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小さい頃からいい子でした。親にもとても育てやすい子だったと言われました。一人っ子で両親と祖父母の5人家族。子供は自分一人。おそらく、周りの大人にとても気を遣っていたのだろうと思います。小学校あたりから、自分は周りの友達と考えることが何か違うと思うようになりました。「自分の考えることは小学生らしからぬことだ」と小学生が思っていたわけです(笑)中学・高校では、目立たぬ方でおとなしかったです。大学に入って個性豊かではっちゃけた人たちを目の当たりにして「もっと自分の素を出してもよかったんだ」と思った記憶があります。人と一緒というのを嫌がり、変わっているといわれるのを喜ぶ人です。勉強が得意だったので、成績は良かったです。なんでも知りたいという欲求が強かったのです。一浪はしたものの、京都大学農学部に入り、大学院修士課程を修了し、就職難の時期ではありましたが運よく業界1位の優良企業に就職できました。自分の意思で進路を決めていたように思っていましたが、それはあくまでも親の考えの範疇だったのです。20代後半の時に、「これから子供を産むのであれば、体の中をきれいにしておかないと」となぜか思い立ち(結婚の予定もなかったのに)、アトピー体質の改善を図るべく、漢方・鍼灸・食事・ヒーリングなど様々な対応をしました。おかげで、今やアトピーはほとんど出なくなりました。その過程で心と身体がリンクしていること、身体に無関心ではいけないことなど色々なことを実感しました。2011年3月11日以降、自分の中で何かが変わったと感じました。震災後3ヶ月の時に宮城県石巻市にボランティアに行ったこともあり、視野が一気に広まりました。今まで常識だと思っていたことが大したことがないという経験もしました。2012年12月にとある方から、「今の会社の仕事は合ってないんじゃない?」と言われてひどく動揺しました。そんなこと今まで一度も思ったことはなかったけど、その言を一蹴できなかったのです。それから、「本当に自分がやりたいことはなにか」と考え始めました。2013年5月に「食にかかわることと自分で自分の食べる野菜を作りたい」「1年後に会社を辞めよう」と決めました。そこから、自然農をされている農家さんの家に訪問したり、自然にかかわる人たちの講演会を聞きに行ったりして、自分に合うスタイル、場所を色々と検討しました。2014年9月に無事会社を退職しました。会社の人からは何と言われるかとビクビクしていたのですが、意外にも皆に「思い切ったことで素晴らしい」とか「羨ましい」とか言われました。親に言うのが一番勇気がいりましたが、あっさり「やりたければやれば?」と言ってくれました。納得はしていないけど、諦めた感じです(笑)。今まで自分が絶対と思っていた正しさがいかにも了見の狭いことであったか、そして正しい・間違っている、正義・悪、がなんであるかということを考えるようになりました。日常の生活で不平不満を言うことは簡単だけど、それはすべて自分が引き起こしているせいである、ということにどれほどの人が気付いているのでしょうか。アトピー体験を通して食の大切さを、手作りの大切さ伝えていきたいと思い、パン教室を神戸・垂水で開講いたしました。また、ひょんなことからライアーというヒーリング楽器を制作するご縁がありました。自分が何者になっていくのか、どこにいくのか自分でもわからないけど楽しんでいこうと思う今日この頃です。
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