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2012年6月、婦人科の検診で卵巣の腫れが発覚。卵巣がんの初期と診られていましたが7月に手術を受けた後の最終病理で体がんからの卵巣転移であることが判明。初期ではない進行がん(Ⅲa・G1)。入院していた病室で、夜一人で告知を受けました。30代から痛い思いをして受け続けていた体がん検診は陰性だったのに。どうして進行するまで見つからなかったのか。今まで受けていた検診はなんだったのか。主治医から、体がん検査の精度の低さを聞いても「なぜ、よりによって自分が」。信じられない、信じたくない。手術後、すぐに化学療法をスタートしたにも関わらず、受け止めきれない自分がいました。それでも、過去を振り返って悔しさにもがき、将来の不安にうつむいてばかりはいたくない。「今、この時」が大切。そう、ブログやオフ会を通してたくさんの先輩たちに教わりました。2020年1月現在、ケモ終了後、経過観察まる7年を迎えることができました。でも、あちこち痛い。痺れも治療中より強くなって整形外科、神経外科と改善策を探しましたが見つからないまま、今に至っています。でも、今を生きている。痛みがあっても、薬が増えても、病院のはしごに疲れても、笑顔になれることが、たくさんある。つらいこともあるけど、今を生きている。そして、大切な人がいる。病を得て、温かい手を、つながりを、たくさん知りました。これからも、「カラ元気」でも口角上げて、一歩ずつ歩いていきたいと思います。
テーマ: 日常生活
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