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【プロフィール】アメリカのミシガン大学院に留学していました。受験英語しか勉強していなかったために日常生活、大学での授業(討論形式が多い)などで、大変な思いをしました。今から思えば、最初の3ヶ月、いや半年はつらい毎日で自分がなんでこんなに英語ができないのか悲しくなり、くやし泣きしていました日本ではある程度できたはずの英語、しかし、アメリカ社会の中で使われている英語は、日本で学んだそれとは大きく違っていました受験英語、それは、日本人が理解しやすい英語、日本人英語教師が教えやすい英語であり、アメリカ社会の実際の英語、生活の中で必要となる英語、生きた英語との間には、大きなギャップがあります。そんなことは当たり前なのですが、実際に体験するとそれはやはり大変なことです。それを象徴しているのが、留学した最初の夏、通った英語学校の校長先生が、留学生に修了証を手渡した後にしてくれた話だと、今さらながらに思い返します。それはこんな話です。あるところに、評判の水泳学校があった。教師のレベルは高く、教え方がうまかった。生徒も非常に熱心で、毎日、昼夜をおしんで勉強した。クロールの手の動かし方、ばた足のしかたからはじまり、平泳ぎ、背泳、バタフライと順に、初歩的な基礎にはじまり、あらゆるテクニックを事細かに勉強し、みなそれを理解したそしていよいよ卒業のときがきて、みなでプールに入って実際に泳ぐことになった。生徒もみな期待に胸をときめかせ、教師もあたたかく見守った。ところが、実際にプールに飛び込んで泳げたものは一人もなく、みなおぼれてしまった。というわけで、このお話のとおり、わたしもおぼれて、毎日泣きながら、実際に耳で聞いた英会話のフレーズや英単語のカードをつくったのです。そのときのカードや最近読んでいる小説、仕事がら外国人と接して覚える表現など、このブログに書いてみようと思いましたみなさまのお役に立てるのか、わたしが単に英語ができないのか、わかりませんが、これから留学されようとする方、あるいは留学希望の方、ご興味のある方、読んでいただければと思います。
テーマ: ブログ
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