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石川県の能登半島生まれ。小さい頃からB型だと言われていたのに、妊娠時の血液検査でO型と判明し驚愕。3回出産するも、その度に血液検査でO型と言われ、何十年も自分の血液型を勘違いしていたことにショックを受ける。「やっぱりB型だよねー」こう言われてきたのに。あれは一体何だったんだ。高校は金沢。実家から遠すぎて通うのを断念。アパートを借りて人生初の一人暮らしを経験。京都の大学へ入学後、東京の大学へ編入学。専攻は英語。在学中から治療の世界に興味があったため、就活はしないで卒業。医療系の専門学校へ行こうと考えるが、諸事情で断念。「もう東京にいる理由もないなー。年内一杯で田舎に帰ろう」そう思っていたある日。中野の公園で師匠と出会う。変わったおっさんだと思いつつも。腕が滅法よかったので、秘かに弟子入りを狙う。一匹狼的なこの男。弟子を取ったことがなかった。どの話も断ってきたらしい。ええい。ここで諦めたら女が廃る。「今だ!」というタイミングを見計らってプッシュ!「いいよ」という返事!ラッキー!!!その後。師匠と同じ鍼灸の道へ進むことを決める。鍼灸専門学校に通い始めた矢先、妊娠が判明。死ぬほど動揺する。紆余曲折らしきものを経て、35歳年上の師匠と入籍。人間と結婚したのか、エイリアンの嫁になったのか、未だによくわからない。ツワリで寝込み、出産後1ヶ月休みつつも、周りの人たちに助けてもらいながら、夜3年間、何とか専門学校に通い続け、留年することなく卒業。鍼灸師の国家試験にも無事合格。皆さんのおかげです!その後、エイリアンの出身地である台湾で、日本語教師をしながらしばらく暮らしたこともあったが、現在は故郷の能登で暮らしている。能登はやさしや土までも能登には昔からこんな言葉がある。能登を語るのに、これ以上に的を得た言葉はないと思う。厚い人情。独特の風土。離れがたい場所だと思いつつも、近年、冬の寒さと雪の日の車のスリップにくじけそうで、「ハワイみたいな暖かいところで暮らしたいなー」 という、故郷への裏切りとも取れる発言を繰り返し、子供たちに窘められている。
テーマ: いつまでも覚えておきたい話
テーマ: 能登はやさしや土までも
テーマ: 駄々々
年の差カップル・夫婦・恋愛
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