ブログをブロックする
ブログを報告する
國府 栄達(こくぶ えいたつ)アーネスト行政書士事務所 代表<略歴>1979年 東京生まれ中央大学経済学部 卒業都市銀行、医療用ソフトウェア開発会社、東京都内の行政書士法人の勤務を経て、東京都中央区日本橋にてアーネスト行政書士事務所を開業。自身の金融機関での業務経験を踏まえ、金融商品取引法が施行された平成19年当時から現在に至るまで、一貫して金融商品取引業を中心とする証券・金融分野の法務・コンプライアンスに専門特化して活動中。金融商品取引法の施行からこれまで100社を超えるサポート実績を基に、金融商品取引業の登録申請や内部管理体制の整備・見直しに関するコンサルティングなどを通じて、証券・金融ビジネスを営む企業の法令違反リスクの最小化、事業の立上げと発展の促進に日々邁進。法律論だけではない実務の視点を大切にした対応をモットーとする。<保有資格等>特定行政書士(登録番号:第06080760号)(※)東京都行政書士会著作権相談員2級ファイナンシャル・プランニング技能士特別会員一種外務員資格※「特定行政書士」とは?特定行政書士とは、行政書士法の改正(平成26年12月27日施行)により、日本行政書士会連合会が実施する「特定行政書士法定研修」を修了(全講義の受講及び考査に合格)した行政書士のことをいいます。特定行政書士は従来の行政書士業務に加えて、行政書士が作成した官公署に提出する書類に係る許認可等に関する行政不服申立ての手続を代理することができます。<所属団体>日本行政書士会連合会東京都行政書士会(所属支部:中央支部)一般社団法人不動産ビジネス専門家協会(登録専門家)<取材協力>週刊「金融財政事情」2012年9月17日号『新聞の盲点 投資助言の登録拒否要件強化、信頼回復か、活力の阻害か』<著書(共著)>「駆け出し行政書士さんのための実務の手引き-許認可業務編-」『第6章 金融商品取引業業務』の執筆を担当。一般社団法人行政書士の学校(著)出版社:株式会社翔泳社(2013年10月16日初版発行)<寄稿>・2016年10月10日発行「週刊ビル経営」第977号 不動産ビジネス専門化協会PREB通信「10月から何が変わった?押さえておきたい新しい取引時確認の4つのポイント!」・2022年9月12日発行「週刊ビル経営」第1261号 不動産ビジネス専門家協会PREB通信「金融商品取引業者の業務休止と買収等-実態把握の明確化-」<セミナー・研修等の講師実績>・一般社団法人 行政書士の学校 主催 「行政書士実務セミナー2013 金融商品取引業」「行政書士実務セミナー2014 金融商品取引業」「行政書士実務セミナー2015 金融商品取引業」「行政書士実務セミナー2016 金融商品取引業」・一般社団法人 不動産ビジネス専門家協会 主催 第23回勉強会「10月から何が変わった?新しい取引時確認のポイント!」(2016年11月22日)・東京都行政書士会 中央支部 主催 令和2年度第4回業務研修会「行政書士のための金融商品取引業に関する基礎知識」(2021年2月26日)・その他多数の社内研修の講師実績。<その他>・東京都行政書士会 企画開発部 主催 公開金融関連許認可等小委員会 オブザーバー(2020年12月7日)<プロフィール>1979年、事業を営んでいた父と苦労の多かった母から、東京の品川区にて生を受ける。産まれて程なく父が事業に失敗し、経済的に厳しい家庭環境で幼少期から中学校時代までを過ごす。この頃から、将来大人になったらお金に困らない堅実な生活をしたいと考えるようになる。高校時代、貧しかった幼少期の体験から「これから生きていくためには、世の中のお金の流れや仕組みをきちんと理解しなくてはいけない!」と考え、中央大学経済学部に進学。それから時は流れて大学4年生。就職を考える時期に。当時、銀行業界の合併・再編が盛んに行われていた時期で、マスコミによって報道されていたこれからの新しい金融業界・金融ビジネスの世界が、当時学生の私にはとても魅力的に映る。その中でも経済活動の中心に位置すると考えた銀行業界に関心を持ち、メガバンクの一つであった都市銀行に就職を決める。22歳で都市銀行に入社し、当時新宿にあった支店に配属される。配属された支店では、主に住宅ローンやその他無担保ローンに関わる業務、投資信託等のリスク商品のコンサルティング営業に従事。日々の業務を行う中で、融資や金融商品の知識だけではなく、関係する法律、税金、不動産、年金、保険などに関する幅広い知識の必要性を痛感し、入社1年目から2級ファイナンシャル・プランニング技能士(AFP)の学習を開始、同年11月に合格。その一方で、リスク商品のコンサルティング営業に従事していく中で、旧態依然とした銀行の組織、世界、風土に違和感を覚えるようになる。ふと銀行の外の世界にも目を向けはじめた頃、当時銀行の支店に出入りしていた司法書士の姿が目に留まる。大きな組織や看板に左右されることなく、自らの専門性とスキルを武器に、人から必要とされ、ハツラツと業務を遂行し、最後に顧客から感謝の言葉をいただいて終了する職業、「士業」の世界にとても強い興味を抱く。数なる士業の中でもファイナンシャル・プランナーの学習や銀行業務でも関係が深かった「法律」に関する分野に強い興味を持つようになる。法律系の資格の中でも、当時、資格取得に至るまでの期間が他資格と比べ短いとされながらも取得後の取扱業務の広さや法改正により職域も拡大された「行政書士」を目指すことを決心。一念発起して、24歳のときにそれまで勤めた都市銀行を退職し、行政書士の資格取得のための試験勉強に専念する。しかし、1度目の行政書士試験の結果は、儚くも不合格に終わる。試験勉強に専念していたこの1年間は無職であったため預金も底をつきはじめ、途方に暮れていたところ、知人の紹介で医療用ソフトウェア開発会社への転職を決める。転職後の会社では経営管理部に所属し、中小企業の経営に係る総務、法務、庶務の仕事に従事。その中でも、この会社が開発・製造していた製品が、薬事法上の医療機器に該当することから、製品製造に係る許認可申請や行政当局との対応、これに関連したISO規格の認証取得に向けた社内体制の構築・整備を主に担当する。これらの業務を通じて許認可の申請実務や行政当局との折衝をはじめて経験し、中小企業の組織、社内体制を「つくる・まとめる・変える」ことの難しさを体感する。転職後1年目の26歳のときに、2回目の受験となった平成17年度行政書士試験に合格し、晴れて行政書士の資格を取得する。その後、日本行政書士会連合会への行政書士登録をきっかけにこの会社を退職。平成18年5月1日付で行政書士登録をし、個人事務所を開業。この頃は、主に個人間の金銭消費貸借契約書や内容証明郵便の作成、その他交通事故に係る書類作成や諸手続きといった民事法務(市民法務)とよばれる分野を専門に活動を行う。しかし、この分野を専門とする今後の方向性や事務所経営に将来性が見え難かったことから、その後、27歳のときに東京都内の行政書士法人への就職を決める。この頃、新会社法が施行した直後で、会社法の後押しもあってか、当時は起業がちょっとしたブームであったため、数多くの会社の定款の作成や会社設立の手続といった業務に従事。その他に旧投資顧問業法に基づく投資顧問業の登録申請をはじめとした各種許認可申請、企業間の取引に関する契約書作成等の企業や会社を顧客とする業務に従事。そして、その翌年の平成19年9月30日に、それまでの証券取引法が全面改正され、現在の金融市場・金融取引の枠組みをつくった新しい「金融商品取引法」が施行し、世の中の金融の法的枠組みが大きく変わる場面に直面する。このとき、今の自分を形成するきっかけとなる「金融商品取引法」との運命的な出合いを果たすことに。この出合いは、自身の個人的な性格、興味・関心、これまでの仕事を通じて経験し身につけてきた知識、経験、スキル、また行政書士として習得した法律知識、書類作成技術や申請ノウハウなど、それまでバラバラの「点」として存在したものが、この金融商品取引法(の仕事)を通じて、不思議と一本の「線」としてつながった感覚を覚える。(うまく表現できませんが、一言でいうと自分に「ハマった」って感じでした。)これ以降、「金融商品取引法」の施行当時から現在に至るまで、行政書士として、一貫して金融商品取引法を中心とした証券・金融分野の業務に専門特化した活動を行う。そして平成24年2月、行政書士人生7年目を向える32歳のときに、それまで勤務していた行政書士法人を退職し、志を同じくする司法書士と共に、東京都中央区の日本橋に合同事務所を開設する。現在、多くの法令遵守意識の高い会社様のため、証券・金融ビジネスの立上げやコンプライアンス体制の支援に日々邁進中。
テーマ: ┣契約締結前交付書面
テーマ: ■お知らせ
テーマ: ┣第二種金融商品取引業
アラサー
アメンバーになると、アメンバー記事が読めるようになります