そらやす＠FTM🌈小＆中学校教師暦15年

• Amebaオフィシャルブロガー

【子育てをもっと面白く！】
悩んでばかりでちっとも楽しめない、そんなあなたへ。トランスジェンダー（FTM）の元教師、そらやすがお届けする、「天晴Diary」です！

公立小学校で12年、中学校で3年の指導経験をもち、2000組以上の親子と関わり、本当に様々な事情を抱えた家庭で育つ子どもたちを見てきました。

私自身、幼稚園の時、突然母が家を出て行き、小学生時代は父子家庭で育ち、思春期に入り父が再婚してステップファミリーの中で「普通ではない家庭」をいかに楽しむかという教育方針の中成長してきました。

小さい頃から自分の性別に違和感があったものの、当時はLGBTに関する情報がなかったので、小学校の赤いランドセルや中学の制服に抵抗感を感じるも「そういうもの」と諦めて通学していました。

大人になり、教員になってからも、自分のことをカミングアウトすることはできず、一生隠して、『普通の自分』を演じて生きて行くつもりでいました。

しかし、教員を退職してから、教え子に同じ悩みを抱えていた子がいたことを知り、さらにパートナーと「可能ならば一緒に子どもを育てたい」という想いから、本当の自分を隠しておくことのマイナス面を感じるようになりました。

そして2018年、トランスジェンダーであることを公にカミングアウトすると決意。
オープンにするようになってから人生が大きく変わりました。

2020年には日本能率協会マネジメントセンターより
「きみは世界でただひとり　おやこで話す初めてのLGBTs」を出版。
https://www.amazon.co.jp/dp/4820728342

2021年からは幼児教育系雑誌「FQ Kids」にコラム掲載スタート
https://fqkids.jp/

人との違いに悩み、自分を否定しながら、誰に相談していいかわからずに悩む子どもたちに向けて「相談できる大人がいる」ことを知ってほしいという想いから
全く素性が分からない匿名のインターネットの世界に頼るのではなく、安心して相談できる環境を作る必要があると考えるようになりました。

現在は保護者パーソナルコーチングで思考習慣を変え、今抱えている悩みを全てプラスに変えることで、親子関係が劇的に変わる自立型思考をお伝えしつつ
保護者向け、子供向けの合宿なども開催。

招き筆文字筆書屋（ひっかきや）という筆文字によるメンタルマネジメント講座や
学校、PTA、企業でのセミナー、講演活動などを通して、親子、学校、社会と子どもをつなぐ活動を行なっております。