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大学卒業後30年振りの2012年9月にアーチェリーを再開しました。練習で肩を痛め…肘を痛め…と、あちこち故障しても練習を続けていますが、ついサボったり休んだりしているポンコツ野郎ですが、こよなくアーチェリーを愛し楽しんでいる癌サバイバーであります。アーチェリー再開より遡ること2年…母が2010年の暮れに脳梗塞で倒れ、翌2011年夏にリハビリ病院を退院後は自宅介護しておりました。母は、右麻痺と失語症を患い、簡単な挨拶と返事、自分の名前と私の名前以外は発語出来なくなりました。自宅介護が3年と少し経った頃、私に癌が見つかり手術することになったため、母を病院で看てもらうことにしました。私が癌の手術で入院中、ケアマネさんに再度母の介護認定をお願いしたところ、要介護5に上がりそうだということが分かりました。今後の私の癌治療と母の介護の事をケアマネさんに相談すると、癌治療と自宅介護の両立は厳しいとのことから、母は特養ホームにお願いした方がいいということになり、あたっていただくことにしました。私が退院後、特養ホームに2014年12月30日にショートステイで移り、要介護5の認定が下りた2015年1月15日に正式に入所することが出来ました。その後穏やかに過ごしておりましたが、2021年2月21日午前10時15分、静かに息を引き取りました。この時、世の中は新型インフルエンザのコロナ禍ではありましたが、ホームの計らいにより母を看取ることが出来ました。脳梗塞による右麻痺と失語症と闘いながら、10年もの間、一生懸命生きてくれました。私が「生きて!」と願い、母は頑張って生きてくれたのだと思っています。私の癌が見つかったのは2014年10月半ば、大腸癌(直腸癌)ステージ3bでした。2014年11月、開腹による切除術で患部を切除し縫合。入院期間1ヶ月半。抗癌剤治療約半年。約1年後、腹壁瘢痕ヘルニアで手術。2016年11月、直腸縫合部付近に癌が再発し抗癌剤治療を再開。2017年7月末、ESDにより癌を切除。病理検査、その後のPET検査の結果、癌が残っている可能性が否定出来ず、同年9月15日、開腹手術により永久ストーマ保持者となりました。入院期間1ヶ月ちょっと。退院半月後、腹部の激痛により入院。プレドニン投与により症状が改善され2週間後に退院。その4日後に同様の腹痛で再入院。プレドニンにより症状が改善され2週間後に退院。更にその2週間後、今度は下腹部が腫れて再度入院。この一連の入退院の原因が解明出来ず、12月25日、大学病院に転院。2018年、正月明けの造影CT検査でうつ伏せになって撮影したことで、尿管に穴が開いていることが判明。腎ろう処置と尿道にカテーテルを入れ、2つのウロバッグを装着し2018年1月22日に一時退院。改めて2月26日に入院し、翌27日に開腹による「尿管再建術」を行い、尿道カテーテルと尿管ステントを残し3月9日に退院。4月18日、カテーテル除去。7月、泌尿器科の受診日に、8月に抜く予定のステントを抜く。同月、消化器外科の受診日にCTを撮影し、右肺に白い影を確認。直ぐにPET検査をしたところ、やはり右肺の白い影は転移癌であることが判明。それと併せて、骨盤内に炎症反応があり、こちらは再発癌であることも同時に判明。7月30日、先に右肺の転移癌の切除手術を行い、退院後、骨盤内の再発癌は、8月末から放射線と抗癌剤の同時治療を開始。度重なる開腹手術と再発癌の部位から、開腹手術は困難とのことでの治療でした。10月初旬に両方の治療を終え、2週間後の10月25日から改めて抗癌剤治療を開始。2019年2月18日に行なったPET検査の結果、骨盤内の癌は残存活性の無い瘢痕化病変になり、他臓器、肺、骨への腫瘤集積も無くなりましたが、未だ腫瘍マーカーが基準値より高いので、抗癌剤による治療を継続。2020年9月17日の診察日に、6月の造影CT検査と9月10日に行なった造影CT検査で再発転移が認められず、採血による腫瘍マーカーの数値も基準値より若干高いとはいえ安定していることから、計35回、2年という長く続いた抗癌剤治療を終了し、以後、採血、随時、CT検査、PET検査を定期的に行なうことになりました。2021年半ばから、基準値より若干高かったCA19-9の腫瘍マーカー値が、基準値の倍に跳ね上がり、CTとエコー検査を実施。癌の影が見られないにも関わらず腫瘍マーカーの値が下がらないことから、12月6日にPET検査を実施。12月16日の外来受診で、以前放射線治療を行った骨盤内の場所に炎症反応が出ていることが判り、診断結果は癌の再発。治療方針は、抗癌剤による化学療法。先に書いた通り開腹手術の回数が多いことと併せ放射線治療も行っていることから、臓器と組織の癒着を考えると手術は危険とのこと。また、重粒子線治療という方法は、既に放射線治療を行った患部へは難しく、また、全額患者負担であり限度額認定の対象外であることから、現実的ではないという判断です。この時期は、コロナ禍の真っ只中であり、ワクチン接種も3回終えた頃でした。そして2022年1月11日、右の鎖骨下にポートを埋め込み、20日から抗癌剤の治療が再開しました。その後9月6日のPET検査で「直腸癌の再発・転移を認めない」という結果、そしてその半年後のPET検査でも「直腸癌の再発・転移を認めない」という結果が出ましたが、抗癌剤を再開してから1年に満たないということもあり、抗癌剤治療は継続。2023年7月4日(火)、数日前から続いている原因不明の尻の痛みを診察。CTの結果、内部に膿が溜まっていることが判明し、当日処置後、即日入院となりました。その後、毎日膿の排出処置が続けますが、私的都合もあり、7月16日(日)に退院。後は、週一外来にての治療に変更。その間、抗癌剤治療は出来ないまま9月にPET検査。結果は、前回同様「癌の再発・転移を認めない」ということで、以降の抗癌剤治療は再び「休薬」になり、現在は、毎月の採血とポートのフラッシュだけになりました。11月上旬、10年以上前から続いている鼻・喉の奥の炎症が悪化。耳鼻咽喉科で「上咽頭炎」と診断され、EAT治療が始まりました。この長年患っていた上咽頭炎は、かなり状態が良くなったので、現在、自主判断で2024年2月中旬で一旦終了しました。2024年2月22日、PET検査を行い、3月7日に病院で聞いた結果は「再発」。翌週14日に今後の治療方針を決め、21日から入院しての抗癌剤治療が始まりました。今回の治療は、フォルフォキシリ+ベバシズマブ …所謂全部乗せの抗癌剤。これには、9年程前に手術後の抗癌剤でアレルギーを起こしたエルプラットが入っています。アレルギー、特にアナフィラキシーショックの可能性も考慮しての入院です。結果は、アレルギーは起きず、このままこの治療を続けていくことが決まりました。退院は3月24日(土)。カムバックアーチェリーのブログだったのが、直腸癌の発覚から色んなことが大きく変わってきました。入院、手術、抗癌剤治療、体調は当然のこと、生活が激変しましたが、アーチェリー同様、その変化も楽しんでいこうと思っています。あ、そうそう、アーチェリーを再開したきっかけは、母を自宅介護している2012年に開催されたロンドンオリンピックでの日本勢の活躍に刺激されたから…です。【弓】ハンドル … WIN&WIN ATF(赤)グリップ … LOBO-X 15°(white・teal)リム … MK ARCHERY VERA #40ストリング … SHIBUYAファーストフライト18×16(白)Vバー … Dynasty POLKA 80゜センタースタビ … WIN&WIN HMC+ 28(白)サイドロッド … WIN&WIN HMC+ 11(白)エクステ … WIN&WIN HMC+ 5(白)アッパーロッド … no settingサイト … SHIBUYA ultimaⅡRC-520(黒)プランジャー … HASCO (シルバー)クリッカー … 自作品カーボンクリッカーレスト … SHIBUYA ULTIMA(シルバー)【矢】シャフト … EASTON carbon1 900ポイント … EASTON ブレイクオフ 80グレインヴェイン … スピンウイングヴェイン (赤)ノック … EASTON ピンノック (青)ピン … EASTON ACEピン【クイーバー】クイーバー … EASTON DXテイクダウンヒップクイーバー【タブ】タブ … FIVICS TENFIX(M)【車】SUZUKI ワゴンR FX 2WD 5MT
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