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愛知県稲沢市にあるピアノ教室です。 おおみやピアノ教室「ドルチェ」を主宰しております大宮です。5歳からピアノを始め名古屋市立菊里高校音楽科愛知県立芸術大学ピアノ科に進学。卒業後、中学教員を経て愛知県稲沢市でピアノ教室ドルチェを開設。お教室では、幼児の方(4歳)から小中高校生、シニアの方まで幅広い世代の生徒さんのレッスンを行っております。社会人・シニアの方の趣味の演奏コンクールに向けての演奏音高・音大受験のためのピアノとソルフェージュの指導とサポート中学教員の経験を活かしての小中学校のテスト対策の指導...など、幅広い演奏をご指導しております。<稲沢市 おおみやピアノ教室「ドルチェ」>場所:名鉄木田駅より車で7分、七宝駅より7分、大里駅より10分、国府宮駅より13分生徒様は広範囲の小学校・中学校からお通いいただいております。稲沢市千代田小学校、坂田小学校、大里西小学校、国分小学校、大塚小学校、稲沢西小学校、下津小学校、稲沢東小学校、六輪小学校、法立小学校、千代田中学校、大里中学校、治郎丸中学校、明治中学校、稲沢西中学校、祖父江中学校、平和中学校、あま市・清須市甚目寺東小学校、甚目寺南小学校、正則小学校、美和小学校、篠田小学校、清須小学校、清須中学校、美和中学校、甚目寺中学校<プロフィール>母の実家があった大阪府池田市で生まれる。<幼少期>両親が音楽好きで、いつもレコードを聞いていました。幼い時から両親が聴いていたベートーヴェンの交響曲やピアノ協奏曲「皇帝」、バッハの「管弦楽組曲」ヴィヴァルディの「四季」モーツァルトの交響曲40番、41番など、曲の隅々まで覚えてしまいました。両親は、同じ曲で違う指揮者・違うオーケストラによる演奏の聴き比べなどしており、同じ曲でも演奏者によってテンポも曲想も全て違うということを母から聞いておりました。その時初めて演奏者によって同じ曲でも全く違う演奏になる、ということが子どもながらに分かったことを今でも覚えています。交響曲を数多く聴いていたせいか、絶対音感はあり、また同じ曲を繰り返し聴いていたためオーケストラの楽器の音色や曲の形式なども自然に頭に入りました。幼児期の子供は大人の想像以上に音楽を吸収する能力があると思います。そして反復すればするほどその能力は高まると考えられます。ピアノは5歳から始めました。近所のおじいさん先生に習っていましたが、レッスンの帰りに毎回母に「レッスン中はあくびをしないように」と叱られていたのを記憶しています。<小学校時代>小学1年生の時に先生を変わり、名古屋まで電車に乗って毎週レッスンに通いました。かなり厳しい先生でした。「ピアノの練習時間は学年+1時間でないと上手にならない」と言われ、練習中に母はいつも私の横に付き添っていました。親子バトルも大変なものだったのを記憶しています。小学生の頃、もうすでに私は1歳下の医師になった妹と比べると数学が苦手で嫌いだったため、勉強よりピアノの方が自分には向いている、と子どもながらに感じていたようです。数学で苦労するくらいならピアノの方が楽しいと思っていたのかもしれません。いつしか恩師が卒業された名古屋市立菊里高校音楽科に進もうと決めました。その後、父が名古屋大学で教鞭をとることになったので、小学4年の終わりに愛知県稲沢市に家を建て、引っ越しました。小6の時、人生初の挫折感を味わいました。練習不足で「井の中の蛙」状態なのに怖いもの知らずで毎日新聞社の全日本学生音楽コンクールに初めて出ました。周りの出場者のレベルは自分とはかけ離れて高く、緊張のあまりベートーヴェンの第5番のソナタの第一主題の高音を全て外し、惨憺たる演奏になってしまったことを今でも覚えています。練習はしていたつもりだったのですが、いかに自分が甘かったのか?をその時思い知らされました。<中学時代>中学2年の時にリベンジ!学生音楽コンクールに再挑戦しようと決意。家族は「やめたら?」と言いましたが「やってみないと判らないから、ダメ元でやってみる」と言って参加を決意しました。小学校の時の失敗経験で「生半可な練習では良い演奏なんて出来ない」と骨身に染み、ノーミスを目指して子供ながらに練習方法を考え、やれることは全てやりました。人生で初めて工夫に工夫を重ねて1つのことに粘り強く取り組んだと思います。自分で決めたことは頑張れるのだと思いました。やれることは全てやり、ベートーヴェンの16番のソナタをほぼ完ぺきに弾くことが出来ました。結果もおのずとついてきました。本選の時はショパンの即興曲第2番でしたが、高校生の本選課題曲のショパンのバラードの1番を生まれて初めて聴き「こんな素敵な曲があるんだ!」と衝撃を受けたのを今でもはっきり覚えています。バラードの1番と幻想即興曲は自分の憧れの曲となりました。そして何の疑問も持たず、音高の受験体制に入りました。<暗黒の音楽高校時代>その後、名古屋市立菊里高校の音楽科ピアノ専攻に入学しました。入学時の成績は良かったのですが、脱力の基礎が出来ていないまま音高に入り、無理に無理を重ねて難曲を弾いてきたツケが一気に来ました。速い曲を弾くと手が疲れて指も動かない、歌う曲も音が固いから歌えない、成績は下がる一方・・・大きな壁に当たりました。高校のピアノ担当の先生は東京藝術大学を出られた先生でしたが、「手が固い」「もっと歌いなさい」と抽象論ばかり指摘され、具体的な打鍵法などの指導は一切ありませんでした。どうしたら脱力ができるのか?教えて下さる先生とも巡り会えず、とても苦しみました。音大受験しか選択肢はなかったので音高に入ったことを後悔したこともありました。学歴や指導力は「良い先生かどうか?」ということとは全く関係ないということ、自分のような辛い経験は生徒さんたちには経験させたくないので、自分は脱力の根本を教えられる指導者になりたい、とその時から強く思うようになりました。<音大時代>暗黒の高校時代でしたが、愛知県立芸術大学のピアノ専攻に入学することが出来ました。大学は音楽学部と美術学部があり、美術のお友だちは個性的、魅力的な人が多かったです。音楽学部の学生のように努力家タイプ、コツコツ型でない自由奔放なキャラクターの人たちとの交友関係はとても新鮮で、大学に永遠に残りたいと思うほど楽しい4年間でした。自分の人生の中で一番楽しい時代だったと今でも思います。<大学卒業後>大学卒業後は、名古屋音楽学校と愛知県の教員採用試験に合格し、迷いましたが中学の教師を選択し、数年勤めました。当時の中学は校内暴力で大変荒れていました。道徳や学級経営など、音楽に関係ないことで何故こんなに苦労しなければならないのか、本当に苦痛でした。自分が何のために苦労してピアノをやってきたのか?といつも自問自答をしていました。26歳で結婚、子供ができたのを機会に中学校を退職し、ヤマハの個人レッスンの講師を経て自宅でピアノを教えるようになりました。娘2人の子育てからも、様々な事を学びました。出来の良かった長女は、ピアノもそこそこに弾けていましたので、スパルタでピアノを弾かせすぎてピアノが嫌いになってしまいました。勉強でもピアノでも、私が過剰な期待をしたので、長女との人間関係がギクシャクしてしまいました。長女は中高一貫の進学校へ進み、その後東京の国立大学へ進みました。子育てで学んだことは、親は口出しせず、子どもの自主性を尊重し、じっと辛抱強く見守るべきだということでした。次女は並の子供だったので期待もされず、伸び伸びと育ちました。地元の伝統的な女子大へ進み、親元から大学も通いました。2人とも結婚し、孫が3人に恵まれました。<仕事の面>ピアノでは、コンクールなどで素晴らしい演奏をしている他の教室の生徒さんを聴いて、「どうやったらあのような演奏が出来るのか?」「何が違うのかしら?」と自問自答していました。その時にたまたまご縁が出来たのが全国的にも有名なS先生でした。自分の生徒さんを見ていただく機会がありましたが、音の1音1音の出し方を根気よく指導してくださり目から鱗でした。「私が求めていたのは正にこういう指導だった!」「自分もS先生に出逢っていたら、もウ少し良い演奏が出来ていたに違いないのに」と思いました。自分自身の高校時代のように、基礎ができていない状態で曲ばかり難しくなると、いつか弾けなくなってしまう時が来る、音の出し方、脱力が出来てこそ、初めて良い演奏が可能。良い演奏が出来ると、美しい響きからイマジネーションの世界が広がり、本当の意味での「音楽の楽しさ」「素晴らしさ」を味わうことができる。これが、自分の失敗から学んだ教訓でした。力が抜けた美しい音を出す奏法をいつも心がけて、子供たちをご指導してきました。人生においての様々な経験は、良かったことも悪かったことも、失敗したことも成功したことも、今の私にプラスにつながっているように思います。コンクールでの失敗経験、高校生の時に基礎が出来ていなくて苦しんだ経験、荒れた中学で思春期のお子さんを見てきたこと、親の思うようにはいかず子育てで悩んだこと、それら全てが、今の私の肥やしになっていると思います。お一人お一人のお子さんの年齢による成長と向き合いながら、お母様方と密に連絡を取り、お母様方のお悩みを伺いながらレッスンをさせていただいております。そして、お教室のお母様方と、そしてお母様同士はとても素敵なコミュニティが作れております。そんな心地よい人間関係、お教室の中で、「無理なく、そしてお子さんの能力を最大限に引き出すにはどうすれば良いのか?」日々考えながらレッスンを進めております。【過去の音楽高校、大学受験の実績】※すべてピアノ専攻。 愛知県立明和高校音楽科、名古屋市立菊里高校音楽科愛知県立芸術大学、名古屋芸術大学お茶の水女子大学(音楽表現コース)大阪大学文学部音楽学専攻愛知教育大学(音楽)☆豊富な経験を生かして進路・受験のサポートを行っております。愛知県稲沢市 ピアノ教室ドルチェ https://sakipri8787.wixsite.com/my-site-4
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