ブログをブロックする
ブログを報告する
先祖を含めて300年あまり京都に住んでいます。主人と組紐・飾り結びをしています。以下、私の仕事・興味・ライフラークにつながることを並べています。 ************************* 『組紐・飾り結びとは』組紐伝統工芸士の主人と結婚後、飾り結びを習い、いろんなアクセサリーを作るようになりました。主人は組紐で帯締・羽織紐やストラップを作ったり、伝統的なお祭り(祇園祭など)関係の飾り物を作っています。また、小中学校の組み紐体験の講師やみやこめっせ・西陣織会館などで実演を行っています。組紐は、現代では帯締が有名ですが、帯締は江戸後期から用いられるようになったもので、そんなに古いものではありません。しかし、組紐自体の歴史は古く、奈良時代以前に仏教伝来とともに中国からもたらされ、仏具・経典の付属品として製作されました。その後、武具や茶道具の紐など、美術工芸の一部として創られるようになったのです。また、飾り結びは組紐(おもに機械組の紐)を装飾的に結ぶもので、花結びとも言います。 これも組紐と同じく中国から伝わったもので、現在、日本以外では台湾や韓国に手芸のジャンルの一つとして残っています。私は日本の飾り結びの第一人者である田中年子先生に教えていただきました。田中先生の飾り結びは私のものなどとても及ばない大変美しくて複雑なものであり、また、歴史的な考証もされていて、一つの学問としても成り立つようなすばらしいものです。私は家庭や仕事の事情でほんの数年しか学べなかったこともあり、「複雑なものは、技術的にも性格的(短気なもので…)にも無理」と判断、現在はアクセサリーをメインに作っています。今は金銀の紐を使ったネックレスのトップやストラップ・チャームなどを作っていますが、以前作っていた袱紗の房やミニチュアの化粧まわしもいつかまた挑戦したいと思っていますいくつかの商品を京都勧業会館のネットショップに置いてもらっています。 ・京もの専門店 「みやび」 * ストラップ 黄金菊・白銀菊 → http://item.rakuten.co.jp/kyoutodentousangyou/0355-strap-kiku/ * ストラップ チェラブ → http://item.rakuten.co.jp/kyoutodentousangyou/0354-strap-cherub/************************* 『京都好き』組紐や飾り結びは京都の伝統工芸の一部ですが、これに限らず私は京都の伝統的なものが好きですし、ある意味京都全体が大好きです。- 古いものを守り、新しいものと調和させる - 京都人は千年の昔からそれを繰り返してきました。「古いもの」とは、ただ古ければよいというものではなく、「よきもの」であるがゆえに年月に耐え生き残ってきたものです。そういう「古いもの」をそのまま残していくだけではなく、常に新しいものを進んで取り入れ、「古いもの」をさらに「よきもの」にしていく作業をしてきたのです。それをなし得てきた京都人を尊敬していますし、そういうふうになりたいと常々思っています。************************* 『ご先祖様』うちの家が現在名乗っている姓の先祖は、200年ほど前に名古屋からやってきて、孝明天皇のころ、蘭漢折衷医として御所に出入りしていました。また、この人と結婚した女性の先祖は、御所出入りの両替屋、伊勢屋を営んでいました。現在の御所の敷地内に居住していたのですが、1708年の宝永の大火で家が焼失し、お上(おかみ)により、三条京阪の東に集団移住をさせられたようです。20年以上前からご先祖さんのことを調べていますが、何かがわかるたび、ワクワクを体験させてもらってます。************************* 『京都府立大学同窓会』また、現在、私は京都府立大学同窓会の理事をさせてもらっています。府大は小さな大学で、社会に出てしまうとなかなか同窓生にお目にかかることは難しいです。ですから、この大学全体の同窓会を就活や社会生活のコミュニティ作りに利用していただきたいですし、同窓生の方はお気軽にお声かけくださいね。また、いつか、その窓口を作りたいと思っています(^^)
テーマ: ブログ
テーマ: 京都・仕事
アラフィフ
アメンバーになると、アメンバー記事が読めるようになります