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■過去に「深夜特急」に乗って世界を歩いてきた著者の、行政書士開業から押しも押されぬ士業屋となるまでの新たな旅の序章。!! ※沢木耕太郎の「深夜特急」風で 長年、資格業は儲からないという固定観念と、職を転々としながら司法書士の受験勉強をしていたせいもあって、なかなか開業まで踏ん切りがつきませんでした。 '08の資格試験に敗れた後、将来の方向性を決めかねていたところを、「資格業で開業しても、業として資格のみに限定した仕事をする必要性は全くない」というあるマーケッターの考えに出会うことができ、昔取った杵柄である行政書士での開業を決意しました。 資格で起業すると決意してから、足掛け6年間続けた司法書士受験を断念し、書棚にあった受験本を片っ端からAmazonとヤフオクで売却処分し、平日の仕事の他に、土・日のアルバイトと日本生活金融公庫からの創業融資で約200万円の現金を作ってから、過去のしがらみのすべてを放擲して開業しました。 2009年4月に開業登録して、丸3年が経とうとしています。 ホームページの活用と、お客様のおかげで何とか今までの数々の難局を乗り切ってくることが出来ました。 開業当初は、専門業務以外はやらない方針で、せっかく入ってきた業務依頼も人にふったりなどしていたのですが、それだと生活と経営が危機に瀕してしまうこともあったので、途中で入ってきた業務は基本何でもお受けするというスタイルに方向転換を余儀なくされました。 ジャッキー=チェンの映画の台詞に「中国人は動くものであれば何でも食べる」というのがありますが、行政書士の場合も「他の法令で制限されている業務以外」は何でもやっていかないと、地域にもよりますが、生き残りは厳しいかと思います。 戦略的にはアナログでは既存のお客さまからの恵みのご紹介で、ネットでは専門サイトを量産して、マーケティングを仕掛けるといった感じで今のところそこそこうまくいっています。 今後の方針としては、法人化、誰かとの業務提携も視野に入れていきますが、当面の間は、典型的なO型人間なので、No hurry,No worryで自由気ままに一人でいきます。2015年くらいの未来の自分から、現在の自分に向かって、「ワレセイコウセリ」とレターを送りたいと思います。オチはどうなるのか分かっているので、予定調和かもしれませんね
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