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ぼくは「音楽」が好きです。2年前までは、音楽をやりたいと思いながら、普通にIT会社で仕事をしていました。ブラック企業だったのか、朝8時半から夜の23時まで仕事をしていました。週に1回バンドをやっていたのですが、学生の頃とは違い、思うように活動や練習ができず大変でした。システムエンジニアの仕事は、特にやりたかったわけではありません。ただ、僕が将来のことをしっかりと考えずに普通に進学して、普通に就職してしまったため、そうなってしまったのです。特に就職の時は、福島の震災が起こった年でした。ぼくは「決まればどこでもいい!」という安易で周りのことも何も考えずに就活をしました。それで決まったのが、その企業でした。「朝早くから遅くまで仕事をするのは、当たり前なんだ」と思いました。よく上司からも怒られました。「もっとしっかりしたものを作れ!」とか言われたりもしました。だから、仕事をしていると「このままずっとこの仕事していくのは意味あるのかな?」と思いました。やっぱり、ぼくは「音楽がやりたい」と思いました。なんとかならないかと親や友達に相談しました。でも返ってきた答えは、学生時代と同じでした。「現実をみなさい」「音楽で食うなんて無理だよ」と言われました。ぼくは、また自信をなくしました。そんなとき、ぼくの大好きなアーティストJohn Mayerの歌詞を見ました。Cause when you're done with this worldYou know the next is up to you今の暮らしに見切りをつけたら、次にどうするかは自分次第だよ。と書いてありました。ぼくは、このままでは、何も変わらないと思いました。そんなとき、ベストセラー作家の先生と知り合うことができました。音楽を仕事にするには、どうすればいいか教えてもらうことができました。今でも、初めてレッスンしたことは忘れていません。大切な思い出です。その結果、今では、小さなスタジオで、ぼくはドラムを叩いて、自分の音楽を作ったり、人の音楽を形にしたりしています。自分の思いを込めて、ドラムを叩いています。この世には、よっぽど頭が良くないと、よっぽどお金を持ってないと、よっぽど才能とか経験がないと、「何をやっても無駄だ。お前には無理だ」といわれることがたくさんあります。でも、あんなにちっぽけなレコスタの人だって、いろんな音楽を作って人を喜ばせることができるくらいだから、もしかしたら自分にも何かできるんじゃないか。そんな風に感じてもらえたらいいなと思って、ぼくは音楽をやっています。ぼくはスタジオで、よく子供たちや生徒さんが遊びにきます。彼らもたいてい音楽が好きです。だから一緒にドラムを叩いたり、演奏したりします。ただ、その時はレッスンはしません。わからなければ、自分の思うように好きに叩いていいからね。まわりのやり方を見て、真似をすればいいからね。自分がわかったことは、みんなに教えてあげてね。そうすれば「わからないこと」なんて、あっという間になくなるから。そう伝えると、みんなちゃんと自分たちの手でドラムを叩くんです。少しでも叩いてみると、みんな我先にと叩きたがります。でも、ためしに僕がドラムを叩いてみせると、「やっぱり叩きたくない」といいはじめます。「しっかり叩けないと思う」といいます。"どうせ自分はダメだ"ってためらってしまうのです。でも、「音楽」は「自由」なんです。楽しいんです。リズムがめちゃめちゃでも、とにかく楽しいんです。ちゃんと叩けなくても音が出る楽しさを伝えるんです。それで、叩いてみると変化が起こります。みんな、やさしくなれるんです。「自分にはダメだ。叩けない」と思ってたドラムが叩けたから、小さな自信がわいたのです。この小さな自信が、これからの日本にどうしても必要なのかもしれません。この小さな自信が、自分の夢になります。そして、この夢を叶えるためには、小さな自信を積み重ねて大きな自信にすることだと思います。夢があったらなんでもできるのです。本当です。子どもだけではなく、大人もそうです。だからあなたには、ぜひ素敵な夢をたくさん持ってほしいなと思います。
テーマ: 音楽全般
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