涯 如水

自ら活動し、他を動かしめるは水なり。　常に進路を求めて止まず尚して方円の器に従うは水なり。　自ら清くして他の汚水を洗い清濁併せ容るるの雅量あるは水なり。　障害にあい激しくその勢力を増し乗り越えて、その報いを求めざるは水なり。　洋々として大洋を満たし、発しては蒸気となり雨となり雲となり雪に変じ霧と化し凝っては玲瓏なる鏡となり而してその性を失わざるは水なり。　　《趣味；絵画・読書・登山》

　壺公仙人(涯 如水)が愚考・独行・栴檀の日々　それ　快適にして快活。　愚考する諸々に一期一会にて、日々之好石碑。　放浪生活は人生の過半に及び、齢七十歳を迎える。　ﾃﾞﾗｼﾈ（根無し草)の彷徨から次なる世界に・・・・・・・・