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実は私は、20年間飲食業とは縁もゆかりもない医療関係の会社で働いていました。ですから16年前の私は、飲食業界の事は全く知りません。ましてや店舗経営も全くの素人です。なんで飲食店をやるようになったのかは又いずれお話ししたいと思います。お店開店当初は、当然訳の分からないことだらけでした。2001年4月1日の開店から11月30日まで、朝7時に起きて、夜の12時、1時まで休みなしで働きました。毎日朝、家を出て、その日使う野菜などの買い物、開店の準備。ランチが終われば掃除をして、お店に必要な買い物。ある時期には、アイドルタイムにティータイムを設けてお店を開けていました。それからディナーの準備。ディナーが終われば掃除をして、ポスティングチラシを作って夜中にポスティング。1時に家に帰り風呂、食事をしてそのまま就寝。慣れない仕事の為に背中や腰や体中が痛くて、朝晩2階の寝室への階段の昇り降りがきつかった事を覚えています。そんなに頑張っていたのにお客様が伸びず、毎月の赤字が70万円。12月には資金が底を着きました。これではいけないと借金をして、セミナーや教材を買いあさり、勉強しました。それでも訳が解らず、毎日毎日、先が見えない苦しい状態で、この状態が永遠に続いて行くかのようでした。自分の力のなさに絶望していたのだと思います。どうしたら良いのか訳が解らず、暗闇の中をさまよっている様でした。この状態から逃げ出したい気持ちでいっぱいでした。借金を重ねそんな状態が2年も続いたのです。3年目、お金がない中で、無理をしてお店の前に看板を出しました。店舗のところには、看板があったのですが、通り沿いには出していませんでした。この看板が良かったのか、徐々に認知されお客様がついて行きました。それまでの2年間のがんばりも当然あっての事だと思います。3年目にして初めて少しだけ黒字になりました。4年目の2004年には、安定した売り上げが上げられるようになり、精神的にも余裕が生まれ、8月に3日間の夏休みをとり妻と初めて温泉旅行に行きました。その後も順調に売上が上がり、2006年12月には2件目を出す事が出来ました。2009年の8月には3件目を出店する事が出来ました。しかし、自分がいない店舗の売上が思う様に伸びなくなり、結局元の店舗を残して2件とも各々5年間営業をして閉店という憂き結果となってしまいました。良い時と悪い時の経験をした今だからこそ、あなたにお伝え出来る事があります。それをノウハウとしてまとめました。そのノウハウの元となるものは、今までも至る所で言われている事です。只その事を自分の店舗に置き換えられないだけなのです。今やるべき事が解らない。それは今やる事ではないでしょ。といった事を誰も言ってくれない。くれないどころか、それをやれと言ってくるコンサルタントすらいます。やる事が一杯ありますが、あるように見えて、やる事はたった3つの事だけなのです。この事が解かると今やる事、これからやる事が明確になり安心して売上があげられます。そんな事をお伝えして行きたいと思います。
テーマ: 店舗経営の設計図
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