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子供時代から美しい物に敏感で、桑沢デザイナー学院に入学したが、1年で退学。美に関する独自の探求を続け、30代から布好きに火がついて骨董市めぐりをはじめ、藍染めや東南アジアの少数民族の古布をコレクションしている。今も関西と東京を中心によい物が安く手に入る場所を回っている。平田師匠との出会いは10年前。ある画家さんの個展に行った時に天啓・奇跡のように出会い、その後数々の教えを受けている。平田師匠は関西の洋菓子界の重鎮で、大手洋菓子会社の顧問として長年勤めた。民芸運動で新たな美の基準を世に広めた柳宗悦先生に、直接教えを受けた最後の生き残りでもある。菓子木型、柱時計、ガラスのコースター、古今東西の陶器、スリップウェアー、版画、絵画などの膨大無比なコレクションを持つ。平田師匠は作品の魂に直接触れる能力を持ち、10年後に活躍をするであろうその作家さんの未来がハッキリ見える。若手の作家さんたちを発掘しては育てている。その平田師匠により、骨董品の見方、その知識、買い方、店主との会話の仕方、値段、値段の交渉の仕方、美というものの本質、などを学ぶ。私はもともと美的にすぐれた物や自分に縁のあるものが一瞬で分かる直感力を持っていたが、それが骨董品・民芸の分野でも開花し、10年に一度出るか出ないかの逸品を見つけ出すのが得意。コレクターにはなるまい、と硬く決心したはずが日々物が増えつつある。このブログは、平田師匠から学んだ事を多くの人に伝えたくて始めた。
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