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はじめまして。私のブログにご訪問くださりありがとうございます。私は、学校卒業後、すぐに某OA機器関係の会社に就職しました。10年ほど勤めましたが、仕事そのものや、上司との人間関係でもう心も体もぼろぼろでした。本当に病気にもなりました。会社を辞めるしかありませんでした。そして、自分には会社員は向いていないんじゃないか、もし次の仕事をするなら自分で開業できる仕事にしよう、と思いました。物を作ることが好きだった私が選んだのは、歯科技工士の仕事でした。もちろん資格も取りました。勤めていた技工所を円満退社。そして憧れの独立開業にこぎつけました。仕事も忙しく、それなりに充実していました。ところが、あるときを境に目が急激に衰えてきました。そう、老眼です。仕事のペースが遅くなり、集中力も衰えてきました。私の作ったもので患者さんに迷惑がかかることが一番心配でした。この頃から、万が一のときに備えて行政書士の勉強を始めました。ちょうどその頃、ある大口の病院から突然取引の中止を言い渡され、収入が、ガクンと減ってしまいました。まったく泣きっ面に蜂、途方にくれたこともあります。原因はわかっているのですが、それをどうこう言っても、もう過ぎ去ったことです。ひとつだけ言えるのは、病院との取引で、契約書一つ交わしていなかった、ということです。たぶん多くの歯科技工所が、そうだと思います。病院や、歯科医師との信頼関係だけで仕事が半永久的に続けられればいいのですが、世の中そうは行きません。むしろこの業界では日常茶飯事でしょう。ただでさえ弱い立場の技工士が、さらに泣き寝入りさせられるのです。悲しいのは、技工士に契約書を交わす、という発想が無いことです。行政書士の仕事を始めた今、弱い立場の人のお手伝いをしたいと思いますし、起業、創業を考えている人を応援したいと思います。私も技工所開業のときは、多くの方に助言やご協力をいただきました。50歳を過ぎた、何のとりえもない人間ですが、この仕事で残りの人生を生きていく決心をしました。
テーマ: ブログ
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