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私は現在70歳。昔から歳をとることに憧れを抱いていました(!?)歳を取るのが楽しみだなんて、変態?それとも負け惜しみ?どちらにしろ、ドラえもんにお願いでもしない限り、誰も昔には戻れないわけです。だから、エイジングを楽しむ方がいいと思いませんか?どうすればエイジングを楽しむことができるのか?それは、身体のケアをしているか、いないか、だと私は考えています。ふだんから自分で自分の身体のお手入れをしていると、いつも調子がいい。たまに調子を崩すことがあっても、自分の力で元に戻すことができるのです。自然治癒力が高くなるのももちろんですが、元に戻す方法がわかるのです。そうすると、怖くない。不安がない。誰がなんと言おうと、まわりが大騒ぎしようと、無駄にジタバタすることがない。だからいつも上機嫌でいられるのです。いつも上機嫌でいられる人は、まわりに人が集まってきます。誰だって不機嫌な人、いつ切れるかわからない人のそばには行きたくないですよね。そうして私は自分でできる身体のケアの方法を指導するプロフェッショナルになりました。どういう道をたどってここまできたのか、ご興味のある方は読んでみてくださいませ。★『優等生だった小中学生期』小さい頃はまるっきりインドア派。親に反抗して外に出たがることもなく、家にいて読書をしたり絵をかいたり、手芸をしたりして満足しているちょっと引っ込み思案で痩せっぽちのおとなしい小さい女の子でした。優等生でいるとまわりが評価してくれるので、それを自分の姿だと勝手に思い込んでいたようです。あまり必死で勉強しなくても中学校の成績は常にトップクラスだったので、自然な流れで進学校に入学し、そこで初めて上には上がいる、と頭を打って挫折します。それまでは常に上から下を見ていた者が、今度は打って変わって下から上を見上げるようになります。その気持ちよさ、鎧を脱ぎ捨てた軽さ、優等生ではない本当の自分に気がついた時の喜び。その頃から一気に私の人生は180度変化したようです。★『結婚そして出産』大学卒業後、腰掛け就職してから24歳で大恋愛の末、結婚。子ども3人を出産。(それが当たり前の時代でした)若い頃は特に苦労もせずにスリムなボディラインを維持していたのにも関わらず、出産後はすっかりガタガタになってしまいました。自分の身体にすっかり自信をなくして絶望感でいっぱい。でも子ども3人抱えてジムやエステなど到底行けない(その頃は既にシングルマザーだった)お金も時間もないその頃に自分の身体を変えるために考えた方法が、今指導している「ソネワークス」の原型なのです。何かを始めるのに、自分のスキルと経験を積んでからでないと受け入れてはもらえない、というのは言い訳に過ぎないと思います。スキルと経験を積む時間とお金はその頃の私にはまったくなかった。あるのは、向上心、探究心、好奇心、心、実際にお見せできないものばかり。しかしやればできるものです。まったく悲しいほど何もない状態から自分の小さいサロンを持つことができたのです。まだその頃は「女性が経営している女性のためのサロン」というのは他になく、評判が評判を呼んで3ヶ月先まで予約が取れないサロンとして口コミだけで大繁盛しました。シングルマザーとして家族を養うために稼がないといけなかったので、それはとてもありがたかったのです。お客様のおかげです。★『実家倒産で絶体絶命の危機到来』仕事の方は至極順調に進んでいた矢先、ちょうどバブル崩壊の影響で実家の会社が倒産。そのあおりで自宅も仕事場も全て失うという絶体絶命の危機に陥ってしまいました。実家の会社の甘い汁に頼っていたこともあって私にとっては大打撃でしたが、反面これで自分一人の力が発揮できる場がやっと訪れた、とものすごく嬉しかった記憶があります。これで思いっきり自分の実力を発揮できるのだと。その辺りからですね、本当に仕事に真剣に取り組むようになったのは。そして仕事の方向も変えていって念願の「スタジオ」をオープンできることになったのです。★『スタジオ オープン』ストレッチを専門に指導するスタジオというのが果たして世間に認めてもらえるのか、本当にドキドキしながら 2011年1月 新大阪のスタジオをオープンさせることができました。ストレッチの指導の日々を送りながら、数年前のある日に孫とチャンバラごっこをしていて「この棒がストレッチに使えるでは」とひらめき、考え出したのが「ポールストレッチ」。「ポール(棒)」をストレッチに補助的に使うことで、可動域が飛躍的にアップすることに気づいたのです。堺の鉄工所に頼み込んで、長さ、太さ、重さなどにもこだわり、何度も試行錯誤を重ね、職人さんに作ってもらったのが『クイーンズポール』です。★『ガン闘病』クイーンズポールのレッスンも定着し、そろそろ外部にも働きかけて集客をしようと思っていた矢先、それまで風邪ひとつ引いたことのない私が珍しく体の不調を感じて検査をしたところ「子宮頸がん」が発覚。発見した時はすでにステージⅢbという末期の一歩手前でした。そこで挑んだ、想像以上に過酷な放射線治療。さらに、それ以上に大変だった抗がん剤の副作用。気力が沸かず、食欲もなく、ただただベッドに横たわって過ごすだけの日々に心が折れそうになり「もうこのまま普通の生活に復帰できないのでは」と思ったものです。そんな辛い過酷な経験も、今となっては、私を成長させてくれる糧になったと思えます。身体の不調や病気に悩む人の気持ちを以前より理解できるようにもなりました。退院後、体力を戻す為に実践したのもストレッチでした。そしてソネジュンコは復活します!★『メディア出演』2015年春、このブログで私のことを知った方から是非雑誌に紹介したい、という連絡をいただきました。それがライターの堀容優子氏。そして雑誌「ゆほびか」に掲載していただいたのを皮切りにたくさんのメディアから注目していただいて一気に注目度がアップ。テレビ出演に引き続き、本も2冊出版させていただきました。2016年2月 美しく痩せる「ポールストレッチ」マキノ出版発行2019年5月 ゆるボールダイエット 池田書店発行順風満帆、新大阪のスタジオも10周年を無事に迎えることができるかと思っていた矢先、またまた試練が訪れます。普通に進ませてくれないのかと恨みたくなります。★2020年スタジオ移転突然降って湧いたようなコロナ禍、4月初めからスタジオを休業して様子を見ていましたが、おさまる気配どころかどんどん広がっていく状況に、しばらくは大人数を集めてのレッスンはできない、と判断、すぐさまスタジオの移転を決意したのです。6月には新スタジオも決まり、その間に「オンラインレッスン 」のシステムを整え、スタジオ ソネの新しい形ができあがりました。★ミセスグローバルアース 準々グランプリ受賞ご縁があって、参加した『ミセスグローバルアース ジャパン』の記念すべき第1回60歳以上のパール部門にエントリー。準々グランプリを受賞し、東京大会にも参加してきました。非日常で得難い経験を積ませていただきました。その経験を活かし、2021年ミセスグローバルアース ビューティーキャンプの講師を努めさせていただくことになりました。離婚、倒産、病気を乗り越えて復活、一日一日を楽しく生きる自分を取り戻すことができて、『ソネワークス』を広く世の中のたくさんの悩める女性に伝えていけたらと願っています。何歳からでもカラダは自分で変えることができるのです!最後までお読みいただいて感謝します!ありがとうございました。
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