかったA級戦犯たち」「別冊歴史読本・東京裁判は何を裁いたか」 2008年5月 * 「女性学誕生・高群逸枝」「歴史読本」 2008年4月号 * NHK[その歴史が動いた]「軍服を脱いだジャーナリスト・水野広徳」に出演、解説 2008年2月27日 * 「世界大競争時代の暢気なメディア』「ジャーナリズム研究」 2007年春号、No200、東京社 * 『事典にのらない・日本史有名人家族の情景』『別冊歴史読本』 2007年4月 62号<このうち「高橋是清」「鈴木貫太郎」「西園寺公望」「藤田嗣治」を執筆> * 『日本の戦争』『別冊歴史読本』No50、2006年12月刊、新人物往来社(173P)<このうち第5章謀略の満州事変84-97Pを分担執筆> * 『事典にのらない・日本史有名人の結婚事情』『別冊歴史読本』40号、2006年7月 <このうち板垣退助、高橋是清、西園寺公望を執筆> * 『憲法第9条と昭和天皇』『別冊歴史読本』No37、2006年5月刊、新人物往来社、(166P)<このうち『憲法改正とその舞台裏』93-123Pを分担執筆> * 『満州建国とメディア』歴史群像シリーズ84号「満州帝国」2006年4月刊、学習研究社 * 『事典にのらない・日本史有名人の苦節時代』『別冊歴史読本』2006年1月 27号<このうち「藤田嗣治」「野口英世」「豊田佐吉」「横山大観」を分担執筆> * 『事典にのらない・日本史有名人の子ども』『別冊歴史読本』 2004年7月 88号<このうち「山本五十六」「西園寺公望」「吉田茂」「近衛文麿」を執筆> * 『日本史を変えた大事件前夜・そのあと歴史が動いた』『別冊歴史読本』No84、2004年5月刊(175P) <このうち「組閣前夜の東条内閣」140-143Pを執筆> * 『事典にのらない・日本史有名人の晩年と死』『別冊歴史読本』2004年2月 74号<このうち『児島惟謙』『若山牧水』『杉浦千畝』『吉田茂』『横山大観』を執筆> * 『事典にのせない・日本史有名人の父たち』『別冊歴史読本」2003年7月 51号<このうち「福島種臣」「林董」「鈴木貫太郎」「石原莞爾」「南方熊楠」を執筆> * 『事典にのせない・日本史有名人の兄弟』『別冊歴史読本」2002年7月 15号<このうち「西園寺公望」「鈴木貫太郎」「南方熊楠」を執筆> * 『有事法制とジャーナリズム(下)』 『マスコミ市民』407号、2002年12月号 * 『有事法制とジャーナリズム(上)』 『マスコミ市民』405号、2002年10月号 * 『世界の魔性ヒロイン』 『別冊歴史読本』第85号、2001年9月号(240P)<このうち『阿部定』『比嘉和子』を10Pを分担執筆> * 『IT革命で社会の仕組みはどう変わるか』 『季刊桜門春秋』 2001年冬号 * 『事典にのらない・日本史有名人の晩年』『別冊歴史読本』 2001年8月 82号<このうち『西園寺公望』『尾崎行雄』『宇垣一成』『鈴木貫太郎』『木戸幸一』を執筆> * 『戦後ジャーナリズムの検証(上)戦争責任と占領軍のメディア統制』『マスコミ市民』 1999年8月号 * 『戦後ジャーナリズムの検証(下)下山事件、レッドパージ』『マスコミ市民』 1999年9月号 * 『明治の奇人・幇間 松廼家露八』『歴史と旅』 1997年2月号 * 『太平洋戦争下の新聞メディア』(5-19P)「マス・コミュニケーション研究」66号 2005年 日本マス・コミュニケーション学会発行 * 『明治政府はなぜ華族制度をつくったか』『歴史読本』2005年5月号 * 『正木ひろしの戦時下の言論抵抗』『国際関係・比較文化研究第3巻第1号』 静岡県立大学国際関係学部発行、2004年9月刊 * 『グローバルメディアとしてのアラブ衛星放送の影響』『国際関係・比較文化研究第2巻第2号』 静岡県立大学国際関係学部発行、2004年3月刊 *『イラク戦争報道・中東衛星メディアの戦場から』『総合ジャーナリズム研究』No187 2004年冬号 * 『ハリウッドに君臨した俳優・早川雪洲』『東京新聞文化面』2004年3月1日夕刊 * 『イラク戦争とジャーナリズム』『放送レポート』No186、2004年1月号 * 『戦争報道にみる日本メディアの特異性』『総合ジャーナリズム研究』No185、2004年冬号 * 『イラク・メディア戦争最前線』 月刊『潮』2003年12月号 * 『ジャーナリストとしての正木ひろし』『国際関係・比較文化研究第1巻第2号』 静岡県立大学国際関係学部発行、2003年3月刊 * 『モンゴルのメディア最新事情』『総合ジャーナリズム研究』No179、2002年夏号 * 『民主化後のモンゴルメディアの変容』(『国際関係学双書19』静岡県立大学国際関係学部発行、2002年3月刊 * 『ベトナムのマスメディアの最新事情』『総合ジャーナリズム研究』No175 2001年冬号 * 「『ドイモイ』以後のベトナムメディアの変容」『静岡県立大学国際関係学部研究紀要』(第13号)静岡県立大学国際関係学部発行、2001年3月刊 * 『市民のために働きすぎて目が見えなくなった全盲の代議士・高木正午』『月刊歴史街道』1999年5月号 * 『香港返還1年・香港メディアはどうなったか』『マスコミ市民』1998年9月号 * 『破天荒な策士杉山茂丸の黒子人生』『歴史と旅』1998年5月号 * 『フイランソロフイの先駆者・本山彦-』『エコノミスト』1998年2月13日号 * 『満州国建設の夢・石原莞爾』『歴史読本』1998年2月号 * 『マルチメディア新時代』(20回連載)『月刊IM』第33巻4号(1994年4月号)-第34号12号(1995年12月号)
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