ブログをブロックする
ブログを報告する
21歳で宝石屋に嫁いたが、経営不振から破産し、離婚。大手化粧品会社の訪問販売や、インポートブランドの洋服の販売をしながら2人の子供を育てていましたが、父親の経営する有限会社大八商店(現:(有)ダイハチ)にて事務員として働き始めました。そんな折、多額の負債を背負い出稼ぎに出ていた元夫を父親が呼び戻し、家業を手伝い始めましたが、交通事故で他界。再び、母子家庭となりました。夫の死後、2人の子供を抱えながら、何の資格も経験もない状態で、将来に不安を感じる間もなく生活のために昼夜、働きづめの日々の中で、知人から勧められたセミナーに参加し、経営や顧客満足の追及などを学び、勉強をし始めました。そこで、自分のいるスクラップ業界を見直してみると、「態度が横柄」「キタナイ」「挨拶もできない」無愛想なおっちゃんばかり。『お客様相手のサービス業なのにこんなんありえへん』と思い、そんな業界の「キタナイ」イメージを変えたいとまず、見た目とサービス力に着目し、取り組みだしました。グレーで暗いイメージの工場の外壁を明るいブルーに変え、ぐちゃぐちゃの工場内は、整理整頓し、社員教育も徹底して礼儀と躾はしっかりと教えてきました。お持ち込みのお客様は、男性がほとんどなので、事務スタッフにも笑顔での接客と明るく元気な対応の徹底をするよう教育しています。サービス力の向上という点では、迅速で丁寧な対応は当たり前で、挨拶や言葉遣いも丁寧にすることの他に、お持ち込みの量に応じて、ジュースのサービス等『こんなんやったら嬉しいな』というお客様視点で考え、できる事を取り組んでいます。おかげさまで、お客様の口コミでそれらが広がっていき、TV取材も4回ほど受けました。現在も、異業種の経営者との交流を持ちながら、「どうしたら、お客様に喜んでいただけるか」を考え、厳しい市況が続く中でも全社一丸となって、頑張っております。
テーマ: ブログ
アメンバーになると、アメンバー記事が読めるようになります