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こんにちは。山口由美子です。皆様、毎日楽しんでいますかー?(#^o^#)/私はこの歳になって、毎日を大切に生き生きと生きたいと、しみじみ感じている今日この頃です。若い時には「やらなきゃならないこと」に追われ、そんなこと思いもしませんでした。・・・というわけで、私の今夢中になっていること、ブルーノマーズの曲でノリノリになること。ヽ(^。^)ノエドシーランのときもあります。(#^v^#)あと、ときどき、ギター弾き語りをしています。こんな私ですが宜しくお願い致します。\(^o^)/仕事のこと※ここからは、赤毛のアン・ハンドメイド教室ブログのプロフィールをそのまま引用します。山口由美子プロフィールベーカリー&カフェ 赤毛のアン(山口製菓舗) 専務(パン製造実務経験20年)国家資格 一級パン製造技能士 千葉県職業訓練パン製造指導員 国家資格 製菓衛生師調理師 ご当地パン・菓子クリエーターSCAJ コーヒーマイスターJ.C.Q.A. コーヒーインストラクター2級日刊紙 大衆日報でコラム『おいしい おしゃべり』執筆中銚子カメラ博物館 運営日本グラスアート協会 認定インストラクター═╬╬═♥═╬╬═♥═╬╬═♥═╬╬═♥═╬╬═♥═╬╬═私は、千葉県銚子市で生まれ育ち、大手食品会社 研究所勤務を経て、現在は老舗菓子店 山口製菓舗の専務を務め20年が経ちます。自営業ですので、パン、菓子製造、接客販売、卸し先への営業、商品開発、経理、人事のすべてを務めます。仕事でお会いする方の100%が私を当家の「娘」と勘違いされますが、「嫁」です。(#^^#)「仕事ぶりからそう見える」そうですが、嫁いでからずっと今だに初対面の方からはそう言われます。(*^_^*)小さな頃から絵を描いたり、お菓子を作ったり、編み物したりと、手を動かすことが大好きでした。ただ、家にオーブンが無かったため、せっかく買ったお菓子の本のほとんどは作ることができず、オーブンを使わなくてもできるフリッターやクレープを作って気を紛らわせていました。レシピの中に出てくる“天火”という文字がどれだけ恨めしかったことか・・・・。(#^^#)その恨めしさが神様に通じたのか、私は地域で一番大きなオーブンのある家へ嫁ぐことになるのですから人生はサプライズだらけです。ところが、菓子店に嫁いでからは、趣味を楽しむ時間は全く持てず、無我夢中で仕事に明け暮れ、あっという間に20年が経ってしまいました。仕事に関係することは、深く掘り下げなければ気が済まない性質なので、当時女性では珍しかった、国家資格 一級パン製造技能士を取得しました。千葉県では女性第一号と言われています。パン製造業が盛んな千葉県で第一号と言うことは、日本で第一号ではないか?とも言われました。また、千葉県職業訓練パン製造指導員免許も取得しました。こちらも女性では初と言われるほど大変珍しい事でした。「頑張ればできる!」「女性でもできる!」これらの資格は、私を勇気づけ、自信を与えてくれました。仕事に関する様々なライセンスを取得してきた私ですが、今となってみれば、実は、私を、もっともっと勇気づけてくれていること、もっともっと自信を与えてくれていることがあります。それは、多額の借金を返済してこれたことです。山口製菓舗は、長い間ずっと赤字経営が続いていた時期があります。その後、多額の借金を抱えた山口製菓舗は、叔父から主人に社長を交代し、まもなく私が嫁に入りました。嫁に来てしばらくは簡単な事務作業だけをしていましたが、苦悩する主人や両親を見ているうちに、ふつふつと「使命感」が煮えたぎり、「私に経営を任せていただけませんか」と切り出しました。今思えば、嫁いですぐの経営ド素人の私に、よく任せていただけたなと自分でも驚いています。叔父からの業務引継ぎがないままの社長交代、衛生安全とはかけ離れた老朽化した工場、まのびした多店舗経営、自分よりも目上の社員、ベテラン職人の多い大所帯、何よりも要である製造経験の全くない私達夫婦は、製造を一から学び始めました。同時に得意先、仕入先、融資先、人事、経理・・・など全ての経営のしくみを理解することから始めました。1つを知るために、10個の知らないことが出てくる始末で、経営とはとても複雑な生き物だと身に染みました。「楽しいはずの菓子作り」「楽しいはずのパン作り」「こんなの菓子店とは言えない。パン屋とは言えない」私は、物の管理、人の管理、資金繰りに追われ、本業の菓子作り、パン作りからは程遠い毎日を繰り返しました。いつか「楽しい菓子作り」を本業としたい。「当家を立て直すためには、本業である菓子やパンを私も作れるようになることが必須」と確信し、猛勉強を開始。それが私の「菓子作り、パン作り」のはじまりです。「わからないことは、学べばいい」「昨日まで知らなかったことは、今日知ればいい」「何かをするのに、年齢は関係ない」「近道を探して迷っているなら、遠回りでも歩き始めた方が早い」「心配するな、調子にのるな」などなど、心の中で自分名言を作りながら、コツコツ努力を続けました。すると、大人のプロの経営陣が長い間、赤字経営から抜け出せず沈みかけていた船で私達 山口製菓舗は、なんとか陸に辿り着くことができたのです。そして、夢にまで見た、「心臓部である工場の建替え」「お客様を迎える素敵な空間である本店の建替え」と、嫁に来て最初の大きな目標を二つとも達成することができました。その後は、まさにV字回復を果たし経営を軌道に乗せることができ現在に至ります。今でも時々、私の舵取りは間違っていなかったであろうか、もっと近道があったのではないか、などと考えることがあります。ですが、背負っていた物が私には大き過ぎて、ゆっくり考えている余裕などありませんでした。こちらの水を手で塞げば、あちらの穴から水が噴き出す、嵐の中、オンボロの船で航海しているようなものでしたから、とにかく息つく暇もありませんでした。笑そして、これまでに返済してきた金額 「3.5億」(ブルゾンちえみさんのケタ違いですね^^)保証料を含む利息と合わせると4億3千万円を支払ってきたことになります。これは、菓子店でなくても、何の商売であっても、尋常ではない金額だと思います。私は、20年間の経営経験で、何度も転んでは立ち上がり、世の中の様々なことを学びました。(この経験から学んだ多くのことは、同じく悩める経営者の方に参考になればと別の機会に書きたいと思います)この、普通ではあまり経験することのない試練を乗り越えられてきたことこそが、今となっては、私の一番の誇りであり、これからの人生に勇気と自信を与えてくれています。かつての「楽しくない菓子作り、パン作り」から、今では「楽しい菓子作り、パン作り」業を営んでいます。人生100年だとすると(ちょっと欲張り^^;)、人生の折り返し地点を過ぎました。これからは少しずつ、新しい夢を実現していこうと思っています。その一つが、「赤毛のアン*ハンドメイド教室」です。私は物づくりの道に入り、どん底を経験しました。ですが、今、幸運にも物づくりで生計を立てていられます。そして、わかったことは、「やはり物づくりが好き」ということです。物づくりをしているときのワクワク感。完成したときの達成感。自分で作ったパンを食べているときや自分で作った作品と暮らすことの充実感。物づくりは、人生をより素敵にしてくれます。その素晴らしさを一人でも多くの方にお伝えしたいと思いますし、お役に立てたら嬉しいです。ぜひ一緒に楽しみましょう ♪
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テーマ: 小麦について考える
アラフィフ
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