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はじめまして。私は 橋本 訓(はしもと さとし)と申します。痛みは身体の発するSOSのサインです。人は誰でも『自然治癒力』という素晴らしい力を持っています。身体の声に耳をかた向け、自然治癒力を高めると、手術をしなければ治らないと言われる状態からでも、自ら回復をしていく力があるのです。私自身もその力を実感した経験があります。中学・高校ではバスケットボールに打ち込みました。キャプテンとして頑張り、充実した時間を過ごしました。足首のねんざや膝痛など怪我が多く、人数が少ないチーム事情の中、無理を重ねていました。ギプスを外した翌日に試合に出たこともあります。当時は必死で、将来のことを考えるという発想がありませんでした。その結果、負担を掛け続けた両足には今でも痛みが出ることがあります。卒業後は家業であるプロパンガスの販売業に就きましたが「このままでいいのか?他の道はないのか?」と悩みながら過ごしていました。そんな不安を振り払うように、趣味のジェットスキーに没頭し、トレーニングのためにスポーツジムに通いました。身体を鍛えることには熱心だったのですが…。その痛みは突然現れたかのように感じられました。いつものように、長時間の作業を終えて帰宅すると、軽くシャワーだけを浴びて、一人、部屋で缶ビールを飲みながらボーっとテレビを見ていました。そろそろ寝ようと布団に入ったのですが、背中に鈍い痛みを感じて寝付けません。身体の向きを変えよう少しでも動くとビリッと電気が走るような痛みを感じます。「疲れているから、そのうち眠れるだろう…」と目をつむったのですが結局、眠れずに朝を迎えてしまいます。起き上がろうとすると腰からお尻、脚の裏側にかけて痺れを感じて「これはマズイかなぁ…」と思いながらも仕事に行きました。仕事が終わってから不安を抱えたまま整形外科へ行きました。医師の診断は椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛。「もうダメだぁ…」覚悟はしていたものの落ち込みました。そしてコルセットを渡され、リハビリの指示を受けて通院することになりました。最初のうちは痺れが少し楽になったようにも感じましたが、結局痺れが戻ってきてしまいます。このまま治らないのではと不安が高まります。その後、半年間、リハビリに通い続けても良くなる感覚が得られなかったので、ますます不安が増し、再び診察を受けることにしたのです。けれども、やはり診断は同じでした。「もう痛みは取れないのでしょうか」とたずねると、「それなら手術を考えて」と言われました。まるで「諦めろ!」と言われているかのようでした。当時の私は医師の指示を守れば痛みがなくなり、治してくれるものだと思い込んでいたのです。この頃から医師の解ったような、解らないような曖昧な説明に不信感を感じるようになりました。あきらめられずに整骨院へも通い始めますが「腰痛の原因は腹筋が弱いからだね」と、一言。しかし、腰痛が起こり始めたのはトレーニングで体を鍛えている頃で、筋力の弱さが原因とはとても考えられませんでした。解決策が見つからずに、これ以上どうすればいいのか、途方に暮れました。そして「もう人任せでは治らない」と思い、自力で腰痛について調べるようになったのです。あるときインターネットを見ていると偶然、「世界一受けたい身体の授業」というセミナーの告知を見つけました。「なぜ痛いときに押したり、揉んではいけないのか?」「ストレッチが痛みを悪化させるわけ」「誰も教えてくれなかった正しい姿勢の作り方」という内容に興味を持った私は、和歌山から愛知まで4時間も車を走らせてセミナーに参加しました。講師のお話は、今までの考え方や常識をことごとくくつがえすものでした。「もしかしたら腰痛が改善できるかもしれない!」と初めて希望が持てるようになったのです。セミナーの参加をきっかけに、もっと身体について勉強をしてみたいと思うようになりました。そんな気持ちを見計らったかのように整体師養成スクール開校のお知らせが届いたのです。希望を与えてくれた整体の理論を学びたいと思いました。そして、学んだ技術を活かして、かつての自分と同じように悩みを持ち、痛みや苦しみで辛い思いをされている人々の手助けをしたいと考えるようになったのです。学びを深めていくうちに痛みは生活習慣によって引き起こされることに気付きました。私の腰痛も突然、起こったのではなく、痛みを引き起こす習慣の結果でした。長時間同じ姿勢での作業、負荷をかけるだけのトレーニング、思い通りにならないことにイライラして過ごす日々…。痛みは負担に耐えてきた身体からの「もう無理!!」という助けを求めるサインなのです。痛みというサインを受け入れて身体とコミュニケーションをとりました。正しい姿勢を意識すると背が伸びたように視点が高くなります。お風呂にしっかりつかって身体を温めてからストレッチをすると、こわばりがとれます。食事に気をつけると痩せて体形がスッキリしました。そして思い悩んでいた問題の原因はすべて自分にあることに気付きました。身体が変われば、気持ちにも変化が表れるのです。人には自分の身体を自然に良い状態に保とうとする『治癒力』という素晴らしい能力があるのです。誰もが身体へ意識を向けることで、本来の良い姿に戻ることができます。私は患者さんが持っている『治癒力』を上手く発揮させられるよう手助けできるセラピストを目指しています。あなたも『身体の声』に耳を傾ける習慣を身につけませんか?あなたの身体からのメッセージを私にも聞かせてくださいね。一緒に頑張りましょう。
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