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同じ障害児を持つママ友から「私はあなたほど、そんなにも子供に話しかけ続けられない」「なんでそんなに前向きでいられるのかわからない」と、言われたことがあります。私にとって子供に話しかけることも、物事を前向きにとらえることも、自然とできることだったので子供にうまく話しかけられないと、つまずきを感じている人がいることを知り驚きました。もしかしたら、私の考え方や子供との関わり方を発信することで、誰かの力になれるかもしれない。そんな思いから、このブログをはじめました。2017年の夏。生後7ヶ月の息子が突然、脳の大きな病気をして生死をさまよい、重度の障害児になりました。後遺症で、脳のほとんどが機能せず、肢体不自由児に。脳の中でも、感情を司る部分がいちばん酷いダメージを受けてしまいました。急性脳症でした。ただ、急性脳症の中でも滅多にないかなり重篤な症例。白血球は47000を越えて、なぜ生きているのかわからない状態。さらに、急性心筋炎と腎不全。多臓器不全のちょっと手前にまで…それなのに!1週間でICUを出て、1ヶ月もかからずに退院!2歳を迎えた今ではゲラゲラ笑っています!調子が良いと、ママ・パパと言います!耳鼻科に行くと怒り、場所によってはよそゆきの顔をして、くすぐると喜びます(笑)感情を司る部分が壊死しているのに!ただ…一命を取り留めてからの息子は本当に別人のようでした。後遺症で一日中泣きつづけ、目も動かさない。呼びかけに応じない。だけど、私には可愛い可愛い息子でしかなくて。もう一度この手に抱けた喜びは、出産の喜びをはるかにこえていました。もう私には幸せしかなくて。生きることを選んでくれた息子に感謝でした。ICUにいる間、私がとった行動や気持ちの変化。入院中の息子の変化や私の気持ち。退院後の私の葛藤や心の変化。息子の回復と成長。ひとつずつ、細かく書き綴っていこうと思います。
テーマ: 急性脳症
テーマ: ブログ
入院・闘病生活
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