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元社交ダンス教師。音楽(全分野)、社交ダンス、マジック(収集家)、抒情詩、園芸全般(専門分野は土壌・堆肥です)等について、徒然のままに書いてみます。好きな詩人は立原道造さん、中原中也さん、八木重吉さん、室生犀星さんなどです。(富山県黒部市生地を生涯本籍地にされていた田中冬二さんを忘れていました)八木重吉さんの詩をいくつか「桜」綺麗な桜の花をみているとそのひとすじの気持ちにうたれる「花がふってくると思う」花がふってくると思う花がふってくるとおもうこの てのひらにうけとろうとおもう「涙」つまらないからあかるい陽のなかにたってなみだをながしていた「母の瞳」ゆうぐれ瞳をひらけばふるさとの母うえもまたとおくみひとみをひらきたまいてかわゆきものよといいたもうここちするなり鈴木三重吉さんの短編小説「千鳥」は、淡雪のような慕情(思慕の情)を綴っていて、シュトルム(ドイツ)さんの「みずうみ」を超える抒情作品のように思っています。多分、外国の人には理解し難い日本人独特の感性で描かれているので、比較するには無理があるかもしれません。その「千鳥」の僅か二日間の繊細な思慕の想いが何時までも心に残ります。「この袂(たもと)の中に、十七八の藤さんと二十ばかりの自分とが、いつまでも老いずに封じてあるのだと思う。藤さんは現在どこでどうしていてもかまわぬ。自分の藤さんは袂の中の藤さんである。藤さんはいつでもありありとこの中に見ることができる。千鳥千鳥とよくいうのは、その紋羽二重の紋柄である。」好きな漢字は蒼穹(そうきゅう=空)。幼くして亡くなった弟が待っている遥かなる遠い所です。弟は待ちくたびれているよと言っている気がする。命の限りあるまでですが、アメブロで音楽とダンス・バレエの動画を投稿している私を、あなたの友達の一人に加えて頂ければとても光栄です。
テーマ: ブログ
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