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おはようございます!タツミです。現在、僕は役者としてアニメ、吹き替え、舞台と様々な仕事をしています。今でこそ、東京で仕事をしていますが、生まれも育ちも、田んぼと畑に囲まれたド田舎。近所にコンビニもなく、電車だって30分に一本、休みの日に遊びにいくところといえば、イオンのショッピングモールでした。そんな僕が、「声優になりたい」初めてそう思ったのは中学2年のころ。アニメと漫画が大好きで、特に当時放送していた「スクライド」がお気に入りでした。「いつかこんな作品に出たい」そう思ったのがきっかけでした。声も特別カッコいいわけでもない、顔とスタイルがいいわけでもない、成績だってやっとオール3が取れるレベル。「少しでも早く演技に触れたい」そう思った僕は、高校に入ると演劇部に入部しました。入部して最初の配役オーディション。「セリフが棒読み」「感情表現がへたくそ」「お前ロボットみたい」評価は散々。もらった役は「警察官A」舞台の終わりに1分ほど登場するセリフも名前もない役でした。そんな中、一緒に入部した同級生は堂々と演じ、主役をもらっていました。悔しくて悔しくてたまりませんでした。もっとうまくなりたい、もっと技術をつけたい、みんなを感動させるような演技がしたい、そう、強く思いました。演劇書を借りては読み、気になるところはメモを残し、演技がうまくなりたい一心で必死に勉強をしました。その甲斐あって、進路を決める高校3年の夏に、有名な声優養成所に合格。高校を卒業してからすぐに上京し、その声優養成所に入りました。養成所では演技の経験者も少なく、すでにある程度の基礎を終えていた僕は、講師にも評価され、なんと卒業公演の主役をやることになりました!ところが、稽古が進むにつれ演出家にダメ出しに対応しきれず、演技に行き詰ってしまいました。「何をやっても変化がない」「何をやってもお前のままだ」そしてついには…「お前はもうダメだから主役を降ろす」本番2週間前のことでした。「あいつは口だけで何もできない」「偉そうなこと言ってるわりにこのザマ」クラスメイトからはそうバカにされました。卒業公演での失態。もちろん事務所に入れるわけもなく、僕は養成所を卒業することになりました。そして卒業前に講師の方からこう言われました。「ちゃんと台本を読めるようになりなさい」何を言ってるのかわかりませんでした。台本はたくさん読んできました。セリフだって間違えずに言えてます。読んで感じた通りに感情表現もしています。これ以上、何が必要なのですか?「読み取っているものが浅すぎる。 自分勝手に表現をするのではなく、 作家が書いたものを きちんと演じられるようになりなさい」この講師の言葉が大きな転機となりました。僕は台本の読み方を必死に勉強しました。また数多くの演劇書を読み、演劇書以外にも、役に立ちそうなものは片っ端から読み漁りました。演劇のワークショップに参加し、いろんな演出家の元で学びました。学び続けて僕は気づいたのです。台本にはちゃんと読むための方法があったのだと。台本の読み方を知れば、誰でもきちんと演じることができるのだと。その後、300人規模の大きな舞台で主役を演じることになりました!その舞台ではキャストの人気投票があり、なんと「2位とダブルスコアの差」をつけてダントツの1位を獲得したのです!その舞台に参加した時、周りの俳優を見て1番感じたこと「きちんと台本が読めていない」まさに昔、講師に言われたことをそのまま感じたのです!試しに舞台で行き詰っていた知人に台本の読み方を教えてみたところ彼の演技はみるみる変わり終演後に大喝采を浴びることになったのです。その時確信しました!どんなに表現を磨いても、台本に書かれている役を理解し、セリフを理解しないと、評価されることはないのだと!しっかりと理解し、演技のための土台を構築しないと、評価を受ける表現にはならないのだと!ここにたどり着くまでにたくさんのお金もかけてきました。養成所費用、ワークショップ参加費、書籍購入費、合わせたら400万は軽く超えるでしょう。その代わりに、実績と信頼と、お客様からの賞賛を得ることができるようになったのです!そして、、僕は決意しました!今後学んでいく人が以前の僕のように遠回りして時間とお金を浪費してしまう前に同じ目標に向かっている仲間を助けたい!時間は有限です。その貴重な財産を浪費することは、人生そのものを浪費していることと同義だと思います。僕のように声優養成所に合格しても、一つの失敗で水の泡です。そんなことにはならないために僕が15年かけて学んだ知識と経験を全てあなたに提供します!それを読んで聞くことで、少しでもあなたの目標への道しるべになればと思います。正直な話、僕は将来、若い志望者を教える側につきたいと思っています。もちろんそれは何十年も先の話ですが、基礎は何十年たっても基礎であることは変わりはありません。だから今、あなたに教える側に立ちあなたが俳優になるための基礎を深めると同時に僕も基礎の部分の理解を深めていきたいと思っています。最後に・・・自分の好きなことをして生きていく人生は最高です。僕と出会うことで、あなたの人生が最高になったら僕も幸せです。長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました!
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