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東京生まれ、東京育ちです。初めは販売業、その後はずっと病院勤務。人付き合いを子供時代に上手く学べなかったぶん、（苦手なのに）人と接する仕事につくよう自分で仕向けていたのかもしれません。子供時代は、越境入学で隣町の小学校に通っていたため近所に友達がなく、家に帰ると部屋でラジオを聴きながら絵を描いていました（洋楽好きになったのはそのためです）。子供時代は、周りを大人に囲まれた日々だったので、今でも年上の人と一緒にいると落ち着きます。裕福な家庭で育ちましたが、両親が子供達を愛し過ぎる人達だったので、いわゆる過干渉状態になり、精神的自立が困難になりました。友人宅に行ったり友人が家に来たりという事も、そもそも両親がそういう事を好きでなかった為あまりありませんでした。また出かけるにもかなり前から「いつ、どこへ、誰と行って、何時に帰ってくる」という事を親に伝えて許可を得なければならず、しかもその時はいいと言われても、当日になると親の気分が変わってダメだと言われる事もしばしばでした。ですので人付き合い＝面倒なものと思ってしまい、１人で行動する方が楽でした。小さい頃から空想の世界に遊び、現実逃避していました。いつかこの空想が現実になる事をただ夢見ていました。大学に入って、コントローラーに魅入られたり、社会人になってからも困った人達と関わってしまったりしましたが、それはブログで詳しくお伝えします。いろいろありましたが、そのお蔭で「心について考える」ようになり、どんどんのめり込んでいきました。心理カウンセリング、ヒプノセラピー、インナーチャイルドセラピー、ＮＬＰ、またチャネリング、アカシックレコード、カッティングコードといったスピリチュアル系もいろいろ学び、自分を覆っていた思い込みは少しずつ消えていきました。まだ最後の扉のような存在が立ちはだかっていましたが、大嶋信頼先生の書籍に巡り合い、問題を外側に見出す「ＦＡＰ療法」を知り、感銘を受けて、ついに最後のピースがはまった感覚を得られました。自分の決めたルールや思い込みに囚われて動けなくなっている人。思考に覆われて感情が見えなくなっている人。いくつもの思いが同時進行で存在してどうしたらいいのか分からなくなっている人。強い恐怖や罪悪感に突き動かされてしまう人。・・・実はどれもわたし自身がそうでした。そんな方々のお手伝いができればと思い、セラピーを始める事にしました。中でもわたし自身がずっと囚われていた「医師の家族」という観念。医師である家族に迷惑をかけてはいけない。医師である家族に恥をかかせてはいけない。医師の家庭は完璧かつ幸せそうに見えなければならない。家族の価値観に合わせて生きていく苦しさ。反発しながらも、振り切ろうとすると罪悪感に襲われる。こうしなければというルールに幾重にも覆われて身動き取れない。恵まれた環境にいると思われる為に、なかなか心の苦しみを分かってもらい辛い。甘え、わがまま、贅沢な悩みだと思われてしまう。嫉妬されそうで人に言えない。そう思ってしまって誰にも話せない。でも、当事者だったわたしなら、共感する事ができます。実感をもって、お話を伺う事ができます。そして。どうしてそんなふうになったのか。どうしたらそこから抜け出られるのか。それをお伝えする事ができます。心を解き放つ為に、わたしという存在を使って下さい。思い立った時がその時です。わたし達はいつでも、自由になる事ができるのです。
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