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はじめまして、ストレスリリーフNYのシイラ慈子(しげこ)です。生まれてからずっとストレスとは無縁。お転婆娘、花盛りでした。ところが、パリ大学卒業、結婚以降は一挙に暗転、大学就職、出産、癌宣告など、多難の幕開けでした。超難関の大学の職をやっと得た頃、授かった娘が診断不明の難病と判明しました。治療のない娘の養育介護はもう五里霧中。それに加え40歳過ぎに癌宣告を受けました。癌とのお付き合いの始まりです。米国籍の夫と娘は中学進学を機にNYに。それから25年間、私たち遠距離夫婦は何度太平洋を往復したか数えたこともありません。娘が無事に楽しく毎日を過ごせることだけが唯一の願い。全力全開でした。とはいえ超多忙、問題山積みの毎日、胃痛、胃潰瘍は当たり前、肩こり、喘息、動悸、耳鳴り、頭痛あちこちの痛み、エトセトラ、エトセトラ。悩み不安、心痛などないほうがおかしいくらい、その日の対応で精一杯でした。ところが、私は「倒れる」どころか困難な40余年を元気に生き延びてきました。その理由は、洋の東西を問わず多種多様な心理療法、自己啓発、関連諸科学を学び、体験し続けたことだと思います。とりわけ2分内観法との出会いは大きく、癌克服に至る長い間通院し、多くを習得させていただきました。NY移住後もコーチングを学び卒業しました。もちろん、丈夫に生み育ててくれた両親、娘の養育介護に協力してくださった多くの方々、温かく見守ってくれた夫と私の親族、友人・知人、感謝の言葉を尽くしきれません。そして、そして、夫と娘。自ら超多忙な職にあり、世界中を飛び回りながら家族を守る夫は、揺るがず力強く大きな存在です。娘の麻谷はナイハン症候群の父ナイハン先生の「長くて5~6歳まで」に反し、7倍の42年間を生き、昨年夏、他界しました。私達の喪失感は深く驚くほどのうつ状態でした。しかし考えるまでもなく、誰よりも難儀な人生を与えられたのは娘本人です。にもかかわらず終生明るく周囲を和ませ、いつも励ましてくれました。治療と療養の許す限り私のセッションも受けいれ、重度の障害に挑戦する彼女がいるからこそ<麻谷コミュニティー>の私たちは長い年月を真剣にそして楽しく過ごせたのだと思います。42年間、今でもなお、人種性別を問わず、<麻谷コミュニティー>では「私達のエンジェル」と呼び、集っては偲んでいます。麻谷はこう最後に言い遺し、安らかに永眠しました。「私たちは深い愛でつながっている。みんな本当にありがとう。」宗教や信仰に強い関心があるわけでもない私ですが、ストレスの怒涛に見舞われ続けた大荒れの半生であったものの、自分とつながる人々を結ぶ深い愛に気づき、本当の自分に目覚めました。エネルギーや情熱が枯れることなく多くの困難も合わせて祝福され、納得の行く半生だったと心より感謝しています。自由な時間を与えられた今こそバーチャルという青空に花の種を蒔こうと思います。ストレス不調で苦しむ女性がそれが実は、幸せへのサインと気づき、本当の自分に生まれ変わり、本当の自分を生きていくように丁寧なサポートをし、支援したいと願います。今後ともよろしくお願いいたします。最後までお読みいただきありがとうございました。シイラ慈子(しげこ)
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