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◎小さな自然から学んだ幼少期黄色い帽子をかぶった保育園児の私は、父が借りた市民農園について行くが大好きでした。 重たいジョウロをふぅふぅ汗を流して運んだり、雑草は根っこから抜くことを知ったり、採れたてのチョット温かいトマトを丸かじりしたり、時には虫やカエルに遭遇したり・・・ 小さな畑は大切な「学びの場」になり、気が付けば土に触れ植物を育てることは「日常」になっていました。 ハーブとの出会いは高校生の頃。偶然目にしたポット苗のペパーミント。 育ててヨシ・食べてヨシ・香りもヨシのヨシヨシづくめのハーブという植物は、欲張りな私にうってつけの植物でした。育てれば育てるほど・学べば学ぶほどハーブに魅了され、いつの間にか小さなベランダで50鉢ものハーブ達。ハーブと過ごす暮らしの中で、自然とアロマテラピーに出会いました。◎アロマテラピー・ハーブを学んだきっかけは『父の介護』私が30歳を過ぎたころ、突然父が倒れました。 入院・手術・転院。そして始まった在宅介護。 終わりの見えない日々の中、介護する側・される側、このままでは共倒れになってしまうのではないかという不安や焦り、些細なことで湧き上がってくる苛立ちで毎日がいっぱいいっぱいでした。 そんなとき、訪問看護師さんの「お母さんが倒れちゃったら大変なんだから、無理しちゃダメなのよ」と母のことを気遣ってくれたそのひと言に、私も母も励まされ少し重たいものが下ろせたような、そんな気がしました。 介護真っ只中の時は気持ちに余裕もなく、あれほど好きだったアロマテラピーやハーブを楽しむことがなくなっていました。あんなに好きぬだったのに・・・ 父を看取り、生活が落ち着いてきたころ、介護をしていた日々を振り返るようになりました。 そしてハッとしました。私はなんということをしてしまったのだろう。 「なんで消臭スプレーを吹き付けてしまったんだろう。精油の力を借りることもできたのに」 「昼夜逆転、不眠に不穏・・・もし、あのとき父の好きな香りを部屋で焚いていたら、どんな風に過ごせていたかな」 「あの時、あの場面でアロマを活かしていたら、私たちの介護や家族の関わりはもっと違うものになっていたかも」 自然と関わることの喜びを教えてくれた父に、私は何も返すことができませんでした。 後悔の日々の中、ある思いが私の中に湧いてきました。 アロマテラピーやハーブでできることはたくさんあった!父には返せなかったけど、今からでも遅くない。必要とする人に届けよう!!そこから私は、仕事をしながらより深くアロマテラピーとハーブを学び始めたのです。◎そして、いま医療機関で勤務しながら、アロマテラピーインストラクター、アロマセラピストとしての活動がスタート。クリニック内での講習会やアロマトリートメント、近隣スポーツクラブでの講習会、地域包括支援センターよりご依頼いただき介護予防教室を開講。 また、暮らしにハーブを活かすご提案として、近隣の手作り市などにてハーブクラフトの販売も始めました。 このたび、9年間の医療機関勤務を経て、国立市のレンタルサロンにてアロマテラピー&ハーブルームを開くこととなりました。 植物の恵みや自然の持つたくましさを通じて、[自分を大切にすること]、[自然とつながる感覚]、[自分の心・身体がつながる感覚]を思いだしていただければ幸いです。◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆■AEAJ認定 アロマセラピスト■AEAJ認定 アロマテラピーインストラクター■日本園芸協会認定 ハーブコーディネーター■漢方上級スタイリスト■訪問介護員2級養成研修課程修了 (ホームヘルパー2級)■糀マイスター
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