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自分の原点を辿ると、いきつくのは、「来日」です。10歳のとき親の再婚をきっかけに生まれ育った上海から日本に渡りました。突然訪れた環境の変化に戸惑いました。伝えたいことを言葉にできない無力感文化の違いで心から通じ合えない煩わしさ「言葉の壁」と「文化の壁」を前にして、大きな挫折を味わいました。その経験が強烈な想いに繋がったと思います。その想いとは、「言葉と文化の壁を無くしたい!」という想いです。それから環境に溶け込もうと一生懸命努力を続けました。バカをやって周りを笑わせてみたりやったことのなかった野球を始めたりみそ汁やお刺身に挑戦をしたりとにかく友達とコミュニケーションを取り続け、文化を受け入れるようにしているうちにいつの間にか「言葉と文化の壁」を取っ払うことができました。それは言葉が違うからだとか、文化が違うからだとか、といった表面的なことだけじゃなく、「コミュニケーションの本質」原理原則を学べたからなんです。そのコミュニケーションの本質を一言で表すと、「オープンになること。」相手に対してオープンになる。異文化に対してオープンになる。新しい価値観に対してオープンになる。国籍が違っても、文化が違っても、コミュニケーションの本質は不変なものです。たとえ、外国人とコミュニケーションする場合でも、相手は''外国人''である前にみんな''人''です。まず自分がオープンになり、相手を理解したうえで受け入れなければ、どんな相手だろうと、どんなに口先がうまかろうと、そこから真のコミュニケーションは生まることはない。それに気づいてから人生が飛躍し始めました。コミュニケーションの本質を掴めたことで、人間関係がおもしろいようにうまく行くようになりました。それから洋楽や映画の虜になったのをきっかけに、英語もあっという間に身に付きました。「この能力をフルに活かせたい!」と考えた結果、商社に就職をしました。しかし、働き始めてすぐに何かが違うと気がつきました。「この力は自分のためじゃなく、世の中のため広めるべきだ。」という使命感に駆られ、8ヶ月で努めていた商社をやめ、LanCul(ランカル)を立ち上げました。通いやすくて楽しい「英会話バー」のスタイルなら負担なく自然にコミュニケーションの本質が身につくと信じています。そして、これは僕個人の目標であり、LanCulの理念でもあります。「語学と文化を通して、人々の心を豊かで多様性あふれるものにするために。」http://www.lancul.com/
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