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東京都武蔵野市で生まれました。井の頭公園の近くだったので、よくお散歩に行きました。沢山の緑があるところが好きなのはこの頃の影響だと思います。3歳のころ、母が検診で結核であることがわかり入院。結核は半年の療養で完治したものの、入院中に心の病を併発して、病院を転院しました。まだ幼なかった私は、母の実家や親戚の家、父の上司のお宅など数ケ所に年中の途中までに預けられて育ちました。小2の時に妹が生まれ、小3で所沢市に引っ越しました。どこでもある平凡な4人家族の生活が、そうではないと気がついたのは再び母が入院した高校生の時。きっかけとなる原因が何だったのか、正直はっきりと覚えていません。両親ともに他界してしまった今は、誰に聞くこともできませんが、家庭内に、嵐が吹き荒れないはずがありません。頭の上に嵐が吹く時は、なるべく事が荒立たないようにじっと息をひそめて去っていくのを待つ・・・いつそれがまた起こるのか不安を抱えながら生活する・・・次第に私は自分を抑え、周りの状況に合わせることが普通になっていきました。母親がメンタル系の病院に入院したというその事実は、高校生という思春期を迎えていた私にとって、心の中に暗い影を落としていきました。当時はまだインターネットもなく、病気についても情報も得ることが少ない時代。友人には誰にも話すことができず、誰にも話せない暗いものを胸の奥に抱えたまま、生きていました。大学は興味のあった食物科に進み、乳業メーカーの研究所に就職、冷凍食品の商品開発室に配属されました。そして 結婚し、子供を産み育てる中で、様々な人の人生に接し人は皆与えられた境遇の中で精一杯生きているということを身を持って知り、少しずつ辛いのは自分だけではないと思うようになりました。心を許す友人には母のことも少しずつ話せるようになっていきましたが、わかってもらえないのでは・・・という不安があり、やはり全てを話すことはできませんでした。私はただ誰かに「誰にも話せなくて辛かったでしょう」と、理屈抜きの心からの共感を欲しかっただけなのかもしれません。自分の意思を主張することよりも、人の気持ちを優先することを選んでしまう。それは争いごとが嫌だったからです。でもそれは協調性があるように見えて、実は本来の自分ではないため、いつのまにかストレスと違和感がたまっていく。そんな心の癖がなかなか変えられず、自分を好きになれませんでした。息子が成長して親離れをしていく中、ぽっかりと穴の空いた寂しさを感じながら、自分には価値がないのでは・・・鬱のようになり一歩も外に出たくない日々を過ごすこともありました。そんな頃アロマに出会います。40代も半ばころ、ティートゥリーという精油で咳喘息の症状が治ったことに感動して、自己流でアロマを使い始めました。風邪をひきにくくなり、花粉症も軽くなり、何よりも夢中になれるものを見つけた喜びを感じていました。ラグビー部だった息子に、自己流のマッサージをしてあげることで、その当時反抗期を迎えた息子と心の交流が図れたことが嬉しくて、トリートメントを学びたいと、スクールに通い、アロマを学び、トリートメントの資格を取りました。友人の応援も手伝って、子育て後の生きがいにと自宅アロマトリートメントサロンを始めました。その後精油のメディカルな面をもっと知りたいと、NARDJAPAN認定アロマ・アドバイザーの資格を取り、さらに興味が広がってハーブやスパイスの資格も取りました。NARDの資格をとったスクールで、「アロマ・ベーシック講座」の講師もさせていただきました。しかし、自宅サロンとはいえ、ある意味一人での起業。「この先どうやってサロンを展開していったらいいの?」「そもそも私は何をやりたかったのだろう?」悶々と悩む中、時だけが過ぎていき、自分ひとりでは身動きできなくなってしまい、あるセラピストさんのアロマセッションを受けることを決めました。数回にわたるセッションで、私はその時に初めて自分がアダルトチルドレンだったことを知りました。今まで感じていた生きづらさの原因が分かった時の驚き・・・そしてアロマを使ったセッションを通じて、自分の人生を振り返り今までの様々な出来事・出逢いからもたらされたものは、何一つ否定するものではなく、今の私を形成してくれたものであるということにも気づかされました。何故これほどまでにアロマテラピーに惹かれるのか・・それは「香りというものは 鼻から入り、本能を司る大脳辺縁系に直接働きかけること」「他のどの五感とも違ったルートで脳に影響を及ぼすこと」「母の脳の中はどうなっているの・・・?」「なんで私の母は普通じゃないの・・・?」という深い哀しみの中で感じたアロマテラピーの可能性。それは母に対する愛だったと思います。セッションを申し込んでから、母が夢に出てきました。玄関で困ったような顔をして立っていました・・・。もう何年も夢に出てくることはなかったので、その時は不思議に思っただけ。夢のことをすっかり忘れていたころ、再び母が夢に出てきました。セッションが進み、受ける前はもう自分ではほとんど卒業したと思っていた(思う込もうとしていた)母についてまだどこかにわだかまりが残っているのかもしれない・・・と感じ始めた頃でした。この時私は夢の中で、何故か素直にならなくてはと思い、小さな子供に戻ったように「お母さん!」と叫び母の手を握りました。その手の感触がとてもリアルで嬉しくなり夢の中で「これは夢じゃないんだ!!」と思った瞬間空に鳥のような天使のような雲が沢山現れて、ひらひらひら~と飛んで行ったところで目が覚めました。今の夢は一体何だったのだろう?目覚めてからしばらくぼ~っとしていました。その夢の顛末をセラピストさんにお話しすると、そのような夢は母親との葛藤の終わりを意味する事があると言われました。母の魂が夢の中で私に逢いに来てくれたのだと思いました。母は私のことを気にかけてくれていたんだ・・・この事実が、私の心の奥底の溝に流れ込み、その手の感触がすべてを終わりにしてくれたのです。夢の出来事が起こってから、私は本当の心の安らぎを得たような気がします。私は、なんて安定した土台の上に存在しているのだろう。私という存在が安定した大地の上に、しっかりと根ざしているという感覚。揺らいだり倒れそうになることはあっても、きちんと元に戻れるという安心感。これが「自己肯定感」ということなのでしょう。誰に認められなくても、自分で自分を認める事が出来るということ。こんなに制約がなく、自由なことはありません。これから先どのような人生を歩んでいきたいのか。アロマテラピーの自宅サロンとして、私に出来ることは何だろう?また私だからこそ出来ることは何だろう?深く深く考えていくと答えが見つかりました。不思議な程アロマに惹かれた私・・・香りが持つ本能に働きかける特性を生かしアロマを使ったセッションで、悩める人の心の奥底を一緒に探りながらご自身の中にある本当の気持ちに気がつき、自ら傷を癒し、そしてその傷から得たことを糧に、その方が生き生きと歩むお手伝いをしていきます。子育てを終了・介護を「経験していますので、幅広いお話に対応できると思っております。ご縁のある方との出逢いを、お待ちしています。(ただし、ご相談内容によっては専門のカウンセラーや医療機関等に行かれることをご提案する場合もありますので、ご了承ください)※※※2020年6月より アロマセッションは中止しておりますのでご了承ください。<資格>NARD JAPAN認定 アロマ・アドバイザーNARD JAPAN認定 アロマベーシック講師JAMHA 認定 メディカルハーブ・コーディネータースパイスコーディネーター協会認定 スパイス・コーディネーターミトオカセカルチュアカウンシル銀座校 ライブセラピスト (アロマテラピー ボディートリートメント リフレクソロジー)乃木坂グリーンハウス 「介護福祉とアロマテラピー」終了臼井式現代レイキ サード取得ARI占星学研究所 初級コース終了志木カルチャーセンター講師 アロマ講座「初めてさんのアロマ健康法」 (2017.2~2017.12)栄養士
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