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富士と筑波の峰を西に望み、霞ヶ浦の水辺に佇む小さな町。そこで春の息吹とともに生まれた私たちの会社は、お客様の夢をかたちにする家づくりに情熱を注いできました。一つ一つの出会いと経験を大切にし、技術と知識を磨き上げてきました。伝統を守りながらも新しい風を取り入れ、これからも歩みを進めてまいります。会社名の由来私はトンボに魅せられています。トンボは日本の自然や文化の象徴であり、私の夢の源泉でもあります。なぜなら、トンボは古くから日本人の生活や心に寄り添ってきたからです。トンボは稲作と密接に関係しており、田植えの時期や収穫の豊凶を知らせてくれました。また、トンボは勇敢で忠実な性格として、武士や侍の心を象徴しました。さらに、トンボは美しい姿や色彩で、日本の芸術や文学にも多く登場しました。私の夢とは、日本の自然や文化を守ることです。その夢は、子どもの頃に目にした美しい光景から芽生えました。昭和50年代の田舎では、夕日に染まる空にトンボが無数に舞っていました。私はトンボを指でくるくると回して手に収めるのが大好きでした。それは私にとって幸せな時間でした。しかし、時代の流れとともに、その風景は失われてしまいました。水田には農薬が撒かれ、用水路や小川は護岸されました。水辺の命が消えていきました。トンボは水質や水量に敏感な生き物なので、その影響を受けやすいのです。実際、日本に生息するトンボの種類は、昭和30年代には約200種だったのが、半世紀後には約150種に減少しました。そのうち、絶滅危惧種は約40種にものぼります。私はそんな状況に心を痛めました。昔ながらの田舎の里山は、自然と人との調和が感じられる場所です。小川が流れ、田んぼが広がる風景は人の心と体にやさしく、健康的な環境です。私はそんな環境を大切にしたいと思っています。私は家づくりの仕事を通して、環境と人との関係を改善し、昔のように生き物たちが蘇る環境を目指しています。自然素材や省エネ設備を使ったエコハウスを提供したり、水辺の再生や里山の保全に協力したりしています。そして、いつかまた空にトンボがキラキラと輝く日を夢見ています。私はその夢を社名に込めて、「蜻蛉・とんぼ」と名付けました。
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