ブログをブロックする
ブログを報告する
●米沢市に生まれる小学校に上がってすぐにピアノを始める。ピアノを習える事が嬉しく、毎週楽しみに通う。先生には基礎からすごく丁寧に教えてもらった。一生懸命ピアノに向かう先生『素直なので、教えたことをちゃんと吸収して一番伸びるタイプ』と言われた。また、学校ではピアノの伴奏を頼まれる事が多く、期待される事が嬉しかった。ピアノを弾く事で、寂しい気持ちや悲しい気持ちも癒された。●音楽科の高校か?普通校か?自分としては、高校から音楽の道へと思ったが、通学距離などの問題から、勉強とピアノを両立できる普通高校を受験した。●高校時代米沢東高校入学後、部活探しをした。音楽をもっとしたいな!という気持ちが大きかった。米沢東高校には100人を超す大型部活音楽部があった。音楽部はさらに3つの班に分かれており声楽班吹奏楽班 弦楽班弦楽班へここはコンクールとはせずに和気藹々したムードがあった。先輩たちがウェルカムで『楽器触って見て!』とどんどんやらせてくれた。バイオリンビオラチェロと弾き方を少し教えてもらった。その中で柔らかなビオラの音色に惹かれ一番自分に合っていると思い、ビオラを希望し、弦楽器の音色にのめり込んだ。部活はほぼ毎日。部室に入り浸っていた。●初めての挫折部活は楽しかったがピアノも頑張りたい。これまでの先生を変え、山形市の音楽科の講師の先生にレッスンに通った。バスではるばる片道1時間。チェルニー40番、インベンションを終わらせて意気揚々とレッスンへ。ところが、最初のレッスンで見事に玉砕。・指が弱い・チェルニー40番はもう一度初めから緻密なレッスンが始まり厳しいレッスンが始まった。楽しかったピアノが修行に変わった瞬間だった。●逃げ場がない親からは国立しかありえないと目標を出され『国立ダメだったら就職』落ちたら音楽は諦めなさいと言われていたので奮起山形大学教育学部の音楽科を目指した。●勉強も手が抜けないその頃国立大学は共通一次5教科7科目自分は文系で理科社会が苦手。特に記憶科目が大変だった。●コンプレックス最初にオルガンで練習した期間が長かったため指が弱くそれを先生に何度も指摘された。『しっかりしたタッチで弾く』そう言われたので仕方なくがむしゃらに弾くもこれでいいのか自信が全くなかった。気持ちの中でモヤモヤ感が湧き上がってきた。楽しいという気持ちがなかなかピアノでは感じられなくなった。●好きこそものの上手なれ反対に部活動では、楽しい、好きという気持ちと上手になりたいという気持ちが相乗効果楽器との一体感まで感じられみるみる上達。ピアノでもこれが活かせたらとは思っていた。●大学卒業後私立高校非常勤講師の仕事と、市内の楽器店に勤めることになった。また、出身高校の恩師に指導に来て欲しいと頼まれ、自分が高校の頃敬遠していた吹奏楽班を任された。日中は非常勤講師の高校へ、夕方はレッスン、土日は、母校の吹奏楽班の指導へ、休み無しの日々。でも仕事にやり甲斐を感じた。特に、母校の吹奏楽班の指導は、とても新鮮で、指揮が好きだった私はすぐ吹奏楽の指揮も楽しくなった。●快挙吹奏楽班は夏の地区大会を突破し、県大会では銀賞生徒と共に喜びを分かち合った。学校からは数年ぶりの快挙と喜ばれた。仕事以外には、合唱団の伴奏や、声楽家や弦楽器奏者の友人の伴奏も引き受け演奏活動も数多く行う。また、アマチュアオーケストラに所属しビオラも続け、アンサンブルの楽しさを思う存分に満喫した日々を過ごせた。この経験が、のちにピアノの演奏指導に役に立った。ピアノレッスンでは、生徒さんには音楽を楽しみながらピアノのスキルが身につくレッスンを心掛けた。また、目標設定をする事で努力することの大切さを身につけ、音楽の道に進む生徒も育った。結婚後自宅でも、ピアノ教室を開く。●音楽研究グループ「アンダンテ」の活動 演奏活動とレッスンを、両立していきたいと思い、置賜地区の音楽研究グループ「アンダンテ」に入会した。私にとっての大切なライフワークとなりコンサートを企画し出演している。●演奏技術とメンタル面結婚後子育てが一段落してから、知野礼美先生の門下に入る。礼美先生からは、演奏技術とメンタル面から多くの事をご指導いただいた。それまでの間違わない事を、優先して弾いていたピアノ演奏から、180度視点を変え、メンタルの柔軟さ、ミスよりも気をつけなければならないこと、効果的なレガート奏法など、現役のピアニストとしての先生のアドバイスは、まさに目から鱗だった。2017年アンダンテコンサートでは、心と身体で、音楽の一体感を強く感じることが出来、演奏技術に確信が持てるようになった。この成功体験をますますピアノレッスンにも生かしていきたいと思っている。●指導への思い子供の頃、足踏みオルガンでスタートしたピアノ練習で、先生の教室で弾くピアノとの音の違いに指先の感覚が比較的敏感だった私は、すごく苦労した。ピアノはピアノで練習するという当たり前のことが、真っ白なキャンバスにも似た子供の頃にはとくに必要なことを身をもって実感している。なので、教室の生徒さんには家ではピアノでなくても、教室ではグランドピアノの繊細なタッチと豊かな響きをよく聴いて弾けるように指導している。生徒受賞経歴2007年 山形県少年少女ピアノコンクール本選 奨励賞受賞2名2018年ピティナステップ合格者3名2019年ピティナコンペティション山形地区予選 入選2名その他小学校内の学習発表会でのピアノ伴奏、6年生のマーチングバンドでの演奏、卒業式、入学式、また中学、高校の合唱コンクール等の伴奏には、教室の生徒は積極的に立候補し、オーディションに毎年合格している。大人の方の小学校教諭の採用試験での音楽実技試験や、短大受験、保育士採用試験のためのレッスンにも依頼があり、これまで全生徒さんが合格している。米沢市立西部小学校、東部小学校、北部小学校、南部小学校、愛宕小学校、塩井小学校、広幡小学校、米沢市立第三中学校、第一中学校、第二中学校、第四中学校、第六中学校、等から通っていただいています。講師経歴●高校三年に県内コンクールにて最優秀賞受賞●大学在学中から山形アカデミー室内合奏団にビオラで所属、バッハカンタータなどを演奏●米沢九里学園に音楽非常勤講師として8年間勤務●音楽美術文芸の合同団体「アフロディーテ」に所属し山形県立美術館にてコンサートにピアノソロ出演●2012年ピアノとバイオリンによるautumn concertを企画し出演●2005年音楽研究グループ「アンダンテ」所属。コンサート活動 ● 2020年 米沢市立第七中学校に半年間学習指導員として勤務●一般社団法人全日本ピアノ指導者協会PTNA指導者会員●PTNA山形支部会員各種資格●中学校教諭一級普通免許●高等学校教諭二級普通免許●ピアノdeクボタメソッド認定講師●育脳ピアノレッスンの教科書認定教室●ピアノこころのほけんしつ登録教室 ●発達障害指導者養成講座初級認定
テーマ: レッスン日記
テーマ: 体験レッスン
テーマ: ピアノ奏法
教室・スクール
アメンバーになると、アメンバー記事が読めるようになります