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こんにちわ。NLPカウンセリング ~光と泉~心理カウンセラー ロドリゲス 朋枝です。私は、ずっと蓋をしてきた「怒り」に気づき、表現することができ、やっと母の死を受け入れることができるようになりました。中学生の冬の早朝、ベットで苦しんでいる母の姿がありました。「(私)どうしたの・・・?」「(母)ん・・・」という会話が最後で、叫び声とともに意識がなくなり、母は帰らぬ人となりました。その日の夜、私は声を殺して布団の中で泣いたのを最後に、自分の怒りに蓋をしました。そして、私は看護師の道を選び、看護師となりました。そこで多くの患者さんと出会い、もっと患者さんの気持ちがわかりたい、と思い短期間カウンセリングを学びました。そこで、私は解決されていない「怒り」を持ち続けていたことを知りました。「怒り」は表現していいとわかり、10年以上経って母の死後、やっと怒りを出し泣くことができたのです。感情があふれ出てきました。この感情が大切なものであると初めて知ったのです。アメリカでカウンセリングを学んだ後、緩和ケア病棟で看護師として勤務しました。もっと患者さんに寄り添いたいと思いながらも、それができなかったこと、また家族のことが気になっても、「どうしているのかな」と考えるだけとなっていました。大切な人の死は、どう受け止めていいかわからず、生きる希望を見失ってしまいます。誰かがそばにいて、そっと話を聞いて、その心の痛みと感情に寄り添うことができるなら、大切な人の死から立ち直る助けとなるでしょう。私は、長年自分の感情に蓋をして辛いと感じることもないようにしていましたが、それは健全ではありません。誰でも通る大切な人の死を乗り越えるその時に、自分と向き合い癒しのプロセスが行われる手助けをいたします。
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自己啓発・カウンセリング
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