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私は化学物質の⼈体に及ぼす有害作⽤の実態を暴く毒物屋稼業に30年近く携わってまいりました。毒物屋とはいいかえれば「病気作り屋」とでも⾔いましょうか、動物に化学物質を与えることで顕署に病気が発症するか否かを研究する仕事で、取り分け発癌に取り組んでまいりました。通常、化学物質を⼤量に摂取させると、かなりの確率でさまざまな有害作⽤を⽣じます。⽣体にとって化学物質は異物ですから、体内に潜⼊してくれば、何らかの異常が⽣じるのは当然のことです。今、私たち現代⼈の⾝近で⼤きな問題となっているのは、⾷品や化粧品、そして、医薬品を摂ることによって、多種多様の化学物質が、ごく微量ではあるが⻑期間にわたって毎⽇、私たちの体内に侵⼊し、蓄積されていることです。確実に私たちの体は化学物質による漬物状態にあるのですが、⾷べてすぐに異変が出る程の量を摂っているのではないので、危険なものではないと思い込み、多くの⼈が安⼼し切って使っているのが実状ではないでしょうか。しかし、毒性試験は単⼀の物質についての試験しか⾏っていませんから、現代⽣活で私たちが毎⽇何⼗、何百という化学物質の複合摂取に反映した結果を求める試験は当然のことながら⾏っておりません。それにもかかわらず、国は化学物質個々に対しての許容量という安全ラインを決めて制度化しています。この制度は⾔い換えれば、どんなに有害作⽤のあるものでも国が定めた許容量以下なら使⽤できるということになるのです。いわば、有害物質の使⽤にお墨付きを与えているものなのです。これまで、中国で製造された輸⼊⾷品の中に鉛や⽔銀化合物、メタミドホスやメラミンなどの有害な化学物質が混⼊する事件が頻繁におこってきましたが、安易に⾷品に化学物質を添加しても良いという許可を出していることが、こうした危険いっぱいの化学物質社会へと傾斜した世の中を作ってしまったと考えられます。さらに、⾏政も企業も、そして、消費者さえも許容量以下、あるいはその近辺なら問題ないと考えてしまっていることが、繰り返し同じような事件を⽣じさせている原因ではないかと考えます。しかし、冷静に考えてみてください。現代⼈に急増している癌や糖尿病、⼼臓病、脳⾎管系障害、アトピー性⽪膚炎などは、明らかに私たちの体に侵⼊している無数の化学物質による複合汚染、そして、⼈⼯養殖化した⾷⽣活に負うところが多いと考えます。⾃分たちの⾝の回りに⽬を向けてみますと、地球の温暖化、オゾン層の破壊、異常気象、絶滅⽣物の急増加、環境ホルモン物質などによる⽣態系の異常、各種ウイルスの猛威などは、これまで地球上に存在しない無⽣物である化学物質を、⼈類が⽂明社会創造の⽴役者として重⽤し、あらゆる分野で活⽤した結果、その副作⽤が⽬に⾒える形で現れてきたものと⾔えましょう。地球が誕⽣したころの無⽣物時代から、⽣命が誕⽣し、それが増え続けた⽣物進化の時代を経て、ようやく⽣物に適応した⽣態系環境が育まれ、⽣物と無⽣物が融合した環境を構築してまいりました。ところが、⼈類の出現によって、この融合環境は瞬く間に化学物質という「化け物」によって蹂躙(じゅうりん)され、今⽇の⼈⼯合成化の状況を作ってしまいました。秩序⽴った製造⽅法で同じものを⼤量に作り出せる化学物質によって⽂明は⾶躍的な発展を遂げ、⼈類は便利で快適な現代⽣活をエンジョイしてまいりました。ところが、とんでもない落とし⽳が私たちを持っていました。秩序⽴った化学物質が⾃然界や私たち⼈間を含む⽣態系に対して、無秩序に反応しだしたのです。オゾン層の破壊とか、CO2 濃度の上昇や、ハリケーン、⼤型タイフーンの頻発、永久凍⼟地域の氷解、⽣殖能⼒の低下、奇形、性の転換した動物の出現、発癌の増加、絶滅⽣物の増加など、まさにこれまでの⾃然界にはない無秩序な予想のつかない状態の出現は、あろうことか秩序⽴って作られた化学物質の仕業だったのです。⼀⽅、⾃然界や⽣態系には⼀つとして同じものがないほど無秩序な状態といえるでしょう。しかし、グローバルな⽬線で⾃然界の営みをみてください。必ず朝が訪れ、昼があり、夜になり、また朝が来ます。太陽が現れ、そして、⽉も出ます。季節も変わっていきます。春が訪れると植物が芽吹き、若葉が出ます。動物もいっせいに活動を始めます。梅⾬があって、暑い夏の訪れと共に蝉が現れます。秋には⽣物は冬⽀度を始め、植物は紅葉します。冬には落葉樹は葉を落とし、寒い冬を静かに迎えます。この現象は毎年繰り返されます。植物は⾃分の種⼦を⼤地に落とし、⼦孫を作ります。動物も交配し⼦孫を残します。この現象は⽣物の誕⽣以来何⼗億年という⻑い年⽉繰り繰り返され続けて来ました。これは、秩序⽴って起こっている現象です。つまり、⾃然や⽣態系は⼀⾒同じものがなく無秩序なのですが、⾏動はまることに秩序⽴って繰り返されています。ところが、この秩序⽴った⾃然が化学物質の出現によって無秩序に暴⾛し始めているのです。今、これをくい⽌めなければ地球全体が甚⼤な打撃を受けることは明⽩なことでしょう。私は、この化学物質の暴⾛に⽴ち向かうための武器として野⽣植物を選択し、超還元⼒を有する植物ミネラルマグマを開発致しました。なぜ、野⽣植物なのかと⾔いますと、野生動物には現代人が陥っている癌をはじめとする現代病がほとんど生じていないといわれます。しかし、私たちの現代⽣活で今、最も⽋乏しているものは野⽣です。⾃然界の⽣きものを私たち現代⼈は本当に摂取しなくなり、ひたすら⼈⼯養殖化されたものばかりに囲まれた⽣活をしています。秩序⽴った化学物質が⼀⾒、使い易く便利であることから、後先考えずに使い、⻭⽌めが利かない程普及してしまったのが現状です。でも、私たちは⽣きものです。⽣きものには野生の⽣きものが必要です。それ故、私は野生動物の食べ物である野⽣植物を無毒化した安全なものの提供をまず考えました。その⽅法は加熱です。これによって有機毒性は完全に消失します。しかし、熱を加えるという⾏為は酸化ですから、その酸化を除去することが必要となり、熔融マグマ化しました。その結果、安全な減酸素状態の還元物質である植物ミネラルマグマが誕⽣しました。この「超野⽣⼒」の植物ミネラルマグマを現代⽣活全般に上⼿に活⽤することで、有害作⽤をもたらしている化学物質に頼らない⽣命活動を送ることができると考えております。この植物ミネラルマグマをさまざまな分野でご利⽤いただければと考え、このブログ「身の丈の考察」を立ち上げました。2021年3月21日中山栄基
テーマ: ブログ
健康・ヘルスケア
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