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恵比寿の駅前税理士 ウエダ

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渋谷区 恵比寿 の 駅前 税理士

はじめまして。税理士の上田智雄です。
うまく説明できないので、自己紹介をQ&A方式で書かせていただきます。




── 税理士になろうと思った経緯を教えてください。

スタートの動機がまず間違っていたのですが「モテたかった」のです。笑

税理士がモテるかどうかは別として、自分が何者かであるということを確定させたかったのです。20代の中盤だった時期で、スポーツで食べていけるわけでもなく、特殊な知識があるわけでもなく、口が達者なわけでもなく、お金を持っているわけでもなく、、、突出したものがない自分に、一つでも自分を印象づける何かが欲しかったのです。



社会に出て、自分に自信がありませんでした。社会に出たら、そこそこデキると思い込んでいたのですが、企業の中に入ると能力やセンスが常に平均的で、よくもなく悪くもなく。このまま人生の大半を占める仕事のなかでこのままでいいのかという悩みがありました。



そんな中、仕事で必要な知識アップのために、いろいろな勉強をしました。通関士、宅建、インテリアコーディネーター、情報処理、、、ところがことごとく挫折。なかなか気持ちが持続しなかったのです。



その一環でやっていた簿記の勉強だけが、あまり違和感がなく進めることができ、25歳に簿記2級を合格したことでいい気になり、税理士試験にチャレンジすることになりました。





── 税理士という仕事のやりがいは何だと思いますか?

色々な問題の解決をしてあげることでしょうか。 税理士ということで一定の信頼が担保できます。試験合格にはそれなりの忍耐が必要ですし、犯罪に手を染めている人であれば資格は持てないので身元もはっきりしています。資格は何もないよりかは「信頼できる」ように見えます。もちろん税理士の中にも変な人もたくさんいますが。その一定の信頼があるので、色々持ちかけられる問題の説得性はあると思います。



日々、会社や個人のいろいろな難問・難題の相談をうけます。会計・税務という領域にかぎらず、様々な相談です。人の問題や売上、家庭の事などを、これまでに蓄積した経験・知識や人脈などを通じて解決し感謝されることはやりがいなのでしょう。


── 税理士の資格勉強のコツは何だと思いますか?

【1】孤独に耐える

1科目を合格するのは、10人に1人しかいません。さらに5科目すべてを合格できる人もその中の一握りです。世の中には全体の1%くらいは天才がいて、勉強をあまりしないでも結果を出せる人がいますが、99%は凡人です。そのためには周りの一般的なやり方で、一般的な力の注ぎ方では合格できません。周囲がどうやっていようとも、合格するための自分独自の綿密な計画を立て、迷いなくそれをやり続ける信念が必要です。



また、税理士試験は長期になることがほとんどです。そしてお金や時間がある人を除き、多くの人たちは働きながらとか、子育てをしながら勉強を続けなくてはいけないのです。とにかく時間を捻出することが大切です。そうすると必然的に余暇は限りなくゼロになってしまうものです。友人や恋人、家族との時間は作れません。最初は応援してくれた周囲の人たちも、誘いを断り続けていくうちにふと気づくと孤独に陥ります。趣味も一切できません。それでも信念を曲げずにやり続けるというのが、合格するための勉強なのだと思います。



【2】ピークパフォーマンスを調整する。

モチベーションと知識のピークを試験日に作り上げることです。人のモチベーションは常にトップに入れ続けることはできません。毎年1回の試験日にモチベーショントップに上げ、そして知識が最大の状態にすることです。まず、9~12月のスタートダッシュ時には、週に1日は勉強をしない日をつくり、ちょっと物足りないくらいの状態でいく。プロ野球でいうところのベースキャンプみたいなもので肩慣らしの時期です。



そして、中盤期の1月~5月。ある程度の勝負がここで決まってきます。ここからは本気モードです。仕事以外の時間は、歩いている時間、お風呂に入っている時間、食事の時間も理論を頭の中で回し、寝言で理論が言えるくらいに回すことです。もし、年末年始やゴールデンウィークなど、長期の休みがあるなら、ウィークリーマンションを借りることをお勧めします。誰からも遊びの誘いを受けることもなく、娯楽も一切ないので、勉強しか選択肢がなくなります。



そして6~8月の直前期。これまでの力をフルに発揮し、ピークパフォーマンスに持っていくようにします。とにかく記憶を使える知識に操れるようにする時期です。守・破・離で言うところの、離です。基本がしっかり身についていて、ここが回せると、神の領域に入ることができます。 私も神の領域に2回ほど達したことができます。どんな問題が出てもぱっと答えがひらめくのです。



【3】合格する人になること

合格するには、合格する知識をつけることではなく、合格できる人間になることです。

社会人になってからは、勉強だけしていれば良いわけではありません。仕事も忙しく責任も重くのしかかってきます。プライベートでも色々な事件が起こります。それでも心を一定のリズムを保ち、時間を捻出し勉強し続けるということが大切です。




── 一番最初に働く先は何を基準で選んだか?

まったく何も考えず就職しました。高校、大学とほとんど勉強をした記憶がなく、色々なアルバイトをしていました。居酒屋、お好み焼き屋、新島のすし屋、XJAPANのライブ会場設営、新日本プロレスの会場設営、警備員、ピザ宅配、野球場でのビール売り、プールの監視員、ホンダ車製造、、、20種類以上。あくまで遊び金欲しさのアルバイトだったので、アルイバイト先での友達ができる楽しさはあっても、仕事そのものにやりがいも感じてもいませんでした。



よって、一番最初の就職先には何の期待もありませんでした。当時の就職活動は、バブル崩壊後だったので大手企業が採用を縮小しており、その中勢いがあったのが消費者金融やパチンコ屋でした。そこで消費者金融やパチンコ屋のギラギラした雰囲気も面白いかなと何社か内定もいただいたのですが、ちょっとアングラ的なところに躊躇が若干あり、結果的に知り合いの会社に就職しました。


── 転職した場合は、その目的や理由を教えてください。

会社も当てにならないし、自ら身を立てるためには、会計業界が良いのでは?という思い込みがあったからでしょうね。その就職した会社が、巨大企業の傘下の会社でした。ちょうどバブル崩壊後からの社会人デビューだったため、50~60歳の大先輩たちがリストラされている姿をたくさん見てきました。終身雇用・年功序列が当たり前の時代が終わり、この会社社会の中で安住の場所を保っていた人たちが戸惑っていた姿が印象的でした。



これを見て、これから40年近く社会人生活を続ける私には、さらに厳しい世界が待っていることが予想されました。その当時の上司が、この厳しい時代は「英語、パソコン、そろばん(会計)」が必須と何度アドバイスをくれました。そして、社会に入って「数字に強い」という事が、あらゆる場面で優位になることを目の当たりにしました。営業、仕入、人事、経営企画、、、すべて常に会計がからみ、会計を理解することで決断力が増すことがわかったのです。そうして、この「数字の強さ」を自分の武器にしようと確信し、その流れで会計事務所に転職することになりました。29歳でした。



正直、転職も直前まで迷いがありました。私自身の適性診断をすると経理というのは一番の不得意分野となるし、自分自身もそう思っていました。また、税理士試験もスタートして間もないところで、そもそも私自身が机に向かって勉強をすることがなかった自分が、税理士試験を突破できる勉強も続けられないのではという疑問もありました。でも、20代は転職の最後のチャンスだと思い、踏み切ることにしました。



── 働いてみて感じたことは何でしたか?

会計業界というのは地味で、暗くてまじめな人が多いのかと思っていました。ところが以外にも実際は、明るくてコミュニケーション能力の高い人たちが多く働いていました。会計事務所の仕事としては、経理作業だけではなく、プレゼンやセミナーをやることも多いのだというのが意外でした。



また、税理士資格で合格するために勉強したことは、仕事の中ではそんなに使わないということも意外でした。もしかしたら、大規模会計事務所の部門によっては、資格取得のために勉強した難しい知識もフル活用しているかもしれませんが、そんな人は、会計税務での就業者の1%にも満たないと思います。



税理士試験の範囲の5%程度のの基礎的なことが頭に入っていれば仕事はなりたつものだと思いました。全ての業種がそうですが、仕事というものは「お客様の困ったこと」に対して行われるものです。会計業界のお客様のその困ったことは、必ずしも税法会計がらみとは限りません。そのお客様の困ったことを解決するために、さらなる勉強も必要だと感じました。




── 開業当初に特に気をつけたことはありますか?

とにかく依頼されたことはすべて「YES」で回答することです。開業当初は、自分の存在は世に知られていないわけですから、試しに仕事をふってもらわないと、仕事のスタンスや能力を知ってもらうことができないので、自分の得手不得手を問わず、執筆、セミナー、イベント、相談会など、お声掛けをいただいた仕事はすべて「YES」で答えていくようにしました。結果的に、新しい自分のスキルがアップすることも大いにありました。


── 開業して感じたこと、分かったことはありますか?

お金が無くなっていくという恐怖でしょうか。私は開業時のお客さんが0件だったので、入金は0円にも関わらず、月々事務所家賃やらリース料やらの支払いがあり、毎月の通帳残高が数十万単位で減っていくのを見て恐怖を感じました。税理士事務所なので、平均的なビジネスモデルよりかはランニングコストは少ないのですが、それでもこんな恐怖を感じるので、他の人たちはもっと重い恐怖を感じているのだろうと感じました。



あと、常に崖っぷちに立たされているという事も感じます。損得ばかりを考えていると人を陥れることになったり、他人の感情を気遣っていると自分の足元をすくわれることもあります。日々、何かしらの判断を迫られていきますが、自分でやっている以上、その判断から逃げて、「上司が、、、」「会社が、、、」といういいわけが効かないという重みもあると思います。



── 顧問先に対する想いを教えてください。

うちは中小企業が中心のサービスとなりますが、とにかく成長してほしいと思っています。いつもいろいろな問題の相談をうけます。会計税務にかぎらず人の問題や、家庭の問題、資金全般の問題、、、周囲にはうまくいっているように見てても、誰しもが人には打ち明けられない問題を抱えているものです。これらの問題は「会社が成長すること」である程度和らぐことがあります。どの業界も決して楽に稼げるところはありません。



これを打ち破るためには、これまで通りのやり方を変えるべく、新しい知識を手に入れ、やり方を変えていかなければなりません。これらの方法をいっしょに学び、経験していけるようなサービスのしてきたいものです。


── どんな顧問先が多いですか?

まず渋谷という地域柄から、ITや芸能、デザイン、不動産といった業種が多いです。 私たちの事務所が開業したのが平成21年2月。平成20年8月リーマンショックの直後でした。よって関与しているところの多くは、従来型の一般的な業種店ではなくて、一ひねりしてある会社が多いです。



規模的には、売上が1000万円以下が7%、3000万円以下が30%、1億円以下が40%、10億円以下が20%、10億円以上が3%となっています。小規模の個人事業主や法人について、関与するポイントとしては、「従業員を1名以上雇用している。」「親族以外から借入・出資がある」という会社になるかと思います。


── どんな経営者を応援したいと思いますか?

会社の成長をサポートすることを私たちの仕事としていきたいと思っています。そういう点でいうと、「お金を持っている」もしくは「持とうとしている」経営者です。ビジネスは全て博打(ばくち)です。一定の理論や法則が通用する博打だと思います。しかしながらお金がなければ博打は打てません。



とにかくお金を持っている経営者が伸びる可能性のある経営者です。と言いながら、私はお金を持っていませんが(笑 でも、これから伸びていくために着実に資金を貯め、常に学び、そしてこれを投じて事業を伸ばしていこうという経営者は見ていて楽しいです。こういう方々は素直に応援していきたいと思います。



── 人材採用に対する考えを聞かせてください。

知識や経験よりも人物重視でいきたいと思っています。知識や経験は、入社してからでも学ぶことができます。入社してから90日間はひたすら研修で学んでもらい、その後も教育の場は数多く設けています。こういったフォローで知識や経験は一定のレベルには達してもらえると思います。しかしながら、こういった学びやそれを活かそうという意欲。



いわゆる「モチベーション」については、会社ではどうすることもできません。これまでの人生の環境で培ったものなので、入社してからは育てることができません。とにかく「モチベーション」が高い人物です。



この「モチベーション」のポイントは、人生の中で挫折や逆境の経験。そして、それを乗り越えてきた経験などがあるかどうかです。これだけ流れの早い世の中です。入社時の会社と、5~10年経ったときの会社では、求められる知識や経験は随分と変わってくるはずです。それを前向きに吸収しようとする人が必要だと思っています。


── どんな人と一緒に働きたいですか?

明るい人です。物理的・精神的に明るいところに人・モノ・金は集まってくるものだと思います。明るさは、結果的に会社の成長につながると思っています。その明るさですが、別におしゃべりで自己アピールに長けている必要性はありません。ものごとを前向きにとらえるとか、人が好きだとか、根の明るい人と働きたいものです。


── 御社と他社で働く違いがあれば教えてください。

研修制度は充実させています。入社して13週間の研修プログラムや、OJTトレーニングなど、未経験者でも仕事に取り組めるような制度を整えています。また仕事でのミスやトラブルも、叱咤激励ではなく会社全体として構造的に対処するような社風を作っています。人を育て、そしてお客さんに必要とされるサービスを豊富に取り揃えていくことがこれからの取り組みとしています。




── 一番大変だったこと、嬉しかったことは何ですか?

一番大変だったのは、開業当初の仕事がなくて暇だった時期でしょうか。暇で暇で、、、しかも、この暇が永遠に続くのではないかという不安。これが一番大変でした。嬉しかったのは、うちのスタッフがお客さんに信頼を得ていると実感したときでしょうか。業務を人に任せるというのは、正直不安な部分もあります。



「必要とされる能力があるだろうか?」とか、「良い人間関係が築けるだろうか?」とか、「大きなミスをしてしまわないだろうか?」とか。 でも、その不安がプラスのフィードバックとして返ってきたときは嬉しいです。誇らしい気持ちになります。


── 今後、どんな事務所にして行きたいですか?

税理士事務所という枠から考えるとサービスが凝り固まってきてしまうので、お客様視点でのメニューを増やしていきたいと思っています。「会社を成長に導くサポート」として、「お金」と「人」、「売上」といった中小企業が困ったことを解決できるサービスを提供できる組織体として、新しいチャレンジをしていきたいと思います。そして人間関係を縦に積み上げていきたいと思います。人との縁をつなげていくことです。ビジネスを育てるためには、数字を優先するべきであり、どうしても人間関係を後回しになってしまう局面もあるかと思います。その中でも義理を欠かない行動を精いっぱいできるようにしていきたいと思います。



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