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<結成>仙台市若林区東部にある東六郷地区は、東日本大震災によって津波浸水被害を受け、震災前から進んでいた過疎化に拍車がかかり、5年が経過した現在においては被災前の全戸数の約半分に世帯数が減ってしまいました。そのような中、平成24年度から地区の将来を考える集いの場「東六郷・東部かあちゃん’ずサミット」で女性たちが、震災で抱えた悩み、小学校がなくなることでの子どもの成長への不安、家庭で抱える葛藤、地域の将来への不安など多くのことを語り合い、震災から少しずつ立ち直ってきました。そこで、これまで話し合ってきた地域の課題の解決や将来の地域の在り方について、家庭、福祉など女性ならではの視点を生かした具体的な行動に移る必要性を感じ、平成28年「東六郷・東部かあちゃん’ず」を発足させました。<趣旨>かあちゃん’ずの趣旨は震災によって急速に進んだ過疎地における復興、さらに持続可能なコミュニティの形成、地域づくりにあります。①地域コミュニティづくり…移転した人、現地再建した人とも故郷に対する思いは強い。それらをつなげつつ、過疎化した地域の食文化、祭などを通じたコミュニティづくりを進める。②女性らしさを生かしたつながりづくり…地域の女性たちの悩みや葛藤の受け皿であるとともに、女性のしなやかさとつつましやかさをいかした地域課題解決のための話し合い、地域で生活する自分たち自身での主体的取り組みを引き出す。③やりがいづくりとして食、農業、子育て、介護など女性の役割の中から、農業や手仕事、地域での福祉活動などを担う取り組みづくりを進める。上記のような女性ならではの取り組みを通じて住民が主体の持続できる地域づくりを進めていきます。 会議の様子(4月15日)
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