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私の「理想のライフスタイル」と「将来の夢」 貨幣経済を神と祀る大都市香港から、対極の北海道へ。20年の香港暮らしに終止符を打ち、2009年に帰国しました。 子どもをシュタイナー学校に通わせる傍ら、洞爺湖畔の森に昨年ソーラーハウスを建て、湖から上る朝日やお月様を眺めながら暮らしています。 長年顧みられなかった人工林ではありますが、両脇を沢に囲まれ、エゾシカやキタキツネ、エゾリスに色とりどりの野鳥が訪れる豊かな森です。 お察しの通り、個人レベルでは理想のライフスタイルは叶っています。自分だけよければよいのではない、恵まれたものの使命として、いかに他者に還元し世界に貢献するか、が私の課題となります。 21世紀のテーマは、神と人(自然)との和解、と私には感じられます。 20世紀は、人間性の一方の極である暴力性(最たるものが戦争)と技術の暴走により、神を傷つけ、人間自身も深く傷ついた時代でした。 反動としてエコロジー運動が隆興しました。(私も香港の黎明期に10年間、環境団体を主宰していました。)自然回帰を謳うとき、貨幣という偽神を憎むあまり、人は得てしてお金本来の神性・豊かさを受け取ることまで拒否してしまいます。 私は、お日様の恵みと森の恵みの薪ストーブを活かした自然な暮らしを営みつつ、人間性のもう一方の極である創造性・最新テクノロジーの恩恵もフルに受けつつ、豊かさの統合を目に見えるライフスタイルとして提案します。 ひいては、神(自然)と人との和解をも表現する、そんなシンボル的な場を提供するのが私のお役目のような気がしています。 昨年から、公的資金の援助を得て、地域の人を巻き込んだ森づくりの活動を始めました。長年の主婦稼業を卒業していっぱしの林家(山主)を目指します。カラマツ、トドマツの間伐を進めながら、広葉樹の自然萌芽を活かして混交林に更新します。お日様の光が差し込む、人が集う、明るい森に育てることが目標です。 今年度開いた道を、来年度は延長します。急斜面を登ると天然林も残っています。子ども達が遊べる冒険の森に整備しましょう。夏はネイティブアメリカンのティピやツリーハウスを建てて、福島の子ども達を集めてキャンプをしましょう。 今年度に引き続き、キノコ狩りや炭焼き、クリスマスツリーの切り出しや、スノーシューハイキングなど楽しいイベントが目白押しです。 長期的には、従来の林業の常識にこだわらない、林業・女性の感性を生かした森関連商品開発を進めたり、と夢は尽きません。仲間たちとワクワク取り組んでいるところです。 創造性に富むチームメイトのご参加、私たちの活動に価値を見出すお客様候補のおいでをお待ちしています。
テーマ: ブログ
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