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大田区の金属加工が得意な中小製造業が中心となり国産ボブスレーの開発をして、冬季五輪を目指ざそうというプロジェクトです。ボブスレーは冬季五輪の競技種目であり、欧米では伝統と人気のあるスポーツです。欧米の強豪国では企業や国が総力を挙げて開発したソリで勝負を競っています。近年アメリカ代表のソリ開発はBMWが支援し、イタリア代表はフェラーリが協力しています。下町ボブスレーは、大田区の小さな町工場が中心となり、世界のトップレベルへ挑戦する日本製のソリを作り、産業のまち大田区のモノづくりの力を世界に発信しようというプロジェクトです。これまで10台のボブスレーが作られ、国内外のコースで走行しています。ボブスレーとは"氷上のF1"と呼ばれ、独特な形状と機構を持つ専用のソリに乗って、氷が張ったコースを滑走、タイムを競う競技で、最高速度は130km/h-140km/hに達します。ボブスレーは山腹にある専用コースを使い(※日本には長野市に専用のコースがある)、カーブは最大2秒間に5G、1,7tの荷重がかかります。スタートでは選手がスタートダッシュをして加速し、すばやくソリに乗り込み、パイロットがハンドルで操縦します。ゴール時には後方に乗るブレーカーがブレーキをかけます。二人乗りと四人乗りがあり、下町ボブスレーは二人乗りを現在開発中です。下町ボブスレーは速いソリを作るため地道な開発作業に取り組んでいます。延べ100社以上大田区の町工場が無償で協力してシャーシを製作。ボディはCFRPを専門として様々な設計・開発している東レ・カーボンマジック株式会社が担当。空力解析は株式会社ソフトウエアクレイドル、東京大学がランナーの設計・開発をする等、協働関係でボブスレー2人乗りソリの開発で試行錯誤を重ね、プロジェクトを推進しています。ボブスレー競技に付帯する什器や器具、運用するためのコンテナ製作なども積極的に挑戦しています。
テーマ: ボブスレー競技
テーマ: イベント
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