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鍼とモグサを操る香りの魔術師IZUMIです。女性と子供のためのアロマ鍼灸治療室ファウンテンにてアロマセラピスト&鍼灸師として、施術や講座を行っております。幼少期は岩手県の岩泉町で過ごしました。 岩泉町といえば、日本三大鍾乳洞の「龍泉洞」が有名です。 その奥から湧き出る清水が、世界でも有数の透明度を誇る地底湖を形成していて、「龍泉洞」の中は夏でもひんやりしていて、色々な形の鍾乳石とともに、とても神秘的で素敵な空間になっています。その地底湖から流れ出る川の近くでIZUMIは生まれ、川の流れの音をBGMに豊かな自然の中で幸せに育ちました。その後、高校の教員をしていた父の転勤で盛岡市に転居、妹2人が生まれ、3姉妹の長女として、それなりに厳しく育てられました。小学校時代は感情的に怒る母のことが好きではありませんでした。反対に、とても穏やかで、勉強をわかるように教えてくれる父が大好きでした。そして小学校3年生までの担任の先生はとても厳しくて、怖かったですね。脅しによる教育って、子供達は本当のことを隠すようになるので、本当に良くないです!!(のちに小学校教員になったIZUMIにとって、反面教師となった担任です。)4年生からは担任の先生が替わり、学校が楽しくて仕方なくなりました。ただ、家では母の入院にともない姉妹はばらばらになり、家には父と私だけで、父の妹が家事をしにきてくれたのですが、いつも誰もいない暗い家に帰るのがとても寂しかったですね…だから、 母が退院して帰ってきたときは灯りの付いた家に帰るのが嬉しくて嬉しくて。たしか、この頃は、医療関係者にあこがれていました。中学時代は体操部、高校時代は剣道同好会の設立に関わり、勉強も頑張り地元の大学に合格しました。合格できたのは教育学部です。でも教員になりたかったわけでは無くて…ただ、母に安心してもらいたかったし、親族がとても喜んでくれたのが嬉しかったですね。合格することが目標って…今でもそんな進路指導をしている高校が多いのでしょうね…大学に入ったのは良いけれど、ポカンと過ごした1年間でしたね。このままではいけないと、馬術部に入部。早朝の餌やりなど厳しさもありましたが、部員には獣医学科や畜産学科の先輩がいて、教育学部の雰囲気とは違う、色んな初めてのことを経験して、楽しかったですね。馬を乗りこなすには、馬の動きに逆らってはダメなんです。フワッと力を抜いて、馬の動きを感じて、先ずは合わせて行くんです。身体に力を入れすぎないという点で、今思うと良い勉強をさせてもらった気がします。それにしても、IZUMIは自分がどう生きたいのか、何を目指したいのかの思いもなく成人期を迎えていましたね。それでも時は流れ、大学4年生です。幼稚園、小学校、養護学校(特別支援学校)の教育実習を経験し、一番やりがいを感じたのは、特別支援学校でしたが、教員という仕事に対して消極的だったこともあり、たまたま会社内カウンセラーの仕事を勧められ、就職することに。ここでの経験も中々面白かったですが、会社内のカウンセラーといっても予想とはちょっと違っていましたね。結局、盛岡に戻り、臨時で教員をすることになりました。その小学校で、とっても素敵な先生方と出会い、複式学級の小さな学校だったこともあり、校長先生(女性)や他の先生方や子供達との距離も近くて教員という仕事にやりがいを感じることが出来て、岩手県の小学校教員になりました。結婚、出産を経て、主人の仕事の関係で茨城県に転居し、本当は自分の手で子育てをしたかったのですが、経済的な理由もあり、子供が1歳を迎えたころに教職に復帰しました。茨城県の教員採用試験は受けていなかったので、臨時で病休や産休の先生の代わりに入り、1年以上続けて同じ小学校に勤務出来たりしてました。年度途中から受け持つので、低学年は躾けに苦労したこともありましたが、一緒に遊んだり、得意な体育の授業で子供達の心をつかめたときは、みんなそれぞれ可愛いです。ただ、辛い出来事もありました。それは虐待を受けている可能性のある子を見つけたときです。そこで色々アドバイスをしてくれたのは経験豊かな先生方でした。また、一緒に悩んで協力してくれたのは、若い養護教諭の先生でした。義母から虐待を受けていた女の子は、無事に本当のお母さんの元に帰れて、数年後に養護教諭の先生と2人で、会いに行ったら、幸せそうに暮らしていて安心しました。30代には千葉県の教員採用試験を受けて念願の特別支援学級に赴任しました。そして2人目の子供の出産、上の子は学童、下の子は保育園に預け、無我夢中で仕事をしてきました。特別支援学級から特別支援学校に転勤を希望し、身体の不自由な子供達と出会いました。ここで、五感にアプローチする「スヌーズレン」を知り、嗅覚刺激としてのアロマセラピーを意識するようになりました。また、この特別支援学校の自立活動部に所属しているときに、身体のことをたくさん勉強する機会を持ちました。実際にパーキンソン患者さんや脳性マヒなど身体に障害のあるお子さんのリハビリを行っている病院に研修に行かせてもらったりもしました。先日古い資料を整理していて、この時の資料が出てきたのですが、とても分かりやすく書かれてあったので、捨てずにまた仕舞いました。9年勤めて、再び特別支援学級に戻りました。その後知的障害の特別支援学校に転勤となり、重複障害の子供達の担任となりました。そこで、授業の中で「スヌーズレン」に取り組んで、同僚がもっていた「精油」を使ってみたりしました。このころ、丁度更年期に入ったことと、学校での仕事が忙しくなったことが重なり、無理をしたら体調を崩し、「関節リウマチ」と診断されました。定期的な通院が必要だったので、訪問部を受け持つことになりました。病気で登校出来ない子供達の入院先や自宅に訪問して、勉強を教える学部です。そこで香り好きのある女の子との出会い、初めて自分で「精油」を買い求めました。脳腫瘍という病気だった彼女は小学2年生で「もっと勉強したい」という思いを私に伝えながら、天国に旅立ちました。彼女のために購入した「精油」から、IZUMIのアロマセラピーの学びが始まりました。約1年間通院して抗リウマチ剤を飲み続けました。進行性ではないようだとのことで、投薬は終了し、「できるだけ無理をしないように生活すること、特に睡眠時間をしっかり確保して、疲れをためないこと」との注意を受けました。お医者様、そんなことをおっしゃっても、教員という仕事は中々大変なんですよ!!IZUMIの息子も娘もほぼ独り立ちしつつあったので、なんとかなるかな…と思いつつ、教員を続ける事に少し不安を感じたのでした。そして訪問部にはもう少し居たかったのですが、希望は叶わず、高等部に所属が変わりました。その高等部1年生の担任として過ごした1年間は驚きの連続でした。教職員間の考え方の違いの大きさやある先生の生徒への接し方への疑問などで、初めて眠れない夜を体験しました。ちゃんと睡眠をとらないとまた病気になってしまうと思うと恐怖でしたが、それを救ってくれたのがアロマセラピーでした。アロマ検定のテキストで勉強を始めていたので、睡眠にオススメの精油を順番に使用してみたりしていました。このとき、一番よく眠れたのが「イランイラン」でした。「イランイラン」は仕事の世界から、IZUMIを別世界に連れて行ってくれる香りだったからだと分析しています。睡眠に効果的だと言われる「ラベンダー」ではなかったんですよね! だから香りって面白いですよね!!高等部1年生の担任を終えたその年の3月、教職員送別会の席での出来事で、送別のご挨拶をなさったお二人の言葉で、IZUMIは決断しました!「残りの人生、教員以外の仕事をしよう!!」とそのお二人の共通文言は、「教員になりたくて、なりたくて、この一年教員をすることが出来て幸せでした~」というものでした。IZUMIは教員になりたくて、なりたくてなんて思ったことはないのです。IZUMIは、なんとなく教員になって、目の前にいる子供達のためにとにかく必死に頑張ってきただけです。自分の本当にやりたかったことってなんだろう?もっと、身体の健康に関係した仕事をしたかったことは確かなんです。その時、アロマセラピーがいいんじゃない!って閃きました!!そして…2007年 3月 AEAJ認定アロマテラピーアドバイザー取得 2007年12月 AEAJ認定アロマテラピーインストラクター取得3月に教員を辞めることを決断しても、すぐに辞めるわけにはいきません。高等部1年生で担任した子供達を卒業させたら辞めようと決めました。高等部2年生の時の教職員関係はとっても良好で、IZUMIが提案した「スヌーズレン」の授業も定期的に開催できて、教職員間の考え方も話し合って共通理解できて、とっても充実した1~2年になりました。そして、2008年 3月に教員を退職しました。教員退職後に相談員の仕事を頼まれて 2008年 4月~2010年 3月まで嘱託教育相談員の仕事 2008年11月 Aroma Cabin-Fountainを柏市旭町に開店 2009年 3月 AEAJ認定アロマセラピスト取得 2010年 4月 Aroma Cabin-Fountainを柏市末広町に移転 2010年11月 メディカルハーブコーディネーター取得 2012年 1月 IFA認定国際アロマセラピスト取得 2017年 3月 Aroma Cabin-Fountainを柏市明原に移転 2019年 4月 国家資格はり師、灸師取得 2019年 6月 Aroma Acu-Fountain (アロマ鍼灸治療室ファウンテン)に名称変更アロマセラピートリートメントは年取ったら出来なくなるかな~と思いつつ、ダンス好きなIZUMIにとって、セラピーのBGMを聴きながら施術するのが楽しいのです。自分が楽しいだけでなく、クライアント様にも喜んでいただけるなんて、本当に幸せな仕事です。体調をコントロールしながら、70歳ぐらいまでは施術できたらいいな~鍼灸師はもっと永く出来るような気がするな~女性と子供の健康のためにIZUMIにできることを最後までやり続けられたら、幸せです。香りは心の特効薬!! 鍼灸は身体の特効薬!!心と身体の健康に役立つことを可能な限り届けていきたいと思っています♪
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