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ピアノ教室開業・運営特化ブログ：marble
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ピアノの先生のための長く愛される教室運営
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2023年01月20日 20時00分
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震災から10年。
テーマ： 東日本大震災のこと
2021年03月11日 16時03分
33
自分の教室を開く道を選んだ人生
*+:｡ やっぱりあきらめられなかったピアノを教えるということ ｡:+*
音楽の道へ進まずに普通大学へ進学した私は、
4年のうちに
「やっぱりピアノを教えたい」
という思いが湧き上がり、就職をせずに
ピアノ講師を目指しました。
周りからは当然、反対されました。
「ボーナスもないんだよ」
「社会保障もなんにもないよ」
「生徒が集まらなかったらどうするの？」
「せっかく４年制大学出たのにもったいない」
と、もっともな助言でしたが、当時の私は
「できる！」
という強い意志で、それらの反対を突っぱねます。
*+:｡ それは生徒さん１人から始まった ｡:+*
大学を卒業後、アルバイトをしながら、生徒募集の
チラシを作って配るも、反応はなし。
現実の厳しさを感じつつも、モチベーションは
まったく落ちずに生徒募集の方法を模索していました。
当時知り合った楽器店の人からの紹介で出会った
出張の生徒さんたった一人へのレッスンが
私のピアノ講師人生のスタートでした。
*+:｡ 子供が少ない地域でも自宅教室を開くことを決意 ｡:+*
一年後、自宅で教室を開こうと決意。
ただ私の教室は、子供が少ない田園風景の広がる田舎町。
マーケティング的には「集客を見込めない」地域であり、
楽器店の人もさじを投げるほどでした。
同じ頃、指導者のためのセミナーにもけっこう参加していて、
セミナー後に先生仲間はレッスンがあるから～と帰る姿に、
心底うらやましいなーと思っていました＾＾；
私は奮起し、前回の失敗から、他の教室は作らないだろうチラシを
自分で手作りすることにしました。
*+:｡ 勇気のポスティング、チラシの手渡し ｡:+*
できたチラシを近所にポスティングし、小学校の入学式でも
（許可済み）手渡しで配布しました。
このポスティングと手渡し作業は正直、勇気がいるものでした。
指導する先生自身（私）が、にこにこ笑顔で、大きな声で
みずからの教室の宣伝をすることの大変さ、
そして、生徒一人来てくださることの重みを肌で感じる
経験となり、私の原点となりました。
「若い時にこのくらいやれなければ、この先も私は何もできない」
と自分を奮い立たせました。
その後１ヶ月以内に、４名の新入会がありました。
自分の働きかけで初めて生徒さんを迎えることができた
瞬間でした。
配ったチラシは、ポスティングを含めて４０部だけです。
*+:｡ 教室が形になって、運営の難しさに直面 ｡:+*
それから自宅レッスンも、出張レッスンも生徒さんたちからの口コミで
少しずつですが生徒が増えてきて、教室が軌道に乗り始めてきたので
アルバイトもやめました。ここまで４、５年かかりました。
生徒数が増えていくにつれて、問題も浮き上がってきました。
それは、私が教室のガイドラインを作っていなかったため、
自分の教室運営の制御ができていないと感じるようになりました。
誰にも相談できずに、ひとり悩みに悩んで、出した答えが
教室運営のシステムでした。
それらはすべて、生徒さんが教えてくれたものなのです。
*+:｡ ピアノの教室の運営は長く続けられること｡:+*
私は充実した日々を過ごすことができた反面、レッスンを
こなすだけで1日が終わり、運営の悩みもなくなるわけではなく、
精神的に疲弊もしていました。
生徒が数多く持つということは、それだけ責任も伴います。
先生の体は一つ。代わりもいません。
私にとっては、たくさん生徒が集まる喜びよりも、お預かりして
育てる責任の方がずっと重いです。
生徒さんへの質の高いレッスンをいつでも提供できる
心のゆとりを持つことは、長く教室運営を続けていくために
とても大切にしている点です。
女性の先生は特に、結婚、出産、または介護の問題など
ライフイベントが変化していきます。
その中で、生徒さんに迷惑をかけずに一定のレベルのレッスンを
提供し続けられる運営が大事だと思っています。
今の私は、生徒募集は控えて自然な流れにまかせています。
（それでも毎年、新入会があります＾＾）
演奏会や勉強会に行く時間、オリジナルの教材を作る時間、
生徒さんのためにレッスン以外で費やせる時間が持てる
ことにとても満足しています。
ピアノ教室を開くことも、生徒募集も、運営もすべて
一人の力でできます。
私がその経験者です。
みなさまのお役に立てれば幸いです＾＾
⇨こちらでおまちしております^^♪
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