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【略歴】ケガなどの不調とは無縁でない臨床家です。そして勝てる試合に勝てなかった経験も数多く体験しています。なぜ勝てなかったのでしょうか?それは稽古を重ね技量を向上させるのと勝つ気力や自信がつくというのは全く別な存在だからなのです。 治療にも同じことが言えます。重ねて治療しても治らない場合があります。それらを独自の観点から鍼灸をはじめオーラソーマを用いた心理的な検証をはじめ様々な治療法を用い、早期の改善を目指し、常にそのことを考えて施術しております。 長年臨床を重ねて感じたのは、同じ症状で同じ治療をしても結果がまるで違うケースが多く見られる事です。これらはミスマッチ現象(ストレス)にあると考えます。 これは私の独自の提唱なのですが、このミスマッチ現象 (ストレス)による症状の悪化はいくつかあります。 1.曙好によるもの 2.相性や方向性によるもの 3.思考・思想・信条によるもの 4.信仰・宗教観によるもの 5.人種によるもの 下になるほど、これらのミスマッチ(ストレス)は顕著になり、難しくなると思います。例えば、日本人が海外旅行などで異国の風物を体験しても帰国時には必ず『日本食が食べたい』と感じるはずです。 それは日本にあるアイデンティティー(identity)=広義には、「同一性」「個性」「国・民族・組織などある特定集団への帰属意識」を取り戻そうとする本能からです。 私はそれらから遠ざかる事が精神や肉体の構造的に病気になる根源であると考えられ、それに対する『気づき』が重要であると思っております。この吉祥寺を診察しても、古くは『井の頭弁財天』を創建した源氏の祖である源経基公はじめ、 源頼朝や新田義貞が戦勝祈願をした地でもあり、江戸時代では長く徳川幕府の「御鷹場」でもあったように歴史的には異国の風情とは一線画した地域であった事がわかります。 現在の吉祥寺は国際色豊かなイメージですが、それはほんの60数年前の敗戦による連合軍の占領政策によって強引に据えられた異文化です。いわば日本固有の風土とは異質なものを強引に受け入れた結果です。 近年、その従来の価値観・歴史観が見直されている昨今、健康面でも同じ様に安全性の面から同じようなことが言えるのではないでしょうか。よく巷で見かけるのですが、海外の優れた学問のアピールされた治療法がありますが、 それらは本当に日本人による日本人の為のマッチングした確かな手法であるのかは私は非常に疑問を感じています。 歴史的に我々の業界の鍼灸ですら、中国とは異なった手法で日本の風土に合ったアレンジを施されているのが実情であります。 当院の清和の文字はそんな日本本来にあったベストな真なるマッチングを取り戻そうとする思いもあり、この地域の皆さんに、よりマッチングな『気づき』を健康面よりご提案したいと日々心より願っております。
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