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HNの「リュウタ×2」は中国語の溜达溜达【liūdaliūda】から借用した。「ぶらぶらする」とか「ぶらぶら歩く」とかいうほどの意味だ。ぼくは日本人がほとんど訪れることがないようなところをかつて好んで旅した。それはあるときは大都市の路地裏だったり、あるときは少数民族の居住地や砂漠だったりした。そんな旅のあるとき、ぼくは朝から露店の前でビールを飲んでいた。ぼくと目があった中国人のその男は「お前何している?」と聞いてきた。ぼくは間髪いれず「リュウタリュウタ」と答えた。その男はニタッと笑って、ぼくの横に座り込んだ。旅先に夜着いたとき、宿を出て深夜の街を徘徊するのがぼくの慣わしだ。そこでまた同じ質問をされる。「リュウタリュウタ」だ。そう答えるとその質問をしてきた人物との距離が一挙に縮まる。そんな効用があるらしいこの言葉がぼくは大好きだ。帰国後、このブログの表題である交通事故賠償に絡んだ損害保険の調査の仕事を長年してきた。この分野でリュウタリュウタしてきて少し自信を持てるようになったのは石の上に3年どころか10年ほどしてからだ。人生なんて本当に短いものだ。今度は、これまでに得た知識や経験を弱者である事故被害者の側に立って使ってみたいと思う。・・・と書くとひどくカッコつけすぎだけれど、交通事故賠償以外は何をやってもダメオヤジだと妻にしょっちゅうこぼされている、元保険調査員の独立開業に向けてのブログである。
テーマ: 時事
テーマ: 管理人の立場・考え
アラカン
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