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2016年までは学習塾の講師を長年やってましたが、心機一転、キャリアコンサルタントの資格を生かすべく、就労支援の仕事に転職しました。今の仕事は塾講師よりもやりがいがあると感じていて、半ばミッションのような仕事だと思っています。かつて、摂食障害や不登校で引きこもりになった子どもたちに出会ったことがありました。そんな子ども達と関わっていて思ったことは、「学業年齢のうちはいいけれど、やがてこの子たちが就労する年代になってきたとき、この子たちはどんな生き方を選ぶのだろう?そんな時期のこの子たちを支援できるような仕事がしてみたい」ということです。そんな思いを長く持っていたことが今の就労支援の仕事につながっていると思います。ですから、キャリアコンサルタントとして私がやりたい仕事は、「職業上の出世や成功のための処世術」を提供することではなく、まさに職に就くことに大きな課題を持っている人々の支援です。日本人は「キャリア」という言葉に、「職業上の出世と成功」的なニュアンスを持ってしまいますが、無職であっても、生活保護を受けていても、それ自体が「キャリア」となるのです。要は、「自分のキャリアをどう捉えているか」という主観によって、自らのキャリアの価値が決まるものだと思います。ですから、私はコンサルタントよりもカウンセラーとしてキャリアを考えていくことに軸足を置いています。そんな訳で、自らをキャリアコンサルタントと呼ぶよりも、キャリアカウンセラーと呼びたいと思っています。
テーマ: ブログ
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