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30年近く看護師・看護教員をしながら心理学等を学んできました。生き辛さが楽になった経験から、多くの方に「幸せになるために生まれてきた」と感じられるようなお手伝いをしています。また、子育てしながらキャリアを積んできた経験・反省と発達心理学を使って「一人でも多くの子どもが笑顔になれる」ような子育ち支援をしています。《私個人の紹介》看護師をしていた時大好きな患者さんの最期を看取りました。家族が枕元に集まり、ちいちゃなお孫さん達の手をとって、「おばあちゃんはお星さまになるのよ。お空で○○ちゃんたちを見守っているからね」とお別れをされました。そして私に、「あなたに看取ってもらってうれしい」といってくださいました。その方はその後息を引き取られました。私はその言葉がもったいなくて「もっと何かできたんじゃないか。私は最善のことができたのか」と自分を責めました。そんな患者さんたちとの別れを繰り返し、死を感じられている方にもっと寄り添いたいと心理学・カウンセリングを学び始めました。だけど、それは自分のためでもありました。私は、自分を認めると成長が止まる、と一切自分を認めてきませんでした。そして、『知識も技術もあって仕事ができ、人間性が高くユーモアもあって患者さんにもスタッフにも信頼されている。また、家庭を持ち子どもを育て、料理もきちんとする。そのうえおしゃれで、いつもきれいで家庭を持っているようには見えないけど庶民的』な人を理想としていました。しかしそんな人はいません。でもそれを目指して自分のできていないところばかり見つけて自分を責めていました。子どもが小さいころは、朝一番に保育園に預けて最後にお迎えに行く生活で、子どもから「先生」と間違って呼ばれるほどでした。職場に遅くまで残れないので家に持ち帰って仕事をし、家事育児と仕事以外は自分に赦しを与えませんでした。寝ていても(3時間の睡眠で仕事と家事をこなされている人もいるのに)と自分を責めていました。私の育った環境は、曾祖母・祖父母・両親・叔母たち・私たち三姉妹の大家族でした。そして両親だけが仕事をし、家事はほとんど母だけがしていました。母は嫁に来てから3時間以上寝たことがない状態で、その上祖母と叔母たちが母を苛めていたので、私は物心つくかつかないときには「母を守る」と決意していました。強い祖母や叔母と戦っていたので、「人に甘える」という経験は私にはありませんでした。そんな私が心理学を学び、『自分を認める』ことの重要性に気づきました。そして、どんどん変化していきました。今、かつての私のように自分を認められず苦しんでおられる方、子育てに悩んでおられる方に、そのままの自分を受け入れられてなりたい自分に近づくお手伝いをしたいと思っています。長文を読んで頂き、ありがとうございました。
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