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店の名前をB・M・Oとした理由Un Bar con molti ordiniの略称で祖父の住んでいた岩手県の作家であり祖父が尊敬していた宮沢賢治氏の小説【注文の多い料理店】を頂くことにしました。レストランと表記するとイタリア語でリストランテとなって、イタリアでは格式高い高級レストランのイメージなので昼間はカフェ、夜は地元の方々が集まり食べて飲むようなBar(バール)にしました。そして注文の多いの意味は、私なりの思いがあります。少し重たくなりますが、昨今の個人主義の蔓延から他人への配慮のない方、年配の方、お子様、妊婦さんの所謂社会的弱者に対する不寛容の広がり、逆もしかりでお子様を常識的に躾けることができない方、それが当たり前の常識だと個人の価値観を正義として押し付ける配慮の無い方々が増えてきたことに社会の在り方、現状が間違ってきていると以前から感じていました。そして別として人の温かさや互いに認め合い助け合う文化の残る石垣島に来て、ご家族3世代が大切な人生の時間を重ねられるレストランが少ないことに気付いたのです。この2つ事を考えたときに私が作るレストランでは少ない人数でも構わないので皆さんが笑顔になり人生の節目に振り返った時に店を見て家族の記憶を思い出し笑顔になるお手伝いをしたいと強く思ました。そんなことから先々にお店を利用していただく方々に『お子様がいらっしゃる店です。お子様の声が苦手な方はお好みに沿わないかもしれませんのでご了承ください。』『お子様がいらっしゃるお客様は目の届く範囲ではなく手の届く範囲にお子様に居ていただいてください。』等と失礼ながら店主より注文をさせて頂き、誰もが笑顔になれる環境ができたらと願い店名を決めさせて頂きました。今後とも宜しくお願いいたします。
テーマ: ブログ
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