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はじめまして。横浜市都筑区にて赤ちゃんから小学校低学年のお子様向けに、育児発達支援を行なっています小児作業療法士の定金雅子です。私は、育児と療育の狭間で埋もれる親子を守るため、かかりつけ療法士に出会える育児発達支援室ここんを開室しています。ここんでは、発達のプロセスに沿って、解剖学・運動学・生理学・発達心理学をベースに発達を促すおやこクラスを地域の親子向けに開講しています。また、いわゆるグレーゾーンと言われるお子さんから、発達障がい児(自閉症スペクトラム、ADHDなど)、運動発達遅滞、精神発達遅滞、発達性協調運動障害、ダウン症、早産児などのお子さま向けの個別セッションを行なっています。ここんでは、子供たちが主人公となる「やりたい!」を広げて「できた!」につながるアプローチを大切に、地域の療育センターのセラピストや、歯科クリニック、発達クリニックなどと連携をしながら、育児発達支援を届けております。私は、2005年に作業療法士になり、医療機関にて10年近く中枢神経疾患や先天性疾患、整形外科疾患の方のリハビリテーションに従事してきました。そこで小さなお子さんから学生さん、働き盛りの方から、高齢者まで、一万人以上を診てきました。また、アメリカでバージニア大学関連施設である、自閉スペクトラム症専門クリニックで研修を行ったり、ペアレントトレーニングについて学びました。その後は、カンボジアへ移住し、当時はまだ日本人学校がなかったためその原形となる日本人補修校幼稚部で教員をいたしました。その傍ら、インターナショナルスクールの教員も行い、作業療法士として教育現場に従事いたしました。こうした経験から、作業療法士としてもっと人の暮らしの中に入り、親子に支援を届けたいと思い、カンボジアで初となる親子教室を2015年に開室いたしました。それ以来、延べ2000組以上の親子を支援しております。私自身、早産児2人のママです。専門職ではありながら、早産で生まれた2人の育児にとても悩みました。ですが、その育児の悩みを相談できる人は、全くいませんでした。発達外来のフォローアップが終わった後、頼るところもなく日々自力でなんとかする毎日に疲弊していきました。そんな中、アメリカで見た育児支援をする作業療法士の姿にとても感銘を受けたのでした。公園でお母さんと子供が遊んでいると思ったら、その女性はお母さんではなく、作業療法士だったのです。診断の有無に関わらず、行政の手続きに翻弄されることなく、支援が必要な時に自由にセラピィが受けられるアメリカの療育システムが日本にもあれば、私自身もっと楽になれたと思います。そんな思いの中、日本に帰国して親子教室を再開して見えたことは、療育を受けたくても受けられない子供たちが非常に多く取りこぼされている、という現実です。もっと、日本の療育に選択肢があって良いと思います。もっと、ご家族の選択肢が保証されて良いと思います。こんな日本の現状を変えたくて、いつでも相談できるかかりつけ療法士として、地域の中で活動をしています。どうぞ、今すぐ助けて欲しい、今すぐどうすれば良いか知りたい!、と1人で悩んでいる親御さんがいらっしゃったら、一度ご相談にいらしてください。日本で公的な療育を受けることは、まだまだハードルが高いです。ですが、今できる支援はたくさんありますので、一緒に子育てをしていきましょう!子供たちが自分らしく本来の姿で輝けるように。【資格】 国家資格 作業療法士 一般社団法人日本ベビーサイン協会認定 ベビーサイン講師 日本乳幼児あそび教育協会 認定講師【会員】日本感覚統合学会 会員【経歴】2005 作業療法士国家資格 取得2005~2012リハビリテーションセンター・医療機関に勤務2013 アメリカへ移住、ASD施設で研修2014 カンボジアへ移住2015 カンボジアで初めてのおやこ教室Cocon開講 カンボジアプノンペン日本人補習校 幼稚部 教員Giving Tree Inter National School 幼稚部日本語クラス担当2018 日本に帰国後 おやこ教室Coconを再開リハビリテーションセンター勤務2021かかりつけ療法士に出会える育児発達支援室ここん開室重症心身障がい児通園施設発達外来非常勤勤務
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